イタレリ サヴォイア・マルケッティSM.79スパルヴィエーロ 製作記①

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航空機等製作記
レーナ
レーナ

模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

アドルフ
アドルフ

前回は筆者が長年放置していた、イタレリのフィアットCR.42ファルコのドイツ軍仕様が完成しましたな。

今回は……。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここしばらくイタリアの航空機が連続していた。

今回もイタリア航空機になる。

レーナ
レーナ

ワンパターンな展開が続くなぁ。

他のジャンルの読者が逃げちゃうよ。

アドルフ
アドルフ

筆者自身も気になっているので、おそらくここで航空機連続は一旦終了するかと。

それと本日は月末です。

恒例の集計を最後に掲載しましょう。

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今回のお題 イタレリ サヴォイア・マルケッティSM.79スパルヴィエーロ

ヴァルダ
ヴァルダ

今回作るのはこちら。

イタレリより

サヴォイア・マルケッティSM.79スパルヴィエーロ

だ。

アドルフ
アドルフ

このキットは……。

レーナ
レーナ

あれ、なんか心当たりがあるかな?

アドルフ
アドルフ

ここを開設して一年してから間もない頃に筆者が購入したものですな。

ようやく出番が来ましたか。

レーナ
レーナ

ここの開設が2019年だから、一年後は2020年。

今が2025年だから、もう5年も放置しているという。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者の自宅近所の中古品店で投売りされていたものだ。

当時の筆者はろくに多発機を作る技術もないのに値段に釣られて購入。

それが現在ようやく引っ張り出されてきたというやつだ。

サヴォイア・マルケッティSM.79スパルヴィエーロとは?

ヴァルダ
ヴァルダ

この機体は第二次世界大戦期に活躍したイタリアの爆撃機・雷撃機だ。

愛称のスパルヴィエーロはイタリア語でハイタカを意味する。

レーナ
レーナ

猛禽類の名前は飛行機には定番だね。

ヴァルダ
ヴァルダ

この機体は元々エアレースに出場する目的で作られた民間の旅客機だった。

性能は良好で、この機体に興味を示した軍が爆撃機として開発を指示。

原型の民間仕様が1934年に初飛行したのに対し、軍用機型は1936年ごろに完成・初飛行する。

レーナ
レーナ

民間の旅客機から軍用の爆撃機に……

この辺りはドイツ軍のHe111やDo17とかとちょっと似ているかな。

3発なのも、Ju52っぽいような。

アドルフ
アドルフ

ドイツ軍の場合はヴェルサイユ条約をかわす為に、爆撃機を旅客機名目で開発したと言う事情がありますけどね。

エンジン出力の都合で双発には出来ず、3発にしたのはJu52と共通のようですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

