イタレリ メッサーシュミットBf110C-3/C-4 製作記②

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

イタレリ社より発売されています、メッサーシュミットBf110のC型を組んでいきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は組みかけの残骸を発掘・確認した。

今回は破損箇所の修復などをしつつ、一気に形にしてしまおう。

レーナ
レーナ

細かい違いはあるけど、大まかな流れは過去に組んだ同社製品と同じなんだよね。

過去作はG型とタミヤ箱のE型を組んでいるけど、これはE型のが近いかな?

アドルフ
アドルフ

おそらく。

というかタミヤ箱のE型は機首など、寧ろC/D型に近い形をしていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回のキットとの違いは増槽の有無ぐらいだ。

それでは作戦を開始する。

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本体を形にする

アドルフ
アドルフ

組み立て済みの機内は過去のE型とほぼ同じなので、そちらを参考にしていただければ幸いです。

まずはバラバラのパーツを合わせて、とりあえず本体を士の字に。

本キットは凸モールドなので、彫り直さない場合は接着剤のはみ出しに注意です。

ヴァルダ
ヴァルダ

昔の筆者は胴体後部も合わせ目を消すつもりだったみたいだけど……

最近の作品に合わせて、今回は合わせ目を彫り直した。

スジボリ堂のガイドテープとBMCタガネを使っている。

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レーナ
レーナ

……なんか後ろで筆者が何か伝えたがっているんだけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

あれだね。

このキットはG型と共用の主翼パーツを使っているらしく……

C型では不要な凸モールドがエンジン接続部に残っている。

それを削り落としておこう。

アドルフ
アドルフ

確か右エンジンの左側にある吸気口と、左右エンジン上部にある丸いパーツの取り付け位置を示したものですな。

その他部品の取り付け

アドルフ
アドルフ

各パーツを準備します。

このキットには爆弾パーツもセットされており、過去の筆者も貼り合わせ済みですが……

今回はボックスアートに合わせた純粋な駆逐機スタイルで組むので、取り付けはしません。

レーナ
レーナ

E型から本格的な戦闘爆撃機になったけど、C型でもオプションで装備していたんだっけ。

アドルフ
アドルフ

D型も並行生産されていましたし、この辺り少々ややこしいですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

まずはエンジン周り。

  • 排気管はただの棒状になっているので、排気口部分を1.0mmピンバイスで凹みをつけて再現
  • 取り付け部分もぴったりはめ込むだけなので、プラ板で裏打ちしてから接着

といった感じに。

プラ板は加工と曲げがしやすい薄手のものを使うといいだろう。

内部は微妙に反っているからね。

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アドルフ
アドルフ

筆者が使用したのはタミヤのセット商品のやつですな。

公式HPによると、これに含まれる一番薄いものは0.3mm厚のようです。

風防の削りこみ

ヴァルダ
ヴァルダ

今までのイタレリ製Bf110でも筆者を悩ませた風防。

操縦席部分は板状に分割されており、開いた状態にもできる。

ただ閉めた状態にしようとすると、パーツの合いが妙に悪くてうまくいかない。

レーナ
レーナ

一番上の42C番パーツが特に気になるかな?

角が丸まっていて隙間ができるし、なんか前後幅があるからかうまく収まらないし。

ヴァルダ
ヴァルダ

とりあえず簡易的に加工してみることに。

  • 42C番パーツ(風防天面)の前後を真っ直ぐ削りこみ。角が立つようにする
  • 41C番パーツ(風防前面)の下面と側面を斜めに削り、本体や風防側面と角度が合うようにする

といった感じに。

クリアーパーツなので、削る際は窓部分に傷を入れないよう注意。

アドルフ
アドルフ

真っ直ぐ削って面を出すことになるので、ここは鉄ヤスリや板付きヤスリの出番ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

取り付けるとこんな感じに。

まだ少し隙間が残っているけど、これ以上時間をかけても進まないので今回はこれで行く。

アドルフ
アドルフ

風防の後部と側面パーツは無加工です。

先にそれらを接着して位置決めしていますな。

主脚の修復

アドルフ
アドルフ

主脚周りの組み立て。

ここは筆者は塗装も済ませていましたが、保管が適当だったので折っていますな。

急遽修復しています。

ヴァルダ
ヴァルダ

とはいっても、接着し直しているだけなんだけどね。

このキット、主脚の破片が消息不明で今日まで進まなかった。

ただ捜索したところ、別キットの箱に混ぜていただけだったというやつだ。

レーナ
レーナ

そういう展開、前にもなかったっけ。

アドルフ
アドルフ

主脚カバー内部は押し出しピン跡があったので、これは削って均しています。

浅いものなのでパテ等は使わず、簡易的に処理してしまいましょう。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

細かい部品は一部イモ付けとなっています。

ゲート跡をピン代わりに残し、機体本体にピンバイスで取り付け用の凹みを作成。

接着時の強度を確保します。

塗装の際に邪魔なので、接着は後回しにしますが。

ヴァルダ
ヴァルダ

エンジンやプロペラはこの段階で本体にセット。

プロペラ周りの塗り分けを考えて、塗装後の接着も考えたけど……

こちらは細かいパーツ達とは反対にパーツの合いがあまり良くないので、先に全部接着してしまった。

アドルフ
アドルフ

エンジンパーツは内部の突起を噛み合わせることで本体と接続しますが、それも合いがあまりよくなかったですな。

噛み合わせ部分を少し削ったりして合わせています。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回は塗装作業になる予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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