模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はようやくタミヤとICMのコラボキット、AMD35装甲車が完成しました。
今回は何を作りますかな。
筆者が先日購入してきた、あのトラックを作ることになった。
あれですな。
積み期間、2日だね。
鉄は熱いうちに打て。
プラモは気が変わらないうちに作れ。
……ですな。
今回のお題 タミヤ 3トン 4×2カーゴトラック(オペル・ブリッツ)
今回作るのはこちら。
タミヤMMシリーズより
3トン 4×2 カーゴトラックだ。
通称、オペル・ブリッツですな。
前回のパナール178/AMD35もそうですがタミヤキットはメーカー名を伏せることが多いですね。
商標とか権利面の都合かな?
3トン 4×2カーゴトラックとは?
アドルフの言うとおり、これはオペル・ブリッツの通称で知られている。
オペルは開発を担当したメーカー名。
ブリッツとはドイツ語で稲妻のことだ。
そういえば、車体前面によく見ると稲妻型の銘板があるね。
1930年代から1970年代まで生産されたけど、本車はその中でも最も有名な1930年台半ばから40年代半ばまで軍用に生産されたタイプだ。
汎用性が高く、ドイツ軍用トラックの中では最大の78000台が生産されたという。
他のバリエーションも含めると100000台以上にのぼるようだ。
オペル社が1920年代にアメリカのGMの傘下に入り、アメリカ式の大量生産技術を導入。
これがより本車の大量生産に関わっているようですね。
GMと共通の規格の部品を使っていたため、ドイツ軍がエンジンを破壊して遺棄した車輌を連合軍が再生して使用する事例もあったとか。
本車はその汎用性を生かして、大戦中の全期間あらゆる戦線で輸送任務に活躍したんだ。
まさに「縁の下の力持ち」といった言葉がよく似合うトラックだね。
いくら強力な戦車でも燃料・弾薬・人員がいないと動きませんからね。
箱を開けてみよう
それではキットの箱を開けて、中身を確認しよう。
説明書、ランナー類、マーク類と……。
成型色はグレーですな。
ランナーは通常のが6枚。
クリアーランナーが1枚。
それとタイヤに取り付けるポリキャップが4つ。
画像右下の燃料缶系のランナー。
これは別売りのドラム缶セットの成型色違いだよ。
デカールとマスキングシート。
デカールのアフリカ軍団マークは鉤十字が含まれるからか、端に寄せられていますね。
今回のキットには型紙ではなく、最初から窓部分のマスキング用のシールが付属します。
でも切り取り部分はないから、線に合わせて自分で切り出す必要があるよ。
塗装図
塗装は4種類。
Bパターンはアフリカ戦線の空軍所属。
それ以外は陸軍のジャーマングレー単色。
それぞれポーランド戦、西方戦役(フランス戦)、東部戦線(ソ連戦)となっている。
主に大戦前期の個体といえる。
まだまだドイツ軍が優勢だった時代。
賑やかなマーキングが特徴だね。
筆者は今回Dパターンの西方戦役時で作る予定だよ。
大戦前期のマーキングが多いですが……
このキットの発売前後、大戦前期の車輌がいくつか発売されたのでその影響もありそうですな。
次回、製作開始!
と、いうことでキット概要を説明して今回は終了。
次回から、作業に取り掛かっていこう。
折角の輸送車輌。
今回は荷物マシマシな状態で作りたいね。
筆者の在庫に燃料缶類が幾つかありますから、それを流用する予定です。
次回以降、詳細が明らかになるだろう。
次回も、お楽しみに!
この記事で紹介しているキット
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