ハセガワ ハインケルHe111Z-1ツヴィーリング 製作記④(完成)

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

ハセガワより発売されています、ハインケルHe111Z-1を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は塗装とマーキングを済ませた。

今回はウェザリングと冬季迷彩を施し、完成に持ち込もう。

レーナ
レーナ

今月序盤に更新を止めてまで急ピッチ製作をしていたけど、ようやく完成に。

でもデカールのシルバリングとかが気になるかな。

アドルフ
アドルフ

急ぐとクオリティに問題が。

しかしゆっくりし過ぎるといつまで経っても完成しない上に、他のものに興味が移ってしまうという。

ヴァルダ
ヴァルダ

なかなか難しいところでもあるね。

とりあえず作戦を再開しよう。

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ウェザリング!

アドルフ
アドルフ

まずはウェザリング。

いつもの3点セットと行きたいところですが……

前回のZ-2型同様に銀剥げはなしにして、排気汚れも控えめにしています。

排気管の錆び汚れは冬季迷彩の後に施す予定で、ここではまだ行っていません。

レーナ
レーナ

やっぱり急いで進めているからかな。

アドルフ
アドルフ

そういうことになりますな。

細かい塗り分けやマーキングがないので、この段階で中央翼は接着してしまっています。

接着剤のはみ出しに注意しましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

排気汚れは派手にすると主脚カバーにもかかる位置に来る。

そうなると手間が増えるので、今回はカバーにかからない程度の控えめに留めた。

そこまで使い込まれた機体ではないもの……ということにしておこう。

銀剥げは冬季迷彩で目立たなくなるからというのもあり、今回は省略した。

冬季迷彩を施す

アドルフ
アドルフ

その後は冬季迷彩。

今回はタミヤエナメルのフラットホワイトに極少量のスミ入れ用ブラウンを加えたものを吹き付けています。

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ヴァルダ
ヴァルダ

気持ち薄めに調整した塗料を用意し、マーク部分を避けるように吹き付けている。

斑模様に吹きつけ、せっかく塗り分けたスプリッター迷彩が透けて見えるような感じに。

また拭き取り跡が汚くなるので、今回はマーク部分は拭き取らずに済ませてみた。

レーナ
レーナ

簡略化したいなら下の基本塗装は適当な着色で済ませて、冬季迷彩を濃いめに塗りたくってもいいかも。

いままではそういうのが多かったよね。

アドルフ
アドルフ

今回も簡略化するつもりが、変なところで手をかけてしまったという。

ヴァルダ
ヴァルダ

濃いめの塗料だとベタ塗り感が強かった。

今回は薄めに塗ったので、少し変化がついたようになった感じだね。

プロペラスピナーはキットの指示だとつや消しホワイトの塗装だけど……

ここも冬季迷彩だと解釈して、ブラックグリーンの下地の上からフラットホワイトを薄く吹き付けている。

そして完成へ……。

アドルフ
アドルフ

最後につや消しクリアーを吹きつけ、アクリル塗料溶剤で溶いたタミヤウェザリングマスターBセットを使い排気管の錆びを追加。

マスキングを剥がして完成とします。

レーナ
レーナ

大きすぎてここだと全体像がわからないや。

以下のギャラリーで確認しよう。

ハセガワ ハインケルHe111Z-1ツヴィーリング 完成!

レーナ
レーナ

遠くからみるとそうでもないけど、実際はシルバリングがすごいんだよね。

アドルフ
アドルフ

上から白い塗料を吹き付けるから目立たないと思いきや、透明ニスの境界部分が浮いて目立ってしまうという、

ヴァルダ
ヴァルダ

前回組んだZ-2型と。

あちらはRLM76ライトブルーを使った雲形の夜間迷彩。

冬季迷彩との違いに注目だ。

レーナ
レーナ

こんな並びをやる人、そうそういないよね。

……撮影スペースがないからか、右隣に棚の一角が。

アドルフ
アドルフ

その棚の上段に、筆者の第1積み山が存在しますな。

この画像は昨年8月の段階で、それから2025年1月現在までにいくつか組んでいますが……

相変わらず隙間はできそうにありません。

レーナ
レーナ

というか、He111Zは第3積み山のだっけ。

たくさん積み山があってわからなくなってきているけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

基本的に第1積み山に空きができると、他の積み山から別の積みが移動してきて隙間を埋めてしまうんだ。

第3積み山はHe111Zの2つを崩したので、だいぶ空きができたけどね。

作ってみた感想のコーナー

レーナ
レーナ

He111Z、再び完成。

筆者の15年前の挫折にリベンジした感じだね。

ヴァルダ
ヴァルダ

基本的なキット内容は前回のZ-2型と同じ。

なのでそちらも参考にしてほしい。

強いて言うなら、爆弾が増槽に変わったぐらいだ。

ただこの画像の増槽をよく見ればわかるんだけど……

実はツメ部分と増槽を合わせるのが少し難しい。

もう少し調整したほうがよかったかもしれない。

アドルフ
アドルフ

ツメ部分が増槽から少し離れていますな。

増槽は取り付け部分を削る指示が出ていましたが、それが足りなかったのでしょうか。

ヴァルダ
ヴァルダ

ツメ部分を先に塗装して別にしていたから、その分の調整不足ともいえるね。

はっきりと確認したわけじゃないけど、加工が必要ということは増槽は元は別キットのものなのかもしれない。

本体のほうは部品の合いが良好なのが救いだ。

窓枠の多い風防や2機分の胴体など組みにくい要素があるけど、その精度でなんとか中和しているというか。

レーナ
レーナ

これでパテやプラ板必須だったら大変なことに……。

ヴァルダ
ヴァルダ

限定生産品なので今は入手が難しいけど、気になった人は是非とも探してもらいたい。

コレクションに加えれば異彩を放つことになるだろう。

アドルフ
アドルフ

沼にハマると普通の航空機では満足できなくなり、このような珍機を集めるようになります。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここで終了。

急ぎで大型機を2つ連続で組んだので、次回はもう少しシンプルそうなものをのんびりと組んでいく予定だ。

レーナ
レーナ

次回も、お楽しみに~。

この記事で作っているキット

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