イタレリ社から発売されています、パンツァーヴェルファーのsWS搭載型を組んでいきます。
前回は車体上部を組み立てた。
今回はロケット砲を組み立て、そのまま塗装を行う。
やっと組み立て終わりかぁ。
結構ヒケや押し出しピン跡が多いですからね。
これでも完全には処理していなかったり……。
都合の悪いことは触れないに限る。
ちょっとした凹みならつや消しやウェザリングでどうにでもなるんだ。
ロケット砲の組み立て
本車のメインウェポンである10連装15cmロケット砲。
製作記の序盤で接着していた本体の合わせ目を消して、各部整形していく。
その本体側面に出来ていた凹みにパテも盛っていたけど……
ここは上からパーツを被せるから処理する必要はなかったね。
代わりに支持架部分などに盛大なヒケがあります。
こちらは見える部分なので処理します。
組み立てるとこんな感じに。
一見可動式に見えますが、右側面の支持架119Bパーツが一体成型のため、非可動です。
ついでに砲弾パーツも整形。
これは10発付属。
車内に装備するか、発射機に装填するか選べる。
これでようやく組み立てが終了。
おもったより車体が大きいね。
IV号戦車ぐらいかな。
先ほど組み立てたロケット砲は戦車キットの砲塔同様左右に回転します。
前述の通り俯角をとることは出来ませんが……。
今回はこのまま塗装作業に入る。
下地塗装を行う
本キットの塗装は2種類。
いずれも所属不明の車輌で、3色迷彩が施されている。
今回は上の塗装で仕上げてみよう。
なんか境界線がはっきりしていない、グチャグチャな迷彩だけど……。
そういえばこの塗装図、キットの車輌と違って……
前面フェンダーの車幅表示ポールがあるね。
右フェンダーもボッシュライトだし。
この違いは一体……。
あまり突っ込むと手を加えることになり完成しなくなるので。
まずは下地を。
今回はイエロー系の色になるので、マホガニーのサーフェイサーを使った。
ついでに足回りも塗り分けるよ。
履帯はモデルカステンの履帯色。
タイヤ部分は適当にその辺に転がっていたMr.カラーのカウリング色。
ここで以前お伝えしