IV号戦車F型の続きを進めていきます。
前回は履帯を組み立てたところで終了。
今回は車体の組立てを行う。
クリスマスが過ぎて、いよいよ年末ぁ。
今年ももうすぐ終わりですな。
おそらく来年も積みプラ処理になるだろう。
さて、作戦を再開しよう。
在庫のストックはありますからね･･････。
あと10年は戦える。
･･････っていうやつかな。
車体上部の組み立て
従来のタミヤ製IV号戦車シリーズと異なり、板状の部品を箱組みしていきます。
上面部分に仕切りパーツをセット、その後に各パーツを合わせていきます。
リアフェンダー部分は0.8mmの穴を開ける必要がある。
筆者は、昔ダイソーで手に入れたピンバイスを使用して穴を開けた。
最後尾側面に付くB30、B31パーツは押し出しピン跡がある。
他のパーツでも完全には隠れないけど、場所が場所。
後でウェザリングして隠すので、ここでは放置。
ある程度進めたら車体下部と合わせる。
前面機銃は塗装後に取り付けるから、ここでは放置。
背面のエンジンデッキ部分は冷却ルーバーの有無を選択する。
今回作るAパターンはルーバー無しを使う。
この装備、当初熱帯向けだったのが後に細部を変更して標準化したようだね。
ジャッキは昔のキットのものに比べて、細分化されています。
いままで省略されがちだった、4つ脚部分も再現されているのがうれしいですね。
後は細かい部品を取り付けて完了。
まだ取り付けていない部品があるけど、説明書どおり砲塔組み立て後に取り付ける。
牽引ロープを攻略せよ
砲塔の組み立てに移る前に、牽引ロープを2本組み立てます。
糸パーツを説明書の通り切り出し、両端にE3パーツを取り付けます。
E3パーツは接続部分が浅いので、一度デザインナイフでさらって深くします。
この糸、毛羽立たない素材だけど、切り口から結合部分が簡単にほつれてしまう。
切り出す前に切り口付近に瞬間接着剤を染みこませたら、ほつれずに切ることができた。
指示通りロープを巻きつけたら、付属のエナメル線で縛ります。
ピンセットやベンダーを使って、２,3回ぐらい巻いて･･････。
これエナメル線を上手くつかめなかったり、ロープが外れたりして、筆者は結構苦労していたみたいだね。
煩わしかったら、ロープを瞬間接着剤で固めてしまうといいかも。
ただAパターンの塗装の場合、車体後部のロープで隠れる部分にマークを貼り付ける。
車体とロープを完全に固着させてしまうと、マークが貼れなくなるので注意だ。
とりあえずロープをセットしたらこんな感じに。
これで行きましょう。
砲塔の組み立て
まずは主砲から組んでいきます。
前回触れた主砲基部。
やはりここの合わせ目は防盾で隠れてしまうようですね。
D36パーツには主砲下部のアンテナ避け接続部分が一体成型されている。
ゲートと間違えて切り落とさないように注意。
機銃は開口されていないので、ピンバイスで凹みをつけてあげる。
ここは従来キットと変わらないね。
砲塔も箱組み。
ドラゴン・サイバーホビー製品ほどじゃないけど、いつものタミヤに比べたら部品が細分化されているね。
更に部品を組み込んで砲塔の組み立てが完了。
吊り下げフック部分も部品が細分化されている代わりに、しっかりフック状の部品になっている。
従来のタミヤキットだと板状になっていて、自分で削って再現する必要があった。
ハッチは今回閉めてしまいます。
人形を乗せる場合は開けますが、ハッチ内側に押し出しピン跡があるので注意です。
今回の戦果
砲塔を乗せて、その他の車体部品を取り付けて組み立て終わりです。
成型色の都合で、往年のD型キットを思い出します。
だが、こちらは最新キット。
流石にディティールなんかはこちらが上だ。
残念ながら今回は使わなかった兵隊さんたち。
車長は帽子違いで2択。
なんか他のIII号戦車、IV号戦車系列にも流用できそうな……。
今回はこの辺りで作業を中断しましょう。
見た感じ、次回は塗装になりそうですね。
かくして、色は塗られる！
この記事で作っているキット
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