イタレリ サヴォイア・マルケッティSM.79スパルヴィエーロ 製作記④

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

イタリアのイタレリ社より発売されています、SM.79を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は主翼や尾翼を組み込み、本体をいわゆる「士」の字にした。

今回は風防の取り付けとなる。

レーナ
レーナ

……それだけで1記事?

アドルフ
アドルフ

筆者はここで致命的なトラブルを起こしまして……。

ヴァルダ
ヴァルダ

このキットを放棄することまで考えたくらいの出来事だ。

とりあえず詳しくは本編で確かめよう。

それでは作戦を再開する。

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風防の破損をどうにかする

アドルフ
アドルフ

それでそのトラブルがこちらになります。

操縦席風防に見事なひび割れが。

レーナ
レーナ

どうしてこうなった。

アドルフ
アドルフ

どうも正面から風防を押し込もうとしたところ、負荷がかかったらしく。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者はここの解説以前にハセガワのAH-1Sコブラの風防でも同じようなことをしていた。

どうも成長していないらしい。

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アドルフ
アドルフ

とりあえず破損箇所の接着を。

問題はこの部分をどうするかですな。

表面上の傷とかとは異なり、パーツを完全に割ってしまったものなので擦っても取れるものではありません。

レーナ
レーナ

海外製の中古キットだから、そう簡単に部品取り寄せもできないし……

スモークグレーとか吹いたらどうかな?

アドルフ
アドルフ

あれはクリアー塗料みたいなもので、結局破損箇所が目立ってしまうというやつに。

最悪通常の黒い塗料で塗り潰してしまう案もありましたが、機内の目立つ機体なのでもったいなく感じたりも。

レーナ
レーナ

うーん……。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここで筆者にある案が浮かんだ。

窓は1区画だけヒビ割れた状態で、その区画もほぼ単純な四角形に近い。

なのでその部分だけ切り出して入れ替えればよいのでは、と。

レーナ
レーナ

筆者に電流走る。

修復加工開始

アドルフ
アドルフ

というわけでまずは破損した区画の撤去。

いきなり切り出そうとしたり、大穴を開けようとすると他の箇所も破損するので……

手始めに0.5mm径のピンバイスで蜂の巣状に。

この後1.0mm径のピンバイスで更に穴を広げていきます。

ヴァルダ
ヴァルダ

窓枠部分は上から機体色を塗るので、そこまで気にしなくていい。

とにかく所定の窓以外には傷をつけないように……。

アドルフ
アドルフ

穴を開けたらデザインナイフで少しずつ破損した窓を削り取り、大穴が開いた状態にします。

その後は適当なクリアーランナーを切り出して磨き、この窓にぴったりはまり込むようにします。

黄色いテープは寸法を測るために風防側に一度貼り付けた型紙ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

クリアーランナーはとりあえず以前作った九九艦爆のランナーを使っている。

手持ちにクリアーのプラ板もあったけど、厚みが少し足りなくてね。

アドルフ
アドルフ

切り出したランナーをはめ込むとこんな感じに。

多少隙間がありますが、今回はこれで済ませてしまいましょう。

磨きも少し足りなかったようですが、これもそのまま……。

レーナ
レーナ

まあひび割れ状態に比べたらだいぶマシになったわけで。

接着はいつものセメダインだね。

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ヴァルダ
ヴァルダ

ランナーを加工した窓パーツの縁は斜めに削り、断面が台形になるような感じにするとはめ込みの調整がしやすくておススメだ。

外側が広く、内側が狭い状態にすれば押し込んでの部品脱落もしづらい。

アドルフ
アドルフ

そして改めて本体に取り付け。

今回は周囲を少し削ることで、引っかからないようにしています。

無論破損防止の意味もこめてですが。

レーナ
レーナ

これで一安心。

多少の隙間は接着剤と塗装で埋まるから大丈夫かな。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

破損防止のために風防周りを削ったところ隙間発生。

これらもプラ材を接着剤で溶かしたもので埋めています。

窓部分を汚さないように……。

ヴァルダ
ヴァルダ

幸い窓枠が太めなので、接着剤が窓部分に到達することは少ないんだけどね。

この処理でだいぶ時間を使ったので、今回はここまで。

次回は残りの部品を進めていく予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

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