イタレリ社のHs126を作っていきましょう。
前回は主翼などを取り付け全体の組み立てを終えた。
今回は塗装をしていこう。
筆者がなんか作業をサボっているよ。
さっさと配置につかせるんだ。
次のキットを何にするか迷っているようですな……。
そろそろあの時期が近づいてきたのが原因か。
スケジュールとの兼ね合いがあるからそれがキット選定の邪魔をするんだ。
あれかぁ。
とにかく、Hs126の塗装作業をまとめよう。
塗装図の確認
まずは塗装図の確認から。
本キットには2種類の塗装が収録されています。
片方は通常迷彩の上からサンドイエローをオーバーコートしたもの。
もう片方はドイツ軍爆撃機・攻撃機によく見られるものと同じスプリッター迷彩ですな。
今回はサンドイエローをオーバーコートしたアフリカ戦線の機体にする。
下地の塗装
まずは下地から。
前回できなかった開放式風防のマスキングはテープで土手を作り、内部にティッシュを詰めて行います。
画像ではひっくり返っているのでわかりづらいですが。
下地はまず風防に機内色のRLM02グレーを下塗り。
そして全体に1000番のグレーサフだね。
固定脚だから引き込み脚の機体とは違って、主脚格納庫の塗り分けがいらないのがいいね。
本体色の塗装
その後は下面色から。
まずはRLM65ライトブルーを吹き付ける。
熱帯の下面色はRLM78のライトブルーが多いようですが、本機は通常迷彩の上からサンドイエローだけを上塗りしただけのようなので……。
続いてライトブルーをマスキングして上面色を。
最初に塗るのはお馴染みRLM71ダークグリーン。
支柱はライトブルーなのに、機体上面はグリーン。
なるべく被らないように……。
塗り分けを考えるなら主翼や支柱は接着せずに塗ったほうがいいですが、今回は部品の合いがあまりよろしくなかったので。
塗装後に接着剤で表面を荒らさないようにするのを優先した結果ですな。
上面にはさらにRLM70ブラックグリーンを。
塗装図によるとRLM71との境界は直線ではなく曲線。
どうせ上からほとんどサンドで塗りつぶしてしまうので、フリーハンドで迷彩を施す。
実のところ、筆者がテープをペタペタするのを避けるためにこちらの塗装を選んだという。
プロペラもこの色で塗りつぶすようだね。
忘れないように。
その他の色を塗る
ここまで出来たらサンドをオーバーコートする。
今回使用したのはRLM79サンドイエロー。
熱帯仕様のドイツ軍機の上面によく使用されている色だ。
ここで筆者が機体後部の帯を塗り忘れていたことに気がついた。
急遽マスキングを行い、つや消しホワイトを吹き付ける。
その他細かいのもここで塗っているね。
機銃やエンジンが黒鉄色。
機銃のアーム部分がMr.カラーGXのウイノーブラックだね。
今度こそ完了ですな。
お楽しみのマスキング剥がし。
テープの部分は問題ないけど、支柱に上面色がかかっているね。
後で筆塗りしてリタッチする予定だ。
このままマーキングも済ませてしまおう。
流用品も使いつつマーキングを行う
イタレリ製品は欧州をメインターゲットにしているのか、製品付属のデカールには鉤十字のマークが収録されていない。
なので今回はここの開設以前に筆者が作った、タミヤ1/72のBf109E-4型の余剰品を流用する。
Bf109E-4は2種類の鉤十字が付属しますからね。
片方が余剰となるのです。
マークを貼り付けるとこんな感じに。
中古品であったが問題なく貼り付けることができた。
鉤十字はBf109用だと少し小さいかな?
もう少し大きいのを流用しても良かったかもね。
少し調べたところ、同じHs126でも機体によって小さかったり大きかったりまちまちのようです。
ここでもう1つ筆者がやり残したことを思い出した。
塗装図によると機体側面には何か測量のためなのか、線が引かれていた。
キットの塗装図では白いラインが4本だったが、調べてみると白だけでなく黄色や赤でも引かれているようだ。
今から線を塗り分けるのかな?
さすがにそれは大変なので、今回ガンプラのガンダムデカール、HGUCのMSV汎用のものでそのラインを再現することにした。
まさかのガンダムデカール。
今回の戦果
このラインは軽く調べてみたが、個体によって角度や長さが違うように感じた。
詳しく調べている時間もないので、それらしくすることに留めた。
ものぐさだなぁ。
調べていて何時までも完成しないのも問題なのでね。
今回はここまで。
次回は細かい塗り分けやウェザリングを行って完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット