筆者が作りかけで放置していた、イタレリのJu87D-5スツーカを作っていきましょう。
前回はパーツを確認した。
今回は組み立て開始。
バラバラの部品を確認しつつ、一気に全体の組み立てを完了してしまおう。
筆者がだいぶ長い間放置していたけど……。
案の定部品を紛失しています。
その辺りの補充がメインとなりそうですな。
幸い今回のキットは代えが利かない部品は揃っています。
補充ができない部品を紛失して止まっているキットは他にたくさんある。
それらもその内どうにかしないとね。
とりあえず今はスツーカに集中。
それでは作戦を開始しよう。
本体の組み立て
……初手でだいぶ進んでいるね。
このキット、直近に組んだタミヤ箱のG-2型と同じような内容ですからね。
なので詳しい組み立てはそちらを参考にしていただければ幸いです。
というより、このD-5型の初版が元になってあちらのG-2型が発売したようだ。
違いと言えば主翼に開ける穴の位置ぐらい。
3.7cm砲を取り付けず、代わりに爆弾ラックやダイブブレーキの穴を開けることになる。
他には胴体下の爆弾取り付け穴、主翼前面の機銃取り付け穴なんかを設ける必要が。
説明書の指示に従い、間違えないように注意ですな。
細かい部品の取り付け
ここからが主にD-5型特有のものになりますな。
爆弾やらダイブブレーキやら。
……筆者が保管中に折った尾輪や、スパッツ付きの主脚なんかも。
前回も触れたけど……
このキットではD-5型の他、夜間仕様のD-8型でも組むことができる。
画像の右側にある消炎排気管と消炎装置付きの機銃がそのD-8型用のもの。
今回は使わないので外しておこう。
D-8型、筆者はここの開設以前にフジミ製キットで作ったことがありますな。
ダイブブレーキなしで通常の迷彩だったので、少し味気ない感じでしたが。
ダイブブレーキはこのD-5型の途中から外されるようになった……
と、どこかで見た気がする。
今回のキットはD-5型、D-8型共にダイブブレーキがついた機体を再現しているけどね。
昼間の急降下爆撃機としては通用しなくなったから、夜間の襲撃機・地上攻撃機としての運用がメインになったというか。
爆弾を調達してくる
爆弾は2種類3個付属。
胴体下のものはありますが、主翼下に取り付ける2つの内1つがありませんな。
おそらく筆者が紛失したのでしょう。
紛失したものは筆者の手持ちにある、似たような形のフジミ製に交換。
左右が不揃いだとアレなので、2つとも取り替えてしまおう。
- フジミ製の爆弾は胴体下のアームに取り付けるための穴が開いているので、それを埋める
- 余計な突起が4つあるので削る(四角い軸は接続に使うのでそのまま)
など加工を施す。
上の画像で
- 画像上→イタレリ製の胴体下に取り付けるもの。今回使用
- 画像左下→イタレリ製の主翼下に取り付けるもの。今回不使用
- 画像真ん中→フジミ製の加工前。今回使用
- 画像右下→フジミ製の加工後。今回使用
となっている。
フジミ製のはB/R型のキットやD-1、D-5型のキットに付属する500kg爆弾だね。
D型はともかく、筆者はB型を250kg爆弾搭載で組むことが多いから、余りまくっているという。
穴を埋めるのは伸ばしランナーの出番。
円錐状のランナーを作り、それを接着して整形するのが確実ですな。
パテなんかだと切削中に剥がれそうだったので……。
伸ばしランナー大活躍。
戦車模型の溶接跡やアンテナのイメージが強いけど、他の模型でも通用するという。
加工したフジミ製の爆弾がイタレリ製のキットに合うか確認。
問題ないようですな。
ダイブブレーキは後のマーキングに備えて、ここでは接着せず。
取り付け穴は1.5mm径の穴にしたけどやや緩い。
逆に1.0mmだと小さくて入らなかった。
1.2mm辺りがちょうどいいのかな?
筆者の手持ちには1.0mmと1.5mmしかないので……。
今回の戦果
後は細かい部品を取り付け。
風防周りなんかはG-2型同様ですな。
Ju87は窓枠が多いので、少しマスキングに苦労したり。
全体的に細かい突起が多いので、破損に注意だ。
以前のG-2型で散々風防上のアンテナ支柱を折ったので、今回は完成直前まで接着しない。
今回はここまで。
次回は塗装とマーキングになる予定だ。
続きは次回!