イタレリ メッサーシュミットBf110C-3/C-4 製作記③

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

イタレリのBf110Cを作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は組みかけ放置品を修復して、形にした。

今回は塗装とマーキングになる。

レーナ
レーナ

月末が近いけど、今回のキットは間に合うのかな?

アドルフ
アドルフ

裏では進んでいるらしく、間に合う可能性は大かと。

ヴァルダ
ヴァルダ

月末集計は明日の予定だ。

それでは作戦を再開する。

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塗装図の確認

アドルフ
アドルフ

このキットに収録された塗装は2種類。

  • 第76駆逐航空団(ZG76)第6中隊所属機
  • 第26駆逐航空団(ZG26)第3中隊所属機

ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

この塗装図にはいくつか気になることがある。

  • シャークマウスのマークからして、おそらくA(ZG76)とB(ZG26)の表記が逆。箱裏の塗装はBパターンでAと同じZG76表記だが、おそらくこちらが正しい。
  • 塗料はモデルマスター指示だが、箱裏と塗装図で上面の使用する塗料が異なる。箱裏はペールグリーンとヨーロピアングリーン。塗装図はフィールドグリーンとヨーロピアングリーン
  • 箱裏と塗装図で迷彩パターンが異なる。またZG26の機体は上面色が胴体側面まで回りこむ指示になっているが、実物の写真を見たところ下面色が胴体側面に回りこんでいるっぽい

といった感じ。

レーナ
レーナ

塗料名はなんか聞きなれないものばっかりだね。

アドルフ
アドルフ

ペールグリーンは機内でも使用指示が出ていたので、おそらくRLM02グレーに相当するものかと。

今まで作ってきたBf110Cは

「RLM02グレー+RLM71ダークグリーン」

「RLM71ダークグリーン+RLM70ブラックグリーン」

の塗り分けが多かったので、そのどちらかの可能性が高いですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

Bf110は塗装パターンが多いので悩むところ。

今回はひとまず塗装図Aをベースに、実機画像の要素もいれてそれらしくする。

下塗り

アドルフ
アドルフ

手始めに下塗りから。

  • 風防の下塗り→Mr.カラーのRLM02グレー
  • 全体の下塗り→クレオスのMr.サーフェイサー1000
  • 機首・プロペラスピナーの白→ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト

ですな。

脚とかもRLM02グレーですが、ここは以前の筆者が塗装済みだったようです。

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レーナ
レーナ

なんか機首と本体の間の隙間が気になるなぁ。

ヴァルダ
ヴァルダ

上面側はぴったりなので、おそらく筆者が変な角度をつけて接着したのだろう。

接着が甘かったからか、作業中に取れかかったのはナイショだ。

下面色の塗装

アドルフ
アドルフ

機首やスピナーをマスキングして、下面の塗装。

使用したのは水性ホビーカラーのRLM65ライトブルーですな。

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レーナ
レーナ

久々に登場した水性のライトブルー。

最近はMr.カラーのが多かったよね。

ヴァルダ
ヴァルダ

最近は少し急ぎの作業が多かったのと、それでMr.カラーのものをだいぶ消費してしまった。

水性のは乾燥時間がかかるからマスキング時に不便だけど、今回の機体は最低限のマスキングしかしない予定だから、そちらを使用した。

上面・側面の塗装

アドルフ
アドルフ

キットの塗装指示による迷彩塗り分けと使用塗料が錯綜していますが……

今回はグレー系の塗装にしてみます。

先にMr.カラーのRLM02グレーを吹きつけ。

その後マスキングをして、RLM71ダークグリーンを吹き付けています。

「RLM71ダークグリーン+RLM70ブラックグリーン」の組み合わせでも良さそうですが、今回は明るい塗装のほうで……。

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ヴァルダ
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胴体側面は後で下面色を上塗りするので、マスキングは適当。

上面部分だけはっきりと塗り分ける感じにしている。

垂直尾翼も同様だ。

ヴァルダ
ヴァルダ

たまたま調べたら出てきた「U8+GL」の機体の画像では、胴体側面やエンジン周りも明るい色をしているように見えた。

なので胴体上面のマスキングのみ剥がし、下面のRLM65を側面に上塗りしている。

上面色を残し、あえて少し斑っぽくもした。

レーナ
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今度はMr.カラーのRLM65が。

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ヴァルダ
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ぼかしはMr.カラーのほうがやりやすいからね。

アドルフ
アドルフ

思ったよりもライトブルーが浮いているようにも見えますな。

上面色を再度吹き付けて、より斑っぽい感じにしても良さそうです。

レーナ
レーナ

上面色の上から下面色を塗ったものと、下面色の上から上面色を塗ったもの……

同じ塗料を使っているんだけど、微妙に違って見えるんだよね。

細かい塗り分け

アドルフ
アドルフ

ここでマスキングを剥がし、細部の塗り分けを。

ただ脚などはここの開設以前に、過去の筆者が塗り分け済みでしたな。

ヴァルダ
ヴァルダ

どうも機内色と同じだから、それと一緒に塗り分けていたらしい。

プロペラは先に根元をMr.カラーのシルバーで塗り、その後ペラ本体をRLM70ブラックグリーンで塗っている。

接着しなければもっと楽に塗り分けられるけど、部品の精度が気になって今回は全部接着してから塗り分けることに。

アドルフ
アドルフ

「塗装した後に部品が合わなくて、塗装面を削る」

みたいなことはしたくないですからね。

マーキング!

アドルフ
アドルフ

付属のマークはこちら。

近年の他イタレリ製品同様、鉤十字は別途用意する必要がありますな。

レーナ
レーナ

マーク類はそこまで多くないから、楽そうに見えるね。

すぐに終わるかな?

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

貼り付けるとこんな感じに。

イタレリ製なので古くてもデカールは良質と思いきや、珍しく崩れかかりましたな。

機首左の汽車マークが崩れてしまいました。

レーナ
レーナ

このキットは中古で購入したみたいだけど、いつ頃のものなのかな?

アドルフ
アドルフ

箱の横には1995年の表記がされていましたな。

後の再販品とかでない限りは、おそらく1995年製造のものかと。

この記事を書いているのは2024年11月なので、その場合約29年前のものになりますな。

レーナ
レーナ

筆者の積みには結構イタレリの中古キットがあったような……。

ヴァルダ
ヴァルダ

鉤十字は筆者の手持ちにあったBegemot製のものを使った。

以前He177でも使用したものだ。

本来は1/48スケール用だけど、1/48のBf109用のものが1/72のBf110用のものに近いサイズだったりする。

白い部分と黒い部分が別々に印刷されているので、それぞれを重ねて使おう。

レーナ
レーナ

デカールは放置しておくと劣化するし、出し惜しみはせずに……。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回はウェザリングをして仕上げる予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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