フジミ 流星改 製作記⑤(完成)

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

フジミの艦上攻撃機・流星改を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は塗装とマーキングを済ませた。

今回は仕上げのウェザリングを行い、完成に持ち込もう。

レーナ
レーナ

やっと完成。

長かったような。

アドルフ
アドルフ

筆者が他キットと並行製作しているので、中々進まなかったというやつです。

ヴァルダ
ヴァルダ

そのぶん後続の記事の材料は揃ったみたいだけどね。

それでは流星改がどうなるのか、確かめていこう。

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一部の後始末

アドルフ
アドルフ

前回の最後の画像を見ていただいた方は気づいたかもしれませんが……

作業中に筆者がピトー管を折ってしまっています。

そんなに遠くに飛んだわけではなさそうですが、捜索しても見つからず。

レーナ
レーナ

いつものパターンかぁ。

アドルフ
アドルフ

なので洋白パイプや真鍮パイプで自作することに。

それとキットではプロペラ先端の警戒線の塗装指示が抜けていました。

これも急遽筆塗りして再現しています。

ヴァルダ
ヴァルダ

並行製作していたこともあるけど、ここでのトラブルもあって順調に遅れが生じていた。

どうしても並行すると集中力が落ちたり、作業台が散らかって余計なことが発生しがちだ。

アドルフ
アドルフ

道具の洗浄など、塗料の切り替えの手間が少なくなるのはいいんですけどね。

小面積の塗装なんかは並行したほうが効率が上がりますな。

ウェザリング!

アドルフ
アドルフ

ここまできたらようやくいつものウェザリング。

詳しくは過去記事を参照に……。

ヴァルダ
ヴァルダ

日本機らしく、今回は銀剥げ部分を多めに施している。

デカールがパリパリしていて剥がれやすかったから、それを隠す意味もあるけどね。

銀剥げ部分はいつも通り、タミヤエナメルのクロームシルバーを使っている。

人が触れそうな場所や可動部分、角や振動とかが加わりそうな場所を中心に施すとそれらしくなるかな。

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最終組み立て

アドルフ
アドルフ

後はつや消しを吹いて完成ですな。

この辺りで主脚なども組んでしまいましょう。

レーナ
レーナ

なんかうまく脚パーツが入らないんだけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

外側の小さい脚カバーである8番・11番パーツは脚本体と干渉しやすい。

筆者は当初垂直に取り付けていたけど、若干斜めにしたほうがよさそうだ。

アドルフ
アドルフ

それと脚本体も少し接着部分に遊びがあるからか、変な角度がつきやすいですな。

筆者も完成後に左右で違う角度がついてしまい、急遽修正したのだとか。

アドルフ
アドルフ

そしてつや消しクリアーを吹いて、窓のマスキングを剥がして完成です。

実際は風防内部に塗料が吹き込んで曇っていたので、一度外して修正していますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

魚雷取り付け部分の穴から吹き込んだのかもしれない。

このキットは床板部分と胴体部分の隙間があるから、一気に風防側まで吹き込んだ可能性も。

レーナ
レーナ

幸い風防周りはパテを使っていないから、着脱も楽だったり。

完成品は以下のギャラリーから……。

フジミ 艦上攻撃機 流星改 完成!

アドルフ
アドルフ

流星改の特徴とも言える逆ガルウィング。

これは爆弾倉による胴体下の空間を確保しつつ、主脚を短くして強度を確保する目的があったようですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

逆ガルウィングは他にもF4UコルセアやJu87スツーカなんかで見られる。

  • 大直径のプロペラを採用できる
  • 下方視界を得やすい

などのメリットがあったようだ。

アドルフ
アドルフ

九七艦攻や天山と並べて、帝国海軍攻撃機の系譜を。

華奢な九七艦攻から力強いシルエットの天山に。

流星は艦爆との統合で軽快さも求められたからか、またスマートな見た目に戻っていますな。

レーナ
レーナ

艦爆達は?

アドルフ
アドルフ

ここでまだ九九艦爆を作っていないのと、筆者が彗星艦爆をどこにしまったか失念してしまい……。

ヴァルダ
ヴァルダ

積み山が減ってきた代わりに、完成品入りの箱が大量に増えてきた。

もしかしたら最下層に保管されてしまったのかもしれない。

作ってみた感想のコーナー

レーナ
レーナ

随分時間がかかったなぁ。

他のと並行していたみたいだけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者の感想としては……

  • 1/72スケールの流星の貴重なキット。他には簡易インジェクションとかしかなかった気がする
  • 少しバリが気になるものの、各部の合いはそこまで悪くない。特に風防が無修正でいけたのは大きい
  • 各部のバリとヒケが目立つ。埋めたり切り取ったりする必要があるので初心者はびっくりするかもしれない(というかここの開設以前に筆者は一度それで断念している)
  • 機首周りなど、そのままの組み立て指示だと塗装に難儀したりする。筆者は一部手を加えて手順を変えた

といった感じ。

他の1/72航空機キットと少し異なる部品構成なので、筆者はそこで手こずったというか。

おそらく爆弾倉内を再現しているのが原因だろう。

アドルフ
アドルフ

爆弾倉内はコクピット床板と一体なので、やや押し出しピン跡が目立ちますな。

今回は扉を閉じた雷装なので内部処理は省略しています。

レーナ
レーナ

今回のキット(品番F-2)は魚雷しか付属しないんだよね。

現行品(品番C-36)は爆弾との選択式になっているようだけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

やや古いこともあってか、筆者もいくつか注意点を見つけた。

  • そのまま指示通り機首を組むと塗り分けが難しくなる。筆者は軸裏に改造を施し、プロペラを後付け可能に
  • 操縦席の計器盤は宙吊りで強度に難あり。筆者は裏側からエポパテを詰めて補強
  • 説明書にも記載されているが、尾輪周りはヒケによる大きな凹みができる。ここはパテやら伸ばしランナーやらで埋める
  • 尾輪自体も普通にはめ込みにくいので、取り付け軸周りなどを削って調整が必要
  • 主脚周りは遊びがあるので左右で角度がズレないように注意。脚カバーも脚本体と干渉しやすいので、取り付け角度に注意

などなど。

レーナ
レーナ

筆者は姉妹キットである試製流星を一度放棄しているんだよね。

そういうのが当時解決できなくて。

ヴァルダ
ヴァルダ

その放棄キットが、実は今回裏で並行していたものなんだ。

流星改はここで終了。

次回はそのサルベージ品を紹介予定だ。

レーナ
レーナ

次回もお楽しみに~。

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