
模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

前回はスーパーモデルのフィアットG.55S戦闘雷撃機が完成しましたな。
今回は……。

前回スーパーモデルのキットを作ったので、筆者がその流れで同社のキットを続けて作りたがっているようだ。
なので引き続き、スーパーモデル製の組みかけキットを紹介しよう。

そろそろ他のジャンルも紹介したほうがいいんじゃないの?
ここ一ヶ月、ほぼ飛行機だけじゃん。

筆者のモチベーションがなかなか上がらないようで……。
今回のお題 スーパーモデル レジアーネRe.2000ファルコ


というわけで今回紹介するのはこちら。
スーパーモデルより、レジアーネRe.2000ファルコだ。

これまた中途半端な組みかけ品を……
ところで箱は?

処分された可能性が高いですな。
確かこれは某所のブックオフで購入して、購入時点で箱が既にボロボロだったはずなので……。


以前作った同社のMC.205ヴェルトロの箱裏にシリーズ一覧が掲載されていた。
ここの真ん中の段の右から2番目に、本キットのボックスアートが掲載されているので、それで代用しよう。

軍艦のカタパルトから発進して、洋上を飛行する姿ですな。
レジアーネRe.2000ファルコとは?

この機体は第二次世界大戦期に活躍したイタリアの戦闘機だ。
同じものをソード社の製品でも作り、そちらで詳しく語ったので今回は簡潔に済ませよう。

イタリア空軍の新型単葉戦闘機として開発されたってやつだね。
性能的には良かったんだけど、複雑な機体構造とかを懸念されて競作のマッキMC.200サエッタに負けちゃったんだっけ。

ただし基本性能は優れていたので、外国からの注文が殺到。
第二次世界大戦の開戦で結局ハンガリーとスウェーデンしか導入できなかったようですが。
その他イタリア海軍がカタパルトから発射できる機体として、本機を少数発注したとか。

レジアーネ社製単葉戦闘機の一番手、Re.2000ファルコ。
同じイタリアのメーカーであるスーパーモデルから発売されているキットで作ってみよう。
中身の確認


それではパーツチェック。
筆者が組みかけ・塗りかけで放置していたので、ランナー状態は不明。
とりあえず説明書のパーツ一覧と合わせて確認しよう。

- パーツはランナー2枚とクリアーランナー1枚
- 成型色はグレー
- 動翼部分など、一部を除いて凸モールド
といった感じだね。

どうやら筆者は
- 機内の塗装
- 主翼とカウリングの合わせ目接着
- 押し出しピン跡のパテ埋め
だけやって放置したようですな。

昔の筆者は押し出しピン跡には律儀にパテ埋めしていたからね。
今だとそのまま削るか、伸ばしランナーを接着してから削るパターンだろう。


付属デカール。
黄色いのは台紙の色のようですな。
見た感じ変色もなく、白い部分も黄ばんでいません。

水に漬けたら崩壊……なんてことがないといいんだけど。


収録された塗装は3種類。
- スウェーデン軍所属機
- イタリア軍所属機
- ハンガリー軍所属機
となっている。
イタリア軍のみ上面が単色で、それ以外は斑の三色迷彩だ。
過去に作った他のイタリア機と同様なので、だいたいイメージしてもらえるはず。

輸出仕様がメインの機体だったからか、マーキングのバリエーションが豊富なのがいいね。

今回は本家であるイタリア軍仕様で作ろう。
以前のソード製は青い塗装だったので、今回はスタンダードな緑色塗装で仕上げてみよう。
次回、製作開始!

今回はここまで。
次回から製作開始となる。

合わせ目とかはほとんど貼り合わせ済みなので、乾燥時間はそんなにかからなそうですな。
胴体周りが少し気になるぐらいかと。

後はパーツの合い次第だね。
前回のG.55Sは主翼と胴体がうまく合わなかったけど……。

先ほど仮組みしてみたところ、今回はそこに大きな隙間は発生しなかったね。
ただ同社の他レジアーネシリーズと一部部品が共用らしく、エンジン周りの合いやいらない穴が開いているところに注意だ。
詳しいことは実際に組んでから確かめてみよう。

続きは次回!