サイバーホビー T-34/85(第112工場製・1944年型) 製作記④

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

ドラゴン・サイバーホビーより、ドイツ軍仕様のT-34/85を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は砲塔を進めた。

今回は残る車体上部の修復・組み立てを行い、全体の組み立て作業を終えよう。

レーナ
レーナ

ようやく組み立て終了。

今回の範囲も以前の76mm砲装備型と同じような内容かな?

アドルフ
アドルフ

パーツ構成が似ているだけで、形は異なる部分が多いですな。

なので過去の76mm砲装備型は大まかな流れしか参考にならないかと。

ヴァルダ
ヴァルダ

T-34も76mm砲装備型だけで随分と差異があるからね。

85mm砲装備型なら尚更だ。

今回は組み立てというより、補修作業がメインになるけどね。

それでは作戦を再開する。

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装備品を撤去する

アドルフ
アドルフ

このキットのボックスアートに描かれた車輌はほとんどの装備品が外されています。

ただ塗装図の車輌はフル装備となっていますな。

レーナ
レーナ

ええっとこれは……。

アドルフ
アドルフ

どうもググッたら出てきた当該車輌らしき画像を見たところ、ほとんどの装備は外されているようです。

なのでキットでも外してみましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

しかし過去の筆者はフル装備で組もうとしたらしく、装備はある程度接着されていた。

まずは燃料タンクから。

幸い接着が甘かったので、慎重に取り外して取り付け穴はプラ板を突っ込んで埋めてしまおう。

レーナ
レーナ

方針転換……。

ヴァルダ
ヴァルダ

というより、過去の筆者は穴埋め作業に関する技術が不足していた。

なので穴埋めが億劫に感じたようで、装備を取り付けようとしたみたいだ。

アドルフ
アドルフ

キットによっては装備を取り付ける場合は内側から穴開けをする……

みたいなものもありますが、このキットは最初から取り付け穴が設けられていましたな。

アドルフ
アドルフ

整形後はこんな感じに。

……埋まっているのか不安ですな。

燃料タンクラックの跡も残っていますし。

ヴァルダ
ヴァルダ

多少の凸凹はウェザリング時にダメージ表現として処理してしまおう。

取っ手を削り込む

アドルフ
アドルフ

後部パネルのハッチは取っ手がありますが、埋まっていて板状になっています。

いつもなら真鍮線で置き換えですが……

今回は板状のプラ成型品を彫り込んで、プラのままで取っ手のように見せてみましょう。

レーナ
レーナ

オーバースケール感が出ないように掘り込んでみたけど……

逆に今度はちゃちい感じに。

作り直したほうがよかったかな?

後部フェンダーを撤去する

アドルフ
アドルフ

キットでは特に指定されていませんが、後部フェンダーを切り取って撤去してしまいます。

モールド部分に沿って切れ込みを入れつつ……。

ヴァルダ
ヴァルダ

前部フェンダーが外されている&実際の当該車輌らしきものではついていないように見えたので、こんな形になった。

ここは本体パーツを間違えて切り刻まないようにしよう。

車体下部側にもフェンダーパーツと思われる部分があるので、それも後で切り取っておく。

車体前側の加工

アドルフ
アドルフ

続いて前側に移動。

ここも装備品を撤去していきます。

ヴァルダ
ヴァルダ

当該車輌らしき画像を参考にして、キットの指定と変更した部分は……

  • ホーンは丸ごと撤去
  • ライトは基部だけ残して、本体は撤去
  • 手すりは最後部のものを撤去
  • 雑具箱も撤去(これは車体右後部のものも同様)

といった感じだ。

レーナ
レーナ

ノコギリパーツはどうするの?

留め具部分と本体が一体成型されているけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

切り出す前に留め具部分に接着剤を点付け。

そのまま仮留めして、各留め具の接着位置に跡をつける。

その後ノコギリ本体部分を切削して留め具部分だけ残すような形にする。

アドルフ
アドルフ

このノコギリ、留め具部分が4パーツに分かれていますからね。

先にバラバラにしてしまうと、接着位置がわかりづらいという。

ヴァルダ
ヴァルダ

特に上部左右の極小パーツに注意だ。

アドルフ
アドルフ

続いて右側に。

こちらもなにやら手を加えていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここは……

  • 前部フェンダーを左右共に撤去する
  • 正面の予備履帯取り付け部分の穴を伸ばしランナーで埋める
  • 機銃パーツもこの車輌はないようなので撤去
  • 機銃マウント部分、操縦手ハッチ部分に溶きパテで鋳造表現
  • 当該車輌らしき画像ではなぜかアンテナ基部らしきものが写っていたので、Aランナーに含まれていた余剰パーツで基部のみ取り付け、アンテナ取り付け穴は伸ばしランナーで埋めておいた

……といった感じに。

レーナ
レーナ

装備を撤去してすっきりさせているはずなのに、逆にゴチャゴチャしてきたような。

アドルフ
アドルフ

このあたりも、本来穴埋めとかが苦手な過去の筆者がフル装備予定で組んでいましたからね。

ヴァルダ
ヴァルダ

このキットでは前部フェンダーが角型のものが一体成型されている。

ただどうやら角型フェンダーは大戦後~末期からよく見られるようになったらしい。

逆に初期のT-34/85は76みたいな丸型の前部フェンダーだったとか。

アドルフ
アドルフ

ドラゴン・サイバーホビーのT-34/85は角型フェンダーが一体成型されたものばかりのようですな。

そういう事情もあってか、今回はフェンダーが撤去された車輌をモチーフにキット化されたのかもしれません。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここまで組んで全体はこんな感じに。

いつもなら車体上下は先に合わせてから各部に手を加えるけど、今回は別々に進めた。

レーナ
レーナ

本当は手すりとかは後回しにしたほうがいいんだよね。

筆者も加工中にいつの間にか手すりに力を加えて、押しつぶしたりしていたような。

操縦手ハッチの加工

ヴァルダ
ヴァルダ

最後にもう一点だけ加工。

操縦手ハッチのペリスコープバイザーが完全に閉まっていたので、これではハッチを閉めたら前が見えない。

過去の筆者によって接着されていたので諦めようかと思ったが、タミヤエナメルの溶剤を流し込んだら接着箇所が外れてくれた。

なので開けた形に変更することに。

レーナ
レーナ

前が見えねェ。

アドルフ
アドルフ

今では子供向けアニメとなったあの漫画、元は青年誌の連載作品だったようですな。

その影響か今では考えられないような描写が……。

ヴァルダ
ヴァルダ

組長先生とかはその名残かもしれないね。

……話をT-34の操縦手ハッチに戻そう。

このキット、そのままだと中ペリスコープ部分が再現されていない。

何かないかジャンクパーツを漁ったところ、同じドラゴン・サイバーホビーのT-34用Aランナーにペリスコープパーツらしきものがあった。

今回はそれを加工して接着している。

アドルフ
アドルフ

どうも過去の筆者がスコープバイザーを閉じて組んだのはそれが原因のようですな。

加工ができず、バイザーを閉めて組もうとしたという。

レーナ
レーナ

開けるとぺリスコープの塗り分けをしないといけなくなるというのもありそうだけど。

今回の戦果

ヴァルダ
ヴァルダ

車体上下と砲塔を合わせて形に。

これで組み立て完了としよう。

レーナ
レーナ

なるべく簡単に……

と思いきや、結局あちこち手を加える形に。

アドルフ
アドルフ

これでも足周りなんかは基本的にキットのままですな。

T-34に詳しい方からすると、ツッコミどころ満載なのかもしれません。

ヴァルダ
ヴァルダ

これ以上手を加えるとまた放置ルート入りする。

今回はこれで組み立て完了として、作業は中断。

次回は塗装になるだろう。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

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