
イタレリより発売されています、ユンカースJu86D爆撃機を作っていきましょう。

1機目をコンドル軍団所属機で完成させ、現在は2機目をドイツ軍所属機で作っている。
前回は塗装が終わったところなので、その続きから。
コンドル軍団機とは異なるマーキング周りを中心に見ていき、そのまま完成に持ち込んでしまおう。

1機目に続いてこちらも完成。
今月中に全部片付いたみたいだね。

月末なので集計を行いましょう。

恒例の集計は最後に掲載する。
それでは作戦を再開しよう。
筆塗り


前回はエアブラシ吹きによる塗装で終了してしまったので、筆で細かい部分を塗り分ける場所から再開しましょう。
エアブラシでは塗り分けなかったプロペラスピナー先端の黄色も塗り分けてしまいます。

黄色部分は機首の帯同様、先に白で下地を作って、黄色の発色を確保しているよ。
色はそれぞれMr.カラーで
- 黄色部分の下地になる白→グランプリホワイト
- プロペラ本体の緑→RLM70ブラックグリーン
- 黄色→RLM04イエロー
だね。
それ以外の箇所はコンドル軍団版とほぼ同じはず。
足りないデカールを補いつつマーキング


その後はマーキング。
キット付属のデカールはこちらになっています。
ドイツ軍用のマークは
「42+A26」
「33+D24」
の二種類が確認できますな。
今回は中段に印字されています、前者を使ってみましょう。

……んで、尾翼の鉤十字がないからどっかから持ってこないと。


今回の機体は第三帝国時代の初期に見られた、党旗を模した形の鉤十字が描かれた尾翼となる。
鉤十字本体だけでなく、白い円や赤い地も必要だ。

ここではかつてHe112をこの尾翼で仕上げましたな。
あちらはマークが付属しましたが……。


というわけで別売り品を用意。
筆者の手元にはいくつかあるけど、今回はこのエクストラデカールのものを使ってみよう。
いくつかのパターンがあるけど、このデカールにはその初期の党旗型鉤十字が収録されているんだ。

一番上の段に白円付きの鉤十字がちょこっと収録されているね。
今回は中型双発機だし、一番大きいサイズを使えばいいかな?

ご丁寧に一番下の段には赤地用のデカールも収録されている。
今回こちらは塗装で済ませているので使わないけど。


塗装図や実物写真を参考に貼り付け。
やや後ろ寄りにしたほうがそれらしいみたいですな。

しかし目立つなぁ。
模型だと映えるからいいんだけど。

さすがに目立ちすぎたからか、後に鉤十字だけになりサイズも少し小さくなったというわけですな。
大戦後期になるとより目立たないように、白縁だけのものになったり。

ちなみに党旗型の鉤十字尾翼はルフトハンザの機体など、同時期の民間機にも見られたようだ。


その他のキット付属のマークも貼り付け。
前回のもそうでしたが厚みがあるからかなかなか馴染まなかったり、透明部分の白濁化が目立ちますな。
なるべく透明部分は切り落として貼り付けていますが、落とせなかった内側部分などが残ってしまい……。

この辺りは上から機体色を塗って処理してしまおう。
最後の仕上げ!


後はウェザリングしてからのつや消し&マスキング剥がしで完成に。
ここは前回のコンドル軍団版とまったく同じですな。

まったく同じだから詳細はそちらにお任せして、早速完成品を見てみよう。
以下、ギャラリーだよ。
イタレリ ユンカースJu86D(ドイツ空軍仕様) 完成!







相変わらずちょっと不思議な形しているよね。
ゾイドの懲罰席みたいな銃座とか。

九六陸攻など同様、使用時のみ展開する引き出し式の銃座ですな。
展開時に空気抵抗が大きくなるらしく、後の機体ではあまり見られなくなりますが。


前回完成したコンドル軍団仕様と並んで。
本来は1機だけになるつもりが、偶発的な出来事で2機作ることに。

中古品の1つの箱に2セット入っていたって言うね。
前の持ち主さんがそうして手放したのかな?
しかもそれで800円だったという。

同じ店で見かけたガンプラは軒並みプレ値でしたが、こちらは投売り同然という状態でしたな。
作ってみた感想のコーナー


コンドル軍団仕様に続いて、本家仕様が完成っと。

まったく同じキットを続けて組んだので、詳しい感想は割愛。
詳細はギャラリー手前に貼り付けた1機目の過去記事を参照にしてもらいたい。

ドイツ軍版は塗り分け箇所が少々増えるだけですな。
それと鉤十字が別途必要になるという。

He111やJu88とかと違って、確か2025年7月現在は競合する他社キットが存在しないんだよね。
マイナー機を出してくれるイタレリに感謝しないと。

70年代が初版なので仕方ありませんが、やや合いなどに難ありなのが惜しいですな。
同時期の他のユンカース社機同様、突起物が多い形状なのでそこも少し難易度を上げています。

組む順番を変えたり細い部品の取り付け部分に凹みをつけるなど、各自工夫をしてみるといいだろう。
そんなこんなで今回はここまで。
さて、月末の集計を取ろう。
月末恒例 今月の戦果


2025年7月の戦果は……
- 購入 0
- 完成 5(レッドホーン、La-5、ザクIゲラート・シュマイザー機、Ju86D×2)
ですな。
先月から進めていたレッドホーンが今回初ゾイド完成品として登場です。

ゾイドシリーズは基本的に1/72スケール。
だから今月はザク以外全員同スケールなんだよね。

レッドホーンは今年の1月に購入したもの。
そして今月終盤に完成させたJu86Dは昨年11月に購入したもの。
これで直近1年以内の購入品は全て完成したことになる。

全消し!
えらいっ。

五分放置しても何も出てこないのであしからず。
……積みプラも多少は減ってきたようですな。
以前は第一積み山にできた隙間がすぐ埋まりましたが、最近はそうでもなく。

組みかけお手つきで箱と中身が一致しない積みプラの割合が増えてきたんだ。
組みかけ品だから、箱の向き的にできた隙間に積めないもののあったりする。


これが去年8月の時点の第一積み山だったね。
左下の区画の流星改とか、右列にあるM10パンターとか、結構作っているはずだけど。

そろそろその大集計の時期ですな。
結局どのくらい減ったのか……。

詳しくは来月になるだろう。
今回は今度こそここまで。
筆者の作業に記事が追いついているので、次回は未定だ。

あるかわからないけど、次回もお楽しみに~。