模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
現在筆者が開催中のハセガワA帯日本機祭り。
その2弾として、雷電二一型が完成しました。
今回も引き続き航空機を・・・・・・。
そうしたいし、既に航空機が1機進んでいるけど・・・・・・
一旦作戦は中止だ。
急な依頼が舞い込んできた。
今回はそちらを紹介しよう。
またなんか怪しい案件でも受注したのですかな?
いや、筆者が確保してきた新製品のレビューだ。
いつものでしたか。
そういえば、昨日の記事が昨日に上がっていなかったんだけど。
アホな筆者が昨日の22時過ぎに上げた・・・・・・つもりだったらしい。
実際は下書きの更新をしていただけだったらしく。その状態で放置。
日付が変わった頃に発覚して、急遽上げたのだとか。
いけませんなぁ。
とりあえず、その辺りのことは置いといて本題に入ろう。
今回のお題 タミヤイタレリ セモベンテM42 da75/34(ドイツ軍仕様)
今回作る、2021年10月新製品はこちら。
タミヤイタレリより
セモベンテM42 da75/34(ドイツ軍仕様)
だ。
今回は純粋なタミヤじゃないんだね。
イタレリ製品をアップデートした、タミヤ発売のキットですな。
今までも幾つか作っております。
セモベンテM42 da75/34 とは?
この車輌は第二次世界大戦期に作られたイタリアの突撃砲だ。
名前の意味だけど・・・・・・
- セモベンテ→イタリア語で「自走砲」のこと。密閉された戦闘室を持つ突撃砲にもこの名前が付く。
- M42→ベースとなったカーロアルマートM15/42中戦車から。
- da75/34→搭載している34口径75mm砲のこと。daは捕捉事項等を意味する前置詞。
自走砲(突撃砲)という分類とベースになった戦車、そして搭載砲で名前が構成させている感じかな?
まずドイツ軍のIII号突撃砲の影響を受けて、イタリア軍でもカーロ・アルマートM13/40をベースにしたセモベンテM40 da75/18が作られる。
リベット式の装甲接合や内装式の防盾など旧式要素は残っていたものの、イタリア軍戦闘車輌の中でも優れた戦闘力を持っており、同国戦闘車輌の中で最も成功した車輌と評価された。
タミヤ純正キットとしてMMシリーズにラインナップされているセモベンテは、こちらのようですな。
この車輌、主砲はそのままでベース車輌がM14/41やM15/42になったセモベンテM41 da75/18やM42 da75/18も存在する。
車体が改良型なので、これらをベースにした突撃砲型もエンジン出力などが改良されている。
M41はガルパンのカルパッチョ搭乗車として知られているね。
M41,M42ともにイタレリ社製品がありますな。
比較的マイナーなイタリア軍兵器ですが、本場イタリアのメーカーがきっちり抑えてくれています。
今回作るセモベンテM42 da75/34は主砲をより強力な34口径75mm砲に換装し、火力向上を図ったタイプだ。
また主砲の長砲身化に伴い、戦闘室も前方へ延長されている。
この砲はP26/40重戦車が装備していたことで知られるね。
この前作ったやつだよね。
あっちもこっちもイタレリ製品・・・・・・。
生産は1943年春ごろから。
イタリア降伏が近い時期だったので同国での運用は同年秋のローマ防衛戦ぐらいで、後はP40同様ドイツ軍によって接収・運用された。
追加生産も行われており、約80輌がドイツ軍によって生産されたという。
すでに強力な兵器を持っていたドイツ軍だけど、遠い本国から兵器を待つよりはその場で生産できるイタリア兵器のほうが良かったってことかな?
ドイツ軍は常に車輌不足でしたからね。
「使えるものは何でも使う」というか。
なんかジオン軍みたいな。
ジオンを始め、フィクションに出てくる敵国は大戦期のドイツ軍を意識したようなものが多いというか。
長砲身を携えた「イタリア軍で最も成功した戦闘車輌」
今回はそれを作っていこう。
箱の中身を確かめよう
それでは箱の中身を見てみよう。
いつも通り、注意書きがびっしり書かれた袋に入っているのがイタレリ製パーツだ。
んでこちらがイタレリ製品。
一見多く見えるけど、説明書を見た感じ不要パーツも多い。
履帯はベルト式。
見た感じ以前組んだM47パットンと同じ素材のように見えます。
人形の収まったZランナーはタミヤ製だね。
ランナータグの裏側には「35364」の刻印がされているけど・・・・・・
どうやら同社から発売されています、マルダーIII(マーダーIII)M型のノルマンディ戦線仕様キットのことですな。
おそらく当該キット付属ランナーの流用かと。
他の付属品はポリキャップとデカール。
大戦後期の車輌だけど、ワンポイントマークが入るようだね。
塗装は2種類。
いずれもドイツ陸軍第71歩兵師団所属車となっている。
ただし迷彩がグリーンベースかイエローベースかで大きく異なる。
説明書を先取りしたところ、どうやら起動輪に履帯脱落防止のツメを装備するかしないかで塗装が異なるようです。
これは後でドイツ軍が追加で装備させたものらしい。
今回はツメを装備したグリーンベースの迷彩車で組む予定だ。
次回、製作開始!
そんなこんなで今回はここまで。
次回から車輌を組み立てていこう。
しかしこの迷彩、なんか難しそうですな。
筆者が積みっぱなしにしているP40もこれで足止めされているとか。
塗装図では「アメーバ迷彩」と表記されている。
グリーンをベースにブラウンの迷彩をイエローで縁取るようだけど・・・・・・。
ブラシ吹きかな?筆塗りかな?
塗装開始までに考えておこう。
続きは次回!
この記事で紹介しているキット
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