ドイツレベルのホルテンGo229(Ho229)を作っていきましょう。
前回は塗装を行った。
今回はマーキングとウェザリングを施し完成させよう。
よしよし、完成だね。
ここ最近はスムーズですな。
このペースがいつまで続くか知らんけどね。
それでは作業を再開しよう。
マーキング
こちらがキット付属のデカール。
多すぎず、少なすぎずといった感じです。
ここで気になったのが赤い線の入った7番マーク。
ほかのキットだと分割されているけど、このキットのは一体となっている。
- 透明のニス部分が広いので切り取りたい
- しかしここだけ切り取ると貼り付けるときにグチャグチャになりそう
だった。
なので線を分割しつつ透明のニス部分を切り取った。
もう少し分割して極力直線部分だけにするとさらに貼りやすいかもしてない。
デカールとパーツの間に隙間があると白く見えるってやつだっけ。
だから何もない透明部分は極力切り取ったほうがきれいに見えやすいという。
貼り付けるとこんな感じに。
キットに付属しない鉤十字は以前He177A-5グライフに使った、Begemotというメーカーのものですな。
1/48用ですが今回は1/72スケールのものに使ってしまいます。
いつもは垂直尾翼に描かれている鉤十字だけど、この機体は尾翼がないんだよね。
実機でも当初は描かれておらず、戦後にV3号機を鹵獲したアメリカ軍が機体上面後部に描き加えたようだ。
今回もその位置に貼り付けている。
アメリカ軍が描いたものは
- 白い縁がついた白い鉤十字
のようですな。
今回貼り付けたのは大戦後期のドイツ軍爆撃機・夜間戦闘機に見られる
- 白い縁のみの鉤十字
ですが。
実際には量産されていないから、この辺りは好きにしてしまおう。
ウェザリング!
続いてウェザリング。
今回はいつもの3点セット
……ではなく、銀剥げを除いたスミ入れとエンジン排気口のみのウェザリングとしています。
「鋼管フレームにベニヤ板を組み合わせて作られていた」
みたいな記述を筆者が見かけたので、銀剥げ表現は今回しなかったようだ。
さすがにエンジン周りは金属だろうと思うけど。
これはこれであっさり風味に。
つや消し!
最後に水性ホビーカラーのつや消しクリアーを吹きつけ。
乾燥後に風防のマスキングを剥がし、脚を組み付けて完成です。
ようやくホルテンが完成だね。
以下、ギャラリーだよ。
ドイツレベル ホルテンGo229 完成!
やっぱりこの独特の形がいいね。
他の飛行機と並べて……。
他のキットとの比較。
それぞれ
- ドイツレベルのMe262A-1a
- ハセガワのFw190F-8
ですな。
やっぱり独特の形だね。
それに意外と大柄というか。
作ってみた感想のコーナー
独特の形をした飛行機だけど、思ったよりは早くできたかな。
筆者の感想としては……
- 珍しい形をした機体のキットという希少価値の高い製品
- パーツ数は多すぎず少なすぎず、各部が程よく再現されておりすぐ形になる
- 一部イモ付けパーツがあり、少し位置決めに悩む
- 風防に少し隙間ができた。筆者がコクピット周りの整形時に削ってしまったのかもしれないが。
といったところ。
筆者としては、いいものができあがったので満足しているようだ。
風防の隙間とはいっても以前の同社製Me262よりはマシですな。
筆者はこれでドイツレベル純正キットは3つ目ですが、このホルテンが一番組みやすかったようです。
他に1/72スケールのホルテンはPMモデルや造形村が発売しているみたいだね。
筆者はまだそれらを作ったことがないから、比較はできないけど。
他にも2023年になってアカデミーから発売されている。
こちらは今回作ったドイツレベルのOEMで、マーキングのみ変更したものらしいけどね。
日本軍仕様や、ドイツレベル版では省略された鉤十字も収録されているみたいだ。
少し気になる。
異形の全翼機ホルテンGo229(Ho229)が気になる人には是非。
今回はここまで。
次回は……まだ不明。
おそらく戦車になるだろうけど。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット