コトブキヤHMM レッドホーン 製作記⑧

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ゾイド製作記
アドルフ
アドルフ

コトブキヤのHMMより、レッドホーンを作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は仮組み品の気になる部分を加工して、頭部や胴体ができあがった。

今回は残る尻尾と脚、武器を加工して塗装に入れる段階にしてみよう。

レーナ
レーナ

あれ、思ったよりは加工がすぐ終わったような。

アドルフ
アドルフ

ガンプラと違って、大きさの割りに切り貼りは少ないですからね。

今回の範囲で多少するだけです。

ヴァルダ
ヴァルダ

問題はこの後の工程なんだけどね。

それでは作戦を再開する。

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尻尾の加工

アドルフ
アドルフ

まずは尻尾パーツから。

根元であるG15・16番パーツは見える箇所に合わせ目があるので、接着して消してしまいます。

これは前回筆者が見落としていた合わせ目ですな。

レーナ
レーナ

ひっくり返したりしないと見えないから、無視しちゃってもいいかもね。

尻尾のフレーム部分はジョイントパーツを挟み込むスタイル。

ここはメンテナンスや塗り分けの手間を考えて、合わせ目接着はしないよ。

合わせ目をタガネで彫りこんで、モールドっぽくしてみることに。

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アドルフ
アドルフ

フレームの合わせ目は外からわずかしか見えませんし、塗装時に不便ですからね。

ウェザリング時にABS製のジョイントが破損したら、それこそ目も当てられない自体に。

ヴァルダ
ヴァルダ

パーツをはめ込んだままエナメル塗料なんか流し込んだら間違いなく破損する。

少々面倒だが、なるべく解体した状態で塗装作業をしたいところ。

アドルフ
アドルフ

先端のビークル搭載フレームも真っ二つです。

説明書の設定画でここはモールドを兼ねているようですが……

パイプディティールまで真っ二つなのは少し唐突感がありますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

というわけで元のパイプディティールを切削。

代わりにタミヤの2.0mmプラ丸棒を半円状に加工して、片側に接着。

これでパイプ部分は一体化されたように見せる。

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レーナ
レーナ

着脱時に引っ掛けてパイプが外れないように……。

アドルフ
アドルフ

ビームガンなどを取り付けて尻尾は組み立て終了とします。

これも胴体部分を合わせておきましょう。

レーナ
レーナ

頑丈なスナップフィット部分を着脱するのが面倒だなぁ。

やっぱりパーツオープナー・セパレーター系の工具がほしいかも。

脚部の加工

アドルフ
アドルフ

続いて脚部。

まずは前脚から。

モモのフレーム前側にモールドを跨いだ合わせ目があります。

ただここを接着するとヒザにある色違いのフレームが外せなくなりますな。

レーナ
レーナ

後ハメとか分割線変更とかするのかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

それも考えたけど、ここであまり後ハメの切削をすると保持力が足りなくなる。

それと上部は外装パーツでほとんど隠れてしまい、下部の長方形ディティール周りののみしか見えない。

わざわざこの極小面積のために大規模な加工をするのは割に合わない気がするね。

ヴァルダ
ヴァルダ

悩んだ末に筆者はこんな加工をしてみた。

例によって合わせ目をタガネで彫り直してモールド化。

長方形のモールドは角を落としながら彫り直して、正方形のモールドが2つ並んでいるような形にしてみた。

上部は外装で見えにくくなるから手付かずだ。

画像の左側が加工前。

右が加工後。

レーナ
レーナ

なんかすっごい単純な解決法に。

アドルフ
アドルフ

前述通り、あまり凝ったものにしても効果が薄いと判断しての結果です。

ちなみにここでは記事の中盤辺りに掲載していますが、実際は最後の最後に加工を終えたようです。

アドルフ
アドルフ

後ろ脚はモモ後部にある合わせ目をタガネで彫りモールド化。

それとパイプ基部の合わせ目を消しています。

こちらも筆者が前回見落としていたようですな。

レーナ
レーナ

蹄の肉抜き穴は前回パテを盛った箇所だね。

切削して平らにして……。

ヴァルダ
ヴァルダ

切削の仕方によってはパテ部分に凹みができるかもしれない。

外から目立つものではないし、あまり神経質にならなくてもいいだろう。

背面武器の加工

アドルフ
アドルフ

続いて背面の武器2種類。

ここが最大の難所になりそうですな。

まずは2連装砲。

色違いの部品を互いに挟み込んでいきます。

レーナ
レーナ

ここはそんなに強度がいらない箇所だから多少の切り貼りは問題ないはず。

レッツ・後ハメ!

ヴァルダ
ヴァルダ

ということで加工後はこんな感じ。

黒いパーツは砲身の間に入るF8・F10番パーツを除き、抜け留め箇所を切り落としてスライド接続できるように。

赤い砲身部品はF8・F10番パーツに挟まれるC9・C10番パーツの細い箇所を真っ二つに分割する。

これで逆にF8・F10番パーツをC9・C10番パーツで挟み込むことができるようになった。

レーナ
レーナ

ちょっとややこしいけど、とにかく合わせ目接着して筒状になった各部品を外から押し込んで繋げられるようにした感じかな。

アドルフ
アドルフ

これで加工は終了。

合わせ目接着して問題ないですな。

アドルフ
アドルフ

続いて連装砲の基部。

上部のシリンダー付き部分はそのまま合わせ目接着をしてしまいます。

問題は下部の胴体側との接続箇所ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

平坦な後ろ側はともかく、一段高くなった前側のモールド化は少し唐突に感じてね。

ここはまずテープを貼り付けて段になった箇所をトレースして、それを参考にプラ板を切り出す。

ヴァルダ
ヴァルダ

元の段部分はモールドを彫りこんで印をつけた後、削って平坦に。

残った印を参考にして、プラ板で作った段をパーツ片側に貼り付ける。

これで合わせ目位置を変更して違和感を少なくできた。

レーナ
レーナ

脚も当初はこんな感じのを考えたみたいだね。

あっちは段部分が長方形で強度が出せなさそうだったから、お茶を濁した感じになったけど。

アドルフ
アドルフ

あまり細長いのだと着脱時に破損しやすいですからね。

アドルフ
アドルフ

続いてリニアキャノン。

本体は真っ二つですが、後部はモールドを兼ねた合わせ目になっています。

砲口周りの先端を合わせ目接着しておくだけでよいかと。

前側の側面は別パーツの外装を貼り付けるので、こちらもそこまで神経質に処理する必要はありませんな。

レーナ
レーナ

ミサイルポッド部や接続部も合わせ目を接着して……

これも連装砲同様、接続部に段を跨いだ合わせ目があるよ。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここも唐突感を減らすための加工を。

段部分をエッチングノコで切り出し。片側に接着して分割線を変更。

ノコの切りしろで隙間ができるので、それは一度プラ板を貼り付けてから整形して埋め直してみよう。

レーナ
レーナ

ここはごちゃごちゃした感じに……。

ヴァルダ
ヴァルダ

段部分を整形するとこんな感じ。

下にある合わせ目はモールド化。

これで違和感は少なくなったはずだ。

レーナ
レーナ

筆者がガンプラでよくやる分割線変更タイプの後ハメ加工だね。

ちょっと手間だけど。

アドルフ
アドルフ

整形作業などそれなりに時間がかかりますな。

なので他の部分は簡易的な加工になったり……。

ヴァルダ
ヴァルダ

後部は逆に凹んだ箇所に合わせ目がある。

ここは上からプラ板を貼り付けて隠した。

片側にしか接着していないので、部品の分解にも支障はない。

レーナ
レーナ

ただ薄いから取り扱いに注意しないと。

分解時に薄いプラ板部分を曲げたり叩き割ったりしないように……。

アドルフ
アドルフ

脚のモールドを簡易的に済ませたのは先にこれを見ていたからですな。

アドルフ
アドルフ

とにかくこれで武器の加工は終了です。

ヴァルダ
ヴァルダ

2連装砲は先ほどよりも更に内部を削り込んでいる。

というのも、内部にはみ出た接着剤で部品がうまくはまらなくなってね。

無理にはめようとすると、後で合わせ目接着箇所に負荷がかかって剥がれてくる可能性もある。

面倒なことになるのを防ぐため、気持ち緩めに調整だ。

レーナ
レーナ

かなり緩々に。

これは完成直前に接着したほうがいいかも。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

今回加工した部品を胴体に取り付け。

これで完了ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

胴体にある脚の接続軸は真っ二つだったけど、部品を組むと外からほとんど見えなくなった。

なので合わせ目接着はしていない。

レーナ
レーナ

結局合わせ目部分はほとんど接着かモールド化で済ませているんだよね。

ヴァルダ
ヴァルダ

強度優先でなるべく切り貼りは避けた感じだ。

今回はこれで中断。

次回はいよいよ最大の難所と予想される塗装になる予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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