完成した爆撃機型のSM.79はまず1930年代後半のスペイン内戦に投入され、当時としては高い運動性能や高速性能で活躍。

続く第二次世界大戦にも投入されたが、この時期には爆撃機としての性能に限界が見え始める。

そこで魚雷を装備した雷撃機としての運用がメインになり、主に地中海方面での対艦攻撃に使用されるように。

今回のキットはこの雷撃機型を再現したものとなっている。

アドルフ
アドルフ

寧ろこの雷撃機としての活躍の方が有名なのだとか。

それと後継機としてSM.84が存在しますが……

後期生産型の本機よりも低性能だったらしく、事実上の主力機としてSM.79の運用が大戦後半まで続くことに。

ヴァルダ
ヴァルダ

消耗が激しかったのか、1943年のイタリア降伏までには60機ほどしか残っていなかったと伝えられている。

残った機体は枢軸国陣営のイタリア社会共和国空軍と連合軍陣営のイタリア共同交戦空軍双方で使われ、戦後のイタリア共和国軍でも50年代ごろまで使用されたとのこと。

レーナ
レーナ

この辺りは他のイタリア機同様で……。

ヴァルダ
ヴァルダ

大戦期のイタリア軍爆撃機代表ともいえるサヴォイア・マルケッティSM.79。

地中海方面で勇名を馳せた雷撃機仕様を、本場イタレリのキットで再現してみよう。

箱の中身を確認する

ヴァルダ
ヴァルダ

それでは開封。

中身はこんな感じだ。

中古品で前の持ち主が開封したのか、袋はなくそのままのパーツが入っていた。

アドルフ
アドルフ

プラランナーは2枚でクリアーパーツランナーは1枚。

それ以外には説明書とデカールシートですな。

比較的近年のキットなのか、モールドは凹モールドです。

レーナ
レーナ

キットの箱には2003年って書いてあるから、それが初版なのかな?

バリエーションとかは……。

アドルフ
アドルフ

爆撃機型とか後期生産型の派生キットがあるようですが、どうもこの雷撃機型のキットがイタレリ製SM.79の一番手のようで……

2025年10月現在の情報によると、2023年に発売された爆撃機型(品番1412)が一連の派生キットの中で最新のもののようです。

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ヴァルダ
ヴァルダ

付属のデカール。

中古品なので少々汚れているが、おそらく問題なく使えるだろう。

シートにはお馴染みカルトグラフ製デカールであることが記載されている。

レーナ
レーナ

高品質デカールでお馴染みだね。

イタレリはこのおかげでマーキングに関しては国産キット以上にやりやすいという。

ヴァルダ
ヴァルダ

塗装はイタリア空軍所属機の4種類が収録されている。

1種類は上下単色のツートンなので、迷彩が苦手な人も安心だ。

レーナ
レーナ

後の3種類はこの時期のイタリア機によく見られた斑迷彩だね。

機体サイズもそこそこあるし、少し大変そうな。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はボックスアートに描かれている機体にしてみよう。

地中海の白波に溶け込むためか、機体前面にも下面のライトグレー塗装が回りこんでいるのが特徴的だ。

次回、製作開始!

ヴァルダ
ヴァルダ

と言うわけで今回はここまで。

次回から作業をして、詳しい内容を見ていこう。

レーナ
レーナ

多発の爆撃機・雷撃機ってなるとちょっと面倒なことになりそうだよね。

窓枠のマスキングが多くなったり。

アドルフ
アドルフ

筆者が爆撃機キットを後回しにするのはそれが原因だったりしますな。

ただ好みの点では筆者は戦闘機より爆撃機派のようですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

この辺りはHe111やJu88などを何機も組んで経験を積んできた。

問題は今回始めて組む機種であるのと、パーツ精度が気になることの多いイタレリ製品であることなんだけどね。

レーナ
レーナ

筆者はここ最近のイタレリ製キットでだいぶ気力を削られているからなぁ。

長さの合わない複葉機の支柱や、隙間のできる戦車の装甲板などなど……。

ヴァルダ
ヴァルダ

ともかく、この辺りは実際に組んで確かめることになるだろう。

それでは終了の前に、今月の集計をとる。

月末恒例 今月の戦果

アドルフ
アドルフ

2025年10月の戦果は……

  • 購入 2(九九式艦上爆撃機二二型、Ju88G-6)
  • 完成 4(九九式艦上爆撃機二二型、CR.42×2、SM.79)

ですな。

全て航空機となっています。

レーナ
レーナ

今月も2つ購入。

艦爆はすぐ完成したし、結果的には2個消費に。

……というかSM.79がもうできあがっているし。

ヴァルダ
ヴァルダ

先月のP40と同じパターンだ。

今月中の完成に間に合わせたくてね。

アドルフ
アドルフ

あちらも9月中の完成に間に合わせるため、製作記録は今月頭にずれ込んだというやつですな。

いずれにしろ、しばらくは更新のネタには困らなさそうです。

ヴァルダ
ヴァルダ

航空機ばかりだったので、これから紹介するSM.79以降は別のものを中心にしたいところだ。

戦車にMSにゾイドに、何が出るかは未定だけどね。

レーナ
レーナ

とりあえず……

来月も、お楽しみに~。

この記事で紹介しているキット

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