
フジミ模型より、ユンカースJu87G-1を作っていきましょう。

前回はサルベージしてきた組みかけ品を組み立て完了させ、塗装とマーキングまで済ませた。
今回は仕上げのウェザリングを行い完成させよう。

あっという間に完成。
橋休めには丁度よかった感じだね。

紛失していた部品が見つかったという、偶発的な理由で再開して完成へ持ち込みましたけどね。

他にもいくつか部品を紛失して止まっているキットがあるので、それらも発見して再開したいところだ。
それでは作戦を再開しよう。
いつものウェザリング


手始めにいつもの3点セットのウェザリング。
スミ入れ・銀の塗装剥げ・排気汚れですな。

フジミのスツーカシリーズは80年代が初版らしいけど……
凹モールドになっていてスミ入れがバッチリ決まるところは長所だね。

メーカーによっては90年代辺りが初版でも凸モールドのキットがあったりしますからね。
つやを消して完成に


最後に水性ホビーカラーのつや消しクリアーを全体に吹きつけ。
風防のマスキングを剥がして完成とします。

さすがに何個も似たようなのを作っているから筆者も慣れているかな?
以下、ギャラリーだよ。
フジミ ユンカースJu87G-1スツーカ 完成!







機首の赤いスピナーと戦車マークがいい感じ。
戦車マークは前寄りの砲塔シルエットからして、ソ連のT-34がモデルかな?



以前組んだ同社のG-2型と。
主翼の長さの違いがG-1型との区別ポイントですな。

保存状態が悪いのか、それとも組み立てがあれだったのかな。
せっかくの3.7cm砲が曲がっているような。

無理に矯正しようとするとまた折れるので、とりあえずはそのままに……。
作ってみた感想のコーナー


今回はほとんど組み立て済みのを再開したから、あっという間に。

筆者の感想としては他のフジミ系スツーカとほぼ同様。
- 部品は少なくてすぐに形になる。80年代が初版であるものの、凹モールドで各部品の合いも良好
- 鉤十字が最初から付属する。大半の1/72Ju87は海外製で付属しないので、これは嬉しいポイント
- 主翼下のバランサーパーツや爆弾投下アームなど、一部部品がイモ付け。気になる人は真鍮線を打ち込んだり接着箇所に凹みをつけるなどして強度確保を
- 肝心の3.7cm砲が砲口含めて真っ二つなので精度を出しにくい
といった感じだ。

ライバルはアカデミー製品ですな。
さすがにあちらが後発だけあって、精度とかでは上回っているように見えます。
筆者としては、あちらは鉤十字が付属しないぐらいしか目立った不満点はないとか。

アカデミーは2025年6月現在、G-1型とG-2型のみの展開だ。
対するフジミはB~D型も合わせてラインナップに加えている。
近年はあまり店頭で見かけないものの、昨年末からフジミは1/72の日本軍機をはじめ従来製品の再生産に力を加えているようだ。
もしかしたらJu87シリーズもそれらに続いて、再び店頭に現れるのかもしれない。

ここでは瑞雲とか流星とか組んだけど、あれらもフジミ再生産組の先鋒として店頭で見かけるようになったね。
筆者がここで作ったのは箱が古い旧作だけど。
昨年末からの再生産品は金型修復でバリとかが改善されているみたい。

艦爆や艦攻など、筆者好みの機体をラインナップに多数加えていますからね。
筆者としては九九艦爆辺りを狙っているようですが。

フジミの今後に期待だ。
今回はここまで。
次回こそ、先月購入組の最後のキットを紹介しよう。

次回も、お楽しみに~。