イタレリ 1/72 フィアットCR.42LWファルコ 製作記①

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航空機等製作記
レーナ
レーナ

模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

アドルフ
アドルフ

前回はイタレリのフィアットCR.42ファルコが完成しました。

今回は……。

ヴァルダ
ヴァルダ

このタイミングで一緒に仕上げておきたいものがある。

なので今回はそれの紹介だ。

レーナ
レーナ

このパターンはあれだ、同じようなものが出てくるという。

アドルフ
アドルフ

そういえば前回のを作っている道中でも

「裏でドイツ軍仕様を並走している」

みたいなことを言っていましたな。

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今回のお題 イタレリ 1/72 フィアットCR.42LWファルコ

ヴァルダ
ヴァルダ

今回作るのはこちら。

イタレリより

フィアットCR.42LWファルコだ。

このキットも1/48スケールのものが存在するみたいだけど、例によって1/72スケールで作ってみよう。

レーナ
レーナ

やっぱり同じようなものが。

ASではなくLWになっただけという。

アドルフ
アドルフ

LWはおそらくドイツ空軍・ルフトヴァッフェ(Luftwaffe)から来ているのかと。

フィアットCR.42とは?

ヴァルダ
ヴァルダ

この機体は第二次世界大戦期にイタリアのフィアット社で開発された戦闘機だ。

この辺りは前回のAS版でも語ったので、詳しいことは割愛。

レーナ
レーナ

1930年代に同じ複葉戦闘機のCR.32が活躍したから、それの発展型としてCR.42が登場したってやつだよね。

時期的にはもう単葉機の時代だったわけだけど。

アドルフ
アドルフ

イタリア自体でもフィアットG.50やマッキMC.200などが登場していましたが、初期は不具合が多かったのもあって……

数の上ではCR.42が大戦開戦時に一番多く存在していたようですな。

CR.42も突出した生産数であったわけではなく、イタリア機は似たような用途の機種が多種乱立していたので、主力と言えるかは微妙ですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回作るのはドイツ軍仕様。

1943年にムッソリーニが失脚し、イタリアが連合軍と休戦状態になるとドイツ軍はイタリア軍の装備を接収したり、まだ枢軸国陣営の影響下にある北イタリアで兵器の生産を続行させた。

このCR.42もその対象となっている。

レーナ
レーナ

こんな古そうな飛行機、1943年時点で使い道あるのかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

大戦中期以降になると、ドイツ軍は東部戦線やイタリア戦線でソ連軍やパルチザン相手に撹乱目的の夜間地上攻撃を行うようになる。

ここでは旧式化した航空機が多数動員されているんだけど……

その中に、このイタリア製のCR.42が混ざって使われていたんだ。

今回のキットではそれを再現したものとなっている。

レーナ
レーナ

旧式機の再利用……

物資に乏しいドイツ軍らしいというか。

アドルフ
アドルフ

国産機でも顔ぶれはHe51、Ar66といった1930年代前半登場の複葉戦闘機・練習機など。

大戦初期に活躍した単葉固定脚の急降下爆撃機Ju87も、後期は消炎排気管を装備してこの任務に投入されたようですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回のCR.42も夜間の作戦に備えてか、消炎排気管を装備したものとなっている。

イタリア軍の戦闘爆撃機型に続いて、今度はドイツ軍の夜間仕様を作ってみよう。

箱の中身を確認する

ヴァルダ
ヴァルダ

箱を開けて中身を確認。

今回は新品の購入品なので、パーツはイタレリお馴染みの注意書きびっしり袋に包まれている。

レーナ
レーナ

その割には箱がだいぶ擦り切れていたんだよね。

いつぐらいに購入したんだろう……。

アドルフ
アドルフ

これも10年近く前かと。

前回のAS版より早く購入したのは間違いないです。

アドルフ
アドルフ

とりあえず袋を開封。

プラランナーが2枚と、風防パーツが収まったクリアーランナーが1枚ですな。

レーナ
レーナ

ぱっと見はAS版と同じように見えるけど……。

ヴァルダ
ヴァルダ

AS版と説明書のパーツリストで比較。

左がAS版で、右が今回のLW版。

LW版はAS版のAランナー左側に消炎排気管や、半タイプのスパッツを追加している。

代わりにBランナー右側にあった、爆弾パーツやスパッツなし主脚が削除されているようだ。

レーナ
レーナ

ありゃ、地上攻撃機なのに爆弾がついてこないんだ。

アドルフ
アドルフ

機銃を使った襲撃機ということにしましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

デカールはこんな感じ。

注意書きや部隊マークなどはなく、国籍マークや部隊コード類など最低限のものとなっている。

他のイタレリ製品同様に鉤十字は付属しないので、別のところから持ってこよう。

レーナ
レーナ

今だと筆者はたくさん鉤十字を持っているけど、10年前だと確保に苦労していた時期だね。

複葉機というのもあるけど、鉤十字の点でも放置の原因になっていそうな。

ヴァルダ
ヴァルダ

本キットに収録された塗装は3種類

いずれもイタリア戦線で使われたドイツ軍夜間戦闘攻撃隊のものとなっている。

AS版と違い、スパッツはこのキットで追加された半タイプで固定式。

プロペラスピナーのみ、塗装に合わせて選択式となっているようだ。

レーナ
レーナ

なんか使う色がたくさんあって混乱しそうな。

イタリア軍向けのグリーンやブラウンに、ドイツ軍向けのRLM74・75・76と……。

アドルフ
アドルフ

どうも元のイタリア系迷彩の上から、ドイツ軍系塗料で迷彩が施されているように見えますな。

下面色はイタリア軍向けのライトグレーから、ドイツ軍系のRLM76ライトブルーに塗り直されているようにも見えます。

次回、製作開始!

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回から製作を行う。

裏では既に進んでいるんだけどね。

レーナ
レーナ

AS版でもだいぶ苦戦していたけど、今回はどうなるのやら。

……というか基本的なパーツ構成はほとんど同じなんだよね。

またダイジェスト版になるのかな?

アドルフ
アドルフ

おそらく。

本キットとは異なる部分の組み立てや、塗装がメインの紹介になるかと。

ヴァルダ
ヴァルダ

塗り分けの都合上、前回のものとは異なる組み方になる場所もあるだろう。

その辺りも初回予定だ。

レーナ
レーナ

とにかく、詳しくは次回以降!

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