イタレリのヘンシェルHs126を作っていきましょう。
前回はコクピット内部を組み立てた。
今回は残りの部分を作り全体の組み立てを終えよう。
いつもどおりの展開。
そろそろマンネリ化してきたような。
単発航空機が3連続していますからね。
ただし前回、前々回のBf109とは全く違った形の航空機だ。
今回その違いがよくわかる場面となっている。
胴体の整形
まずは前回貼り合わせた部分の整形を。
凸モールド部分が削れてしまいますな。
構わん、やるんだ。
人によっては凸モールド部分を凹モールドに彫り直すこともあるみたいだね。
筆者の場合
「彫り直している時間でもう1個作れるのでは?」
と思うらしく、凸モールドのまま進めてしまっている。
どうしても整形時に消えてしまう場所だけ彫り直している感じだ。
尾翼の取り付け
整形の終わった胴体に次々と部品を取り付けていきます。
まずは尾翼から。
水平尾翼を本体に取り付けた後、支柱を接着します。
説明書の指示が曖昧なところもあってちょっと難しいかな。
筆者は支柱を先に水平尾翼側に接着して、その後胴体側に合わせているようだね。
スパッツの取り付け
続いて固定脚のスパッツの取り付けを。
このキットの素の状態ではスパッツなしの機体が作れるようです。
今回はスパッツ有りの機体で組みます。
車輪取り付け軸周辺を切り取り、代わりに組み立てたスパッツを接着するんだ。
風防の取り付け
Hs126はパラソル翼。
機体上部に完全に被さる形になりますので、先に風防取り付けを済ませてしまいす。
いつものセメダインハイグレード模型用で接着。
前面は少し隙間が出来たからタミヤパテで埋めているよ。
余談だけど筆者は昨年12月20日ごろにこの作業に手をつけて、この状態で数日前、7月20日ごろまで放置していたんだ。
ということはこの風防取り付けと次の工程の間に約半年の空白期間が……。
12月20日……
ここではその頃タミヤのパンターA型の記事が上がっていたね。
主翼の取り付け
さてここでようやく主翼の取り付けですが……
支柱を介して接続するパラソル翼なので、位置決めが難しいですな。
細かい支柱たちの接着位置指示が曖昧だったり、長さが足りなそうだったり。
重心を考えると、逆さにして組み立てるのが良さそうだね。
先にメインの支柱である40番、41番のパーツをセット。
他のはその後主翼側に合わせてセット。
最後に本体と支柱群を合わせている。
細かい調整がしやすいよう、接着剤が完全に乾燥する前に全て組み合わせると良さそうですな。
塗装時の塗り分けを考えると本当は支柱と本体は塗装後に接着したほうが良さそうだけど……
部品の合いが気になったので今回は塗装前に接着してしまう。
支柱の根本は一部隙間が出来たので、溶きパテでも塗りこんで不自然ではないようにします。
多少盛り上がってしまった部分は乾燥後デザインナイフで軽くそぎ落としてしまいます。
ここで風防のマスキングも。
主翼が邪魔で作業しづらいので、主翼取り付け前に行うべきだったかもね。
最後に排気管を……。
ここも説明書の指示が曖昧。
ボックスアートを参考に、2本の排気管は間隔を広めにして接着しているよ。
支柱といい排気管といい、イモ付けパーツが多いですな。
作業中外れてしまわないようにガッチリ接着しておきたいところです。
今回の戦果
機首や後部機銃は塗装後に組み立てるのでこの段階ではバラバラにしておく。
これで組み立て完了だ。
単発機のわりには結構大柄なんだね。
戦闘機とはまた用途が違いますからね。
目的が違うと設計も変わりますので。
今回はここまで。
次回は後部座席のマスキングを施して、塗装に入る予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット