筆者が長年放置していた、ズベズダのJu87B-2スツーカを作っていきましょう。
前回は箱の中身を確認した。
今回は組み立て開始。
機内から組んでいこう。
今年も残り少なく。
年越しまでにどのくらい作れるかな。
このキットは間違いなく完成しますな。
おそらく。
速度を上げていこう。
それでは作戦を開始する。
コクピット床板の組み立て
まずはコクピットから。
ズベズダのJu87は床板パーツと主翼パーツを組み合わせる形になっているようですな。
こういう構成が最近の流行なのかな?
同時期に発売したエアフィックス製も同じような感じだった気が。
ここで確認できる特徴としては
- 主翼パーツ中央下部にはスタンド接続用の四角い凹みがある。今回は使わないので手をつけず
- パイロット2名は座席と一体成型。今回はパイロットなしで組むので、座席のみの部品を選んで組む
- 操縦席の計器はモールドのあるものとないものの選択式で、計器デカールも付属する。今回はモールドありを選び、デカールは使わず塗り分けで計器を再現する
といったところ。
このキットは接着不要のスナップフィットが部品の大半に採用されていますな。
ただ案の定やや噛み合わせがキツいように感じます。
接続ピンを短くしたり、受けの凹ピンに切れ込みを入れるなどして弱めておくといいかと。
溶剤成分で部品自体が破損しないか心配なんだよね。
普通のスケールモデルの場合はただの接着だから、接着箇所が剥がれる程度で済むんだけど。
コクピット側壁の組み立て
続いてコクピット側壁を組むために胴体左右を用意。
ついでにプロペラや後部機銃も用意してしまいましょう。
コクピット側壁のディティールは1/72スケールとしては十分だね。
同スケールの簡易インジェクション達にも引けをとらないような。
こちらはインジェクションキットなのでパーツ精度が段違いですな。
スナップフィットの調整は必要ですが、部品が合わないということはないので。
組み立てるとこんな感じ……
って、あんまり変わっていないような。
しかも機首内部のスナップフィットを折りまくっているし。
調整なしで組もうとすると着脱時にボキボキとピンが折れまくる結果に。
「腕の骨が折れた」というキットの声が聞こえてきそうです。
幸い1本どころか2,3本折れても問題ない場所なんだけどね。
機首上部の外装はプロペラの着脱に便利なので、これは接着せずにスナップフィットを利用して組んでみよう。
機内の塗装
ここで機内を塗ってしまいます。
キットの指定ではRLM66ブラックグレー。
ただ筆者はRLM02グレーで塗ってしまいます。
この辺はなんかキットによって02グレーだったり66ブラックグレーだったり曖昧なんだよね。
昔の筆者は形式に関係なくキット側の指定に合わせていたけど……
現在はB/R型までは02グレーで、後期のD/G型は66ブラックグレーで塗ることが多いかな。
今回の戦果
その後は細部を塗り分けて、黒のスミ入れや明灰緑色のドライブラシ。
せっかく機器類のモールドが多いので、ここは目立たせておきましょう。
今回はここまで。
次回は残りの部品を組み立てていく予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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