エアロチーム フィーゼラーFi156シュトルヒ(グラン・サッソ襲撃) 製作記④

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

エアロチーム(AERO TEAM)のフィーゼラーFi156シュトルヒを作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は風防や主翼を取り付けて、全体の組み立てを終えた。

今回は塗装とマーキングを施す。

レーナ
レーナ

問題の塗装。

今回は支柱を全部接着しているね。

どうするんだろう。

アドルフ
アドルフ

筆者に何か考えがあるようです。

ヴァルダ
ヴァルダ

詳しくは後述。

それでは作戦を再開しよう。

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塗装図の確認

アドルフ
アドルフ

本キットに付属の塗装図とデカール。

収録されているのはグラン・サッソ襲撃でムッソリーニらを乗せた機体1種類のみとなっています。

ヴァルダ
ヴァルダ

キットではRLM91ブラックグリーンと、聞きなれない色の単色で上面塗装が指示されている。

実際はスプリッター迷彩のようなので、今回はそちらにする予定だ。

レーナ
レーナ

このキットが発売されたときは資料が少なかったのかな?

下塗りから下面塗装まで

アドルフ
アドルフ

手始めに下塗りから。

  • 風防部分の下塗り→Mr.カラーのRLM02グレー
  • 全体の下塗り→クレオスのMr.サーフェイサー500番

と塗っていきます。

そのまま下面もMr.カラーのRLM65ライトブルーを吹き付けていきます。

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レーナ
レーナ

なんか一気に進んだね。

アドルフ
アドルフ

今回の機体は黄色や白の識別帯がないみたいです。

なのでその辺りのマスキングもせずに進めています。

筆でスプリッター迷彩を塗り分けてみる

ヴァルダ
ヴァルダ

シュトルヒは支柱周りがかなり入り組んでいて、いつもの吹きつけ塗装だとマスキングが大変に思えた。

そこで筆者が筆塗りの練習も兼ねて、このスプリッター迷彩をフリーハンドの筆塗りで済ませることに。

レーナ
レーナ

なんか新しい試みを。

ヴァルダ
ヴァルダ

使用したのは手持ちのMr.カラー、RLM71ダークグリーンとRLM70ブラックグリーン

おなじみのこれらで、ドイツ軍の標準的なスプリッター迷彩を筆塗り。

上の画像がその第1層目。

レーナ
レーナ

相変わらず、1層目は随分雑という。

アドルフ
アドルフ

一度に厚塗りせず、少しずつ重ねていくのがセオリーですからね。

またMr.カラーなど溶剤系アクリル塗料(ラッカー系塗料)の場合、あんまり長時間溶剤成分に曝していると先に塗った塗装も溶けてしまいます。

さっと塗って乾かすを繰り返していきましょう。

レーナ
レーナ

この辺りは以前ヘッツァーの筆塗りをしたから、それを参考にするといいかも。

アドルフ
アドルフ

何度か塗り重ねるとこんな感じに。

特に支柱周りが少し難しいですな。

マスキングをしない分、吹き付けるよりは簡単ですが。

レーナ
レーナ

窓周りがなんかサフ地のままで、ガサガサ感があるというか。

ヴァルダ
ヴァルダ

必要以上に塗料をつけたくないというのもある。

特にマスキング部分は筆塗りで大量の塗料を付着させると、テープの隙間から流れ込んだりする。

アドルフ
アドルフ

なによりマスキングした窓を塗り潰すのは無駄ですし。

筆を持っているので、ついでに細かいところも塗り分けてしまいましょう。

翼端灯は一度マスキングを剥がし、クリアーレッド・クリアーブルーで塗り分け。

クリアーランナーで自作した甲斐がありましたな。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

ついでにデカールも貼り付け。

中古品ですがまったく品質には問題ありません。

ヴァルダ
ヴァルダ

極薄でぴったり貼りついてくれる反面、破けたり丸まったりしやすい。

取り扱いには注意だ。

レーナ
レーナ

SU+LLのマーク。

ようやくムッソリーニ救出作戦に使われた機体になったね。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回は軽くウェザリングをして完成させよう。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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