タコムの新製品である、マムート超重戦車を作っていきましょう。
前回は全体の組み立て作業を終えた。
今回は塗装やマーキングを行う。
後一週間で8月が終了だね。
夏の終わりが近づいてきましたな。
夏は終わるが筆者の製作活動はまだまだ続くさ。
それでは今回の作業を開始しよう。
塗装図の確認
キット付属の塗装図はこんな感じ。
大戦末期にみられた錆止め塗装の車輌や、ダークイエローベースの迷彩が施された車輌など計4種類が収録されている。
第4装甲師団、剣を持った幽霊マークの第11装甲師団、赤い悪魔の第5装甲師団第31戦車連隊が収録されていますな。
ただしマムートは計画案だけで実際に完成はしなかった。
なのでこれらの塗装図はあくまで一例。
好きに塗ってしまおう。
まずは下塗り
とりあえず下塗り。
先にエッチングパーツを使ったエンジングリル周りにガイアノーツのマルチプライマーを。
その後にサーフェイサーです。
今回筆者はクレオスのフィニッシングサーフェイサー1500のブラックを使っているようですな。
エンジングリル周りは塗り残しが発生しやすいから、念入りに吹き付けておこう。
本体色を塗る
そして下地を残すように本体を塗る。
筆者は塗装をどうするか迷っていたけど……
今回は近年のゲームとかでも見られるグレー塗装にした。
タミヤラッカーのジャーマングレイを吹き付けている。
筆者自身はそれらのゲームをしたことがないようですが。
でもこっちのほうが後期の塗装よりかっこいいように見える気がするね。
そのあたりは個人の好みですな。
筆者は後期の車輌が好きですが、塗装は前期のグレーが好みのようです。
別売りのステンシルを使ってマーキングを行う
エアブラシ塗装はここまで。
続いてマーキングだ。
キット付属のデカールはこちら。
国籍マークや数字は勿論、各師団マークも収録されているね。
塗装同様、マーキングも好きなもので仕上げてしまおう。
今回はこのデカールの代わりに別のものを使って作業を進める。
それがこちら。
筆者が以前購入したステンシルだ。
いくつか種類があるようだけど、今回はドイツ軍向けのものをAセットとBセットの2種類購入してみた。
外袋には「Cicogna」と書いてありますな。
しかし台紙には「ALEXEN MODEL」の名前が。
販売店と製造メーカーの違いかな?
筆者はAmazon先生で見つけたみたいだけど。
まずはAセット。
国籍マークのほか師団マークや撃墜マーク、数字がメインで収録されている。
どちらかといえば汎用性が高そうな感じ。
右上にある総統閣下のシルエットが気になるね。
続いてBセット。
こちらは主にスローガンとか車輌愛称系の文字中心となっている。
Aセットとは別の総統閣下のシルエットもある。
大戦末期の車輌に似合いそうですな。
他にもジオラマの壁やら看板やらに使えそうです。
台紙の裏に使用方法が記載されている。
- 使用するシートを切り出す
- マスキングテープで使用箇所に固定する
- 上から塗料を吹き付ける
- シートを外して出来上がり
っといった感じだろう。
……この使用例に記載されたマーク、どこかで見たことあるような気がしますな。
勿論、このマークは収録されていない。
とりあえず切り出してマーキングをしてしまいましょう。
まずは試しに国籍マークから。
吹きつけに使用した色は水性ホビーカラーのつや消しホワイトです。
懐かしい旧ビンだね。
ステンシルシートの切り出しは説明書では専用ハサミを使っていたけど、筆者は切り取り線で折り取って使っているよ。
ただ切り口が鋭くなるので怪我やキットの塗装にキズをつけないように注意だ。
ヤスリで切り口を整形したほうが良かったかもね。
吹き付けて乾燥後、シートを外すとご覧のとおり。
特に大きな問題はないですな。
以前ザクにファインモールドのステンシルをしたからか、手馴れているね。
- マスキングテープは気持ち多めに使う
- 一度にたくさん塗料を吹き付けないで、薄く塗り重ねる
辺りに気をつける感じかな。
前者は余計なところに白い塗料を吹き付けないようにするため。
後者は塗料がシートの隙間から漏れるのを防ぐためだ。
今回の戦果
そんなこんなでマーキング終了後はこんな感じに。
車体側面後部の愛称だけBセットのものを。
それ以外はAセットのものを使用している。
愛称、なんて読むんだろう。
ドイツのひげ文字でわからないや。
おそらく「Luzifer」でルシファーのことですな。
ラテン語で明けの明星のことですが、一般的にはキリスト教の堕天使の名前として知られていますな。
うーん、ルシファー号かぁ。
愛称が埋まってしまうため、他のスローガン類は使用しなかった。
今回はここまで。
次回はウェザリングを行い完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット