ロシアのズベズダ社から先月発売されたばかりの新製品。
ユンカースJu87B-2型のスキー装備機を作っていきます。
前回は箱の中身を紹介した。
今回は早速組み立て作業に入ろう。
今日は2021年3月11日。
東日本の大震災から丁度10年かぁ。
早いものですな。
あの時筆者はケガなどはしなかったものの、幾つかプラモが破損しましたな。
棚ごと倒れてきたりしたからね。
この10年間で増えた完成品をどう守り抜くか……。
主翼の組み立て
それでは作戦行動を開始する。
このキット、ガンプラのようにパチッとはめ込むだけで組み立てが出来る。
いわゆるスナップフィットの模型となっている。
ただ場所によってははめ込みがきついので、ピンを切り取って普通に接着したほうがいいかな。
この主翼周辺はそうでもない感じ。
特にこの辺りは問題ないですな。
主翼は上下を合わせる。
先に機銃と前照灯を挟み込んでおくことを忘れずに……。
B型の翼内機銃は7.7mm。
派生種のR型や改良型のD-1型でも装備されています。
D-5型以降、20mm機関砲を装備するようになりますな。
コクピットの組み立て
続いてコクピット内部の組み立てに入る。
本キットでは主翼部分に床板が一体成型されている。
そこにコクピットの各部品を取り付けていく。
パイロット人形も付属するけど……。
このキットでは座席と一体成型されているね。
素の座席も付属するから、好きなほうを選ぼう。
筆者は今回パイロットなしで組み立てます。
普通のキットは胴体にコクピットのパーツを組み込むけど……
前述の通り、このキットは主翼に組み込む。
なので胴体を貼り合わせた後からでも塗装ができる。
先に胴体を合わせ目消しのため接着してしまおう。
この際機首内部に幾つか部品を取り付けますが……
この辺りのはめ込みはキツめです。
ここはスナップフィットを無効化して、普通に接着したほうが良さそうです。
計器板は計器が彫刻されたものと平坦なものの選択式。
今回は後者と付属のデカールを使ってみるよ。
このキット、微妙に選択部分が多いですな。
ここまできたらコクピット内の塗装になる。
説明書ではオリーブ色と指示が出ていたけど……
筆者はRLM02グレーで塗っている。
キットによって指示が違うんですよね。
今回のズベズダキットはオリーブ。
他のキットはRLM02グレーだったり、RLM66ブラックグレーだったり。
コクピット色を塗り終わったら細かい部分を筆塗りして、スミ入れとドライブラシ。
計器板にデカールを貼るのも忘れずに。
部分塗装にはタミヤアクリルのフラットブラックとカーキ。
スミ入れはタミヤスミ入れのブラック。
ドライブラシはタミヤエナメルの明灰緑色。
今回の戦果
ここまで出来たら胴体と主翼を合わせてしまう。
上手くはまらない部分が出来てくるが、そこはパテ類で埋めてしまおう。
両者を合わせる前に、機首下部の覗き穴にクリアーパーツを接着するのを忘れずに。
スナップフィット形式ですからか、他社のキットとはまた違ったパーツ分割ですな。
どこまでモールドを兼ねているのか……。
今回はここまで。
次回は引き続き各部品の組み立て作業を行おう。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット