アミュージングホビーのティーガー(P)を作っていきましょう。
前回は細かい部品を取り付け、組み立てを終了した。
今回は本体の塗装を行い、まだ組んでいなかった履帯とレジン製フィギュアを組み立てる。
このキットは可動履帯だっけ。
ちょっと大変そうな。
ベルト式履帯も付属するので、手間に感じる方はそちらを使うのもよいかと。
今回は可動履帯を使ってみる予定だ。
それでは作戦を再開する。
塗装図の確認
本キットに収録された塗装図は2種類。
ジャーマングレーの単色と、三色迷彩ですな。
今回は実物に合わせた単色にする。
下地の塗装
まずは下地から。
- 金属部分の下地→ガイアノーツのマルチプライマーアドバンス
- 全体の下地→クレオスのMr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラック
ですな。
筆者は
「奥まった部分を塗りやすいように、組み立て前に履帯を塗る」
って作戦を立てたみたいだね。
ただこちらもこちらで塗りにくいですな。
少し気になるところです。
本体色の塗装
続いて本体色。
- 車体本体→タミヤラッカーのジャーマングレイ
- 履帯→Mr.メタルカラーのアイアン
で塗ってしまっています。
いつものタミヤのダークアイアンや、モデルカステンの履帯色じゃないんだ。
以前のフェルディナント同様ですな。
今回は泥汚れを施さないで、ピカピカした履帯にしたいらしく。
履帯の組み立て
基本塗装はこれで終了。
履帯を組み立てていきましょう。
試作型ポルシェティーガーの履帯は全ての履板がセンターガイドつき。
以前も説明したけど、このセンターガイド同士の隙間に異物を挟んで破損することがあったらしい。
なので実戦配備型以降はセンターガイドが1枚置きになったものに変更されている。
組むほうとしては2種類を交互にやるよりも、1種類の履板を永遠と繋げるほうが楽なんだけどね。
このキットでは指定の枚数は片側109枚。
それと車体後部に乗せた9枚の予備履帯があります。
9枚の束を3個と、10枚の束20個を作ると把握しやすいかと。
キットには冶具も付属するけど……
パーツ自体が反っているのか、冶具の上に乗せるだけではうまく接着できなかった。
なので筆者は冶具を使わずに、クリップで留めながら進めている。
……なんか筆者が接着に苦戦しているよ。
おそらく先に塗装をしたのが原因かと。
接着剤と塗料が溶けて混ざり、接着力が下がるというやつです。
先に塗る作戦は失敗かもしれない。
奥まった部分に塗る手間よりも、ランナーごと塗る手間と接着の手間が上回っているように感じる。
無事1本の履帯になりましたら、車体に仮留めして確認、
特に問題はなさそうですな。
やや機動輪・誘導輪の歯に収まりにくい気もしますが。
今回はこれで進もう。
レジンフィギュアの組み立て
本キットに付属するおまけのレジン製フィギュア。
おそらく開発者でもある、フェルディナント・ポルシェ博士でしょう。
こちらも離型剤付着の可能性があるので、まずは洗剤で洗っています。
説明書には特に記載されていないけど、全部で4パーツ。
本体・右腕・左腕・帽子で構成されているね。
帽子周りや袖口、足裏は余分なバリ・ゲートが残っているので整形。
特に袖口はそのままだと本体のポケットに合わないので注意ですな。
筆者は普段あまりレジンパーツを使わないから、苦戦しているようだね。
帽子は塗り分けに備えて、まだ接着していない。
その後は履帯の第二次塗装と、フィギュアの下塗り。
履帯は先ほどと同じMr.メタルカラーのアイアン。
フィギュアは
- 全体の下塗り→ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト
- 顔部分にガイアカラーのノーツフレッシュピンク
と吹き付けていきます。
博士、ポケットに手を突っ込んでいるポーズだから手にはフレッシュ系の色を塗らなくていいという。
今回の戦果
戦車と博士がそろってこんな感じに。
今回はここで中断。
次回は博士を塗ってから本体もウェザリング、完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット