ハセガワのキ45改こと二式複座戦闘機、屠龍を作っていきましょう。
前回は主翼と胴体の接合面を整形し、全体の形を整えた。
今回は風防を取り付けて全体の組み立てを終了し、そのまま塗装とマーキングも済ませてしまおう。
今回は一気に進むみたいだね。
そのおかげで筆者の作業に記事が追いつきそうなのですが。
これはまた近々臨時休業になるだろう。
それでは作業を再開する。
風防などクリアーパーツの取り付け
手始めに風防を取り付け。
その前に合わせ目の整形時に削った箇所を塗り直しておきましょう。
照準器はクリアーパーツ。
ただほとんどは塗りつぶしてしまう。
それとクリアー部分はほとんど残らない上に接着箇所から離れているので、瞬間接着剤で接着してしまっている。
この距離なら白く曇らないだろう。
風防は3パーツ構成。
それと各部に取り付けるクリアーパーツを用意します。
胴体後部上下に取り付けるF1番パーツ×2はかなり小さいので、紛失に注意しましょう。
F1パーツは画像下段右側の小さいやつだよね。
1つしか写っていないんだけど。
筆者がこの時点では1つしか使わないと思い込んでいたようです。
塗装直前になってから追加で用意していますな。
風防3つは隙間も発生せずピタリとはまります。
ここは好ポイントですな。
後部風防は開放されているね。
塗装時に吹き込まないといいんだけど。
その後はクリアーパーツ類のマスキング。
機首先端のR1番パーツや先ほどのF1番パーツは丸くて小さいパーツです。
テープでは難しいので、マスキングゾルでも塗って処理しましょう。
組み立て完了!
風防はテープを切り刻んでマスキング。
窓枠数はそんなに多くない上に窓が大きいので比較的容易です。
後部座席はテープだけでなく、丸めたキムワイプも突っ込んでおきます。
「双発機は組みにくい」
って筆者は敬遠していたようだけど、今回はそんなに苦戦しなかったかな?
胴体と主翼の接合面整形で時間がかかったぐらいで。
そのまま塗装に入ってしまおう。
塗装図の確認
キットに付属の塗装図はこんな感じ。
商品名通りいずれも飛行第13戦隊の所属機で、迷彩の有無で2種類から選択する。
今回は塗装図1の迷彩なしパターンで進める。
迷彩ありのパターンは後日別の屠龍で作る予定ですな。
下地の塗装
手始めに下塗り系から。
- 風防の下塗り→Mr.カラーのRLM79サンドイエロー
- 全体の下塗り→Mrサーフェイサー1000
- 黄色帯下塗り→ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト
- 黄色帯→Mr.カラーの黄橙色(オレンジイエロー)
ですな。
黄色帯はデカールが付属しますが、今回は塗装で済ませてしまいます。
ついでに小物類も塗装。
- プロペラ→Mr.カラーの赤褐色
- 主脚・尾輪→Mr.カラーのシルバー
だよ。
この辺りで隙間ができていたエンジンの付け根を少し整形している。
なので本体のサーフェイサー吹きの最中に、小物類を塗っていたり。
なんか文字だけだとややこしいなぁ。
筆者が別の屠龍を進めています。
覚えていれば、そちらで解説する可能性がありますな。
本体色の塗装
黄色帯をマスキングして、機体色を塗ります。
本体色は日本陸軍機ではお馴染み、Mr.カラーの灰緑色です。
迷彩は施さないので、これでエアブラシ塗装は終了だ。
黄色帯のマスキングを剥がすとこんな感じ。
……ちょっとがたついているかな。
筆者が黄橙色を厚塗りしていた上に、急いでマスキングをしましたからね。
おそらく塗装面が完全に乾く前にテープを貼り付けてしまったのでしょう。
後で銀はげ汚しなどをしてそれらしくしよう。
マーキング!
キット付属のデカールはこんな感じです。
尾翼の部隊マーク以外はシンプルな内容ですな。
中古品だけどツルツルした表面で質的には問題なさそうだね。
貼り付けるとこんな感じに。
マークソフターなどのデカール軟化剤を使えば、モールド部分にも馴染んでくれる。
ただデカールの分浅くなるので、デザインナイフなどでモールドに沿って切れ込みを入れておくといいだろう。
中古品だけど崩れたりはしなくて大丈夫だったね。
今回の戦果
その後はタイヤやピトー管など、各部の細かい塗り分け。
だいぶそれらしくなりましたな。
今回はここで中断。
次回はウェザリングをして完成予定だ。
続きは次回!