ドラゴン社の1/35スケール、シャーマン ファイアフライVCを作っていきます。
前回は塗装・マーキングが済んだ。
今回はウェザリングを行って完成させよう。
ようやく完成。
……なんだけど、なんか在庫が減っていないのは気のせいかな?
今月の戦果はこのファイアフライ合わせて4つ完成。
2つ購入となっています。
作るは難し。
積むは易し。
タミヤエナメルのウェザリング
まずはタミヤエナメルを使ったウェザリングから。
筆者いつものパターン
スミ入れ兼ウォッシング・ドライブラシ・オイル染みの3点セットとなっている。
ウォッシング・ドライブラシは共にタミヤエナメルのバフ。
前者はところどころスミ入れ用ブラウンも使っているけど。
オイルは作りおきしておいた塗料ですな。
詳しくは過去記事を参照に……。
シャーマン系列はエンジンデッキ部分が広いから、なんか変化をつけたくなる感じ。
他のモデラーさんの作例なんかだと、荷物を積んでいるものが多い気がするね。
ウェザリングカラーを用いた車体上部のウェザリング
車体上部の錆び、傷はウェザリングカラーで。
前者はステインブラウン&ラストオレンジ。
後者はグランドブラウンですな。
雨だれも今回グランドブラウンで再現しています。
これも詳しくは過去記事参照。
雨だれ部分はガイアノーツのフィニッシュマスターが便利ですな。
平面な綿棒的なもので、真っ直ぐ拭き取るのには都合がいいです。
足回りの汚れ
上面のウェザリングが終わったら、今度は下部の汚しに。
ウェザリングカラーのグレイッシュブラウンをメインに、サンディウォッシュを少々混ぜて使っている。
適当にペタペタ塗って擦ってぼかして……。
綺麗に混ぜるのではなく、ところどころ変化をつけつつ……。
夏の西部戦線をイメージして、あまり泥っぽい感じにはしないようにしています。
筆者が早く完成させたがっているから、そのまま最後の作業へ進むよ。
全体につや消しクリアーを吹き付けつつ、ザラついたキット表面にウェザリングマスターを擦り付ける。
Aセットのサンドを足回りに。
Bセットのスートを砲身根本と砲口に使ってアクセントに。
これでようやくファイアフライが完成です。
以下、ギャラリーとなります。
ドラゴン シャーマン ファイアフライVC 完成!
シャーマン系列ってほとんどグリーンの単色だから、ちょっと新鮮な感じ。
他の鹵獲兵器同様、M4シャーマンもPzKpfw M4 748(a)という名称が与えられている。
ファイアフライもこの中に含まれているようだね。
元がアメリカ製なので(a)となっているわけですな。
先に完成していたチャーチルMk.IIIと。
なんか最近鹵獲兵器の製作が多いような。
筆者がいくらドイツ軍兵器が好きと言っても、さすがに同じものばかりだと飽きますからね。
こんな感じで気分転換を。
T-34なんかはまだまだ在庫がある。
そのうち機会があったら紹介しよう。
作ってみた感想のコーナー
半ば放棄された状態から無事完成にこぎつけましたな。
ドラゴンの古いキットらしくオプションなどはなく、比較的少なめの部品数が特徴。
ただ一部工具類などパーツの表面に押し出しピン跡があったりする箇所が気になるね。
今はこのドラゴン社も別バージョンを出したり、その他各社も新しいキットが出ているけど……。
キットの寸法とかに関しては筆者はあまり詳しくないからなんともいえませんね。
ただ
「古いキットでも仕上げ方では今回のようになるのでは」
と筆者は語っている。
今回の完成品をどう思うかは人それぞれだけど。
学校のテストと違って、こういうのは正解がないからね。
「何がかっこいいか」
っていうのも人によって変わってくるし。
ファイアフライが無事完成したところで今回は終わりにしよう。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット