ZTSなるものの、PZL.37ウォシ爆撃機を作っていきましょう。
前回は箱の中身を確認した。
今回は作業開始。
機内をメインに進めていこう。
今年もあと1ヶ月。
あっという間だったね。
筆者の積みはどれくらい減ったのか……。
結構減っている……ということにしよう。
それでは積みをさらに減らすべく、作戦を開始する。
主翼と尾翼の合わせ目を処理する
まずは合わせ目消しのため、接着準備。
とりあえずすぐに処理できそうな、主翼と尾翼を用意します。
主翼とか尾翼の分割は標準的だね。
離れたところからでも、バリが目立って見えるのが気になるけど。
主翼内部には先に主脚の基部となる37番パーツを組み込みます。
パーツ裏に→が記載されているので、それが前を向くように接着しましょう。
パーツ中央には押し出しピン跡による凹みがある。
軽く削って処理しておく。
尾翼パーツは幅が合わなく、そのままではうまくハマりませんでした。
画像の尾部に印したオレンジ色の部分を少し削っています。
尾翼上下がうまく収まらないのもあるけど、そのままだと輪切りになった胴体部分が上下でズレるんだよね。
ズレて接着するとあとで面倒なことに……。
調整が済んだので接着して乾燥待ちに。
合わせ目消しについては過去記事を参照にしてください。
はじめからだいぶ苦戦しているみたいだけど、大丈夫かな？
コクピットの組み立て
続いてコクピットなど機内の組み立てです。
とりあえず操縦席周りを用意しましょう。
相変わらずのバリ。
というか操縦桿が欠けているような……。
後で伸ばしランナーでも使って再生しておきましょう。
このパーツに限らず、全体的にバリが多い。
さらに
- 金型のズレによるパーツのズレ
- ゲートとパーツの境目が曖昧
など、精度面ではなかなか問題がある。
1つずつ丁寧に整形していこう。
パーツ自体はそんなに多くないっぽいんだけど……。
組み立てるとこんな感じに。
とりあえずバリを取るなど、整形さえしてしまえばなんとかなるように感じますな。
ハンドル部分が欠けた操縦桿は伸ばしランナーを接着して再生しています。
後に判明したんだけど、操縦桿は結構左側に寄った形になっている。
接続ピンを使ってそのまま接着すると、機体の左側に飛び出したような形になってしまう。
筆者は接続ピンを切り取り、右側にずらしてイモ付けしている。
機内の組み立て
さらに機内を進めます。
見えないところは再現されていませんが、機体後部上下には銃座がありますな。
相変わらず押し出しピン跡が多い。
外から見えそうな部分だけでも削ったり埋めたりして処理しておこう。
銃架部分は胴体で挟みこむ構成です。
胴体左右を仮組みしつつ、銃架パーツを片側に接着してしまいましょう。
銃架と座席だけで内部はほとんどスカスカ。
筆者はあまり見えない内部に関してはあまり気にしないみたいだけど。
説明書では少しわかりにくいけど、前方の座席は操縦席先端の凸ピンに合わせてこのような位置にした。
おそらくこれで正しいはず。
説明書もペライチに最低限のことを詰め込んだような感じというか。
とりあえず組み立てるとこんな感じに。
コクピット区画も胴体に接着してしまいます。
床板は接着位置に胴体側からピンが伸びているので、それに合わせて接着しましょう。
胴体から伸びる床板の接着用ピンは端側は床板の下に来るが、真ん中から床板の上に乗るピンがあった。
位置が悪く床板がゆがみそうだったので、そちらは削り取っている。
なんか床下に空間があるね。
PZL.37は胴体に爆弾倉があったようなので、その空間ですな。
このキットでは爆弾倉内や爆弾は再現されていないのであしからず。
機内の塗装
このキットでは機内の塗装が「ライトグレー」とのみ表記されています。
詳細が不明ですな……。
とりあえずタミヤアクリルのミディアムグレイでも塗ってそれらしくした。
その他各部塗り分けをしてウェザリング。
操縦桿や胴体内部の通信機器などは塗り分け指示が出ていませんが、筆者の判断で黒く塗り分けています。
今回の戦果
ここまでできたら胴体左右を貼り合わせる。
微妙に反っているのか、そのままだと前後に隙間ができる。
クリップで挟みながら接着しよう。
瞬間接着剤で速攻をかけてもいい。
スチロール系だと、乾燥して固着する前に反った部品が剥がれてくるパターンもあるんだよね。
瞬着は衝撃に弱いから、切削中にパキッといく場合もあるけど……。
今回はここまで。
次回は他の細かい部品を取り付けていく予定だ。
続きは次回！
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