
イタレリのフィアットCR.42ファルコの戦闘爆撃機型を作っていきましょう。

前回は塗装とマーキングを行った。
今回はウェザリングを行い完成させよう。

やっと完成。
今月は進行速度が遅いなぁ。

難キットと筆者自身の都合が重なってだいぶ速度が落ちていますからね。

さすがに筆者も航空機が続いて少しマンネリ化を感じているようだね。
これと裏で進行している1、2キットを完成させてからは別ジャンルに移る予定だ。
とにかくこれを完成に持ち込むため、作戦を再開しよう。
ウェザリング!


ウェザリングはいつもの3点セット……
といきたいところですが、CR.42は鋼管羽布張り構造。
金属部分もありそうですが、銀剥げ箇所は省略してしまっています。

木製機なんかもそうだけど、さすがにエンジン周りとかは金属製っぽいよね。

筆者としては、この機体にあまり激しい塗装剥げは似合わなそうに見えたようで……。
最終組み立て


最後につや消しクリアーを全体に吹き付けて、最終組み立て。
主翼と支柱を合わせていきます。
複葉機の最後の難所ですな。

筆者は新品の瞬間接着剤を開封して使ってみたけど……
調整不足だったからか、かなり取り付けに苦労したようだ。
多少はみ出しとかも発生している。
それより問題なのは張り線だったけどね。

ストレッチリキングだっけ。
前にも少し使っていたような。

これを接着してみようと思ったみたいだけど、筆者の腕ではどうもうまくいかなくてね……
まったく作業が先に進む気がしない。
なので今回張り線を取り付ける凹みは用意したけど、結局省略することにした。

あらら。

筆者の気力が残り少ないと言うのもありますな。
ちなみにストレッチリキングは樹脂性ですが、ニッパーではやや切りづらいですな。
ハサミ類の方が作業しやすいかと。

糸切りハサミとかの方がいいかな?
筆者の裁縫セットはどこに行ったのやら……。

捜索隊を出したが見つからなかった。
リキングを切る道具がないのも、今回の省略の遠因だ。
完成へ


とりあえず最終的にこんな感じになりました。
張り線は省略しましたが、元々少ない(左右主翼端に各2本ずつ)なのでそこまで気になりませんな。
これ以上は筆者の気力が残っていないので、これで完成にしてしまいましょう。

実機の張り線はもう少し太めらしい。
伸ばしランナーとかを使っても良さそうだ。
調整が難しくなりそうだけどね。

以下、ギャラリーだよ。
イタレリ 1/72 フィアットCR.42ASファルコ 完成!








いつのまにか座席にシートベルトが。

指示はありませんでしたが収録されていたデカールを使ってみました。
ただやや短く感じますな。
省略してしまった方が良かったかもしれません。
作ってみた感想のコーナー


なんか結構グダグダしていたような……。

筆者が複葉機に不慣れというのもあるけどね。
そんな筆者がこのキットに対して思ったことは……
- ディティール面はこのスケールのキットとしては申し分なし。鋼管羽布張り構造による波打った外装も程よい感じ。
- 主脚やプロペラスピナーなど、選択式の部品で各形態を再現できる。塗装も4種類収録と豊富
- やはり支柱を合わせるのが難しい。今回は一部の支柱を削るなどして長さを調整して合わせた
- 主脚や爆弾など、一部部品で目立つ部分に押し出しピン跡があった。今回はプラ材を盛り付けて削って処理する形に
といった感じ。
キット全体として部品取り付け箇所がはっきりしたところと曖昧なところが混在しているように感じたとか。


尾翼周りなんかはカッチリしていたようですな。
操縦席周りも概ね大丈夫でしたが、上部にあるフレーム上の14B番パーツの取り付けに迷ったとか。

筆者としてはやはり最後の最後での支柱取り付けでグダグダしていたみたいだね。
どうしても接着剤がはみ出たり、支柱が外れたりと。
しかし先に上下主翼を合わせてしまうと塗るのに不便と言うやつだ
支柱と主翼面で異なる塗り分けをされているからね。

無理にエアブラシを使わなくて、筆塗りで済ませたほうが良かったかな。

とりあえず形になったので一安心ですな。
張り線に関しては気が向いたら追加する形で……。

今回はここまで。
次回のものは既に準備が出来ている。
おそらくすぐに紹介できるだろう。

続きは次回!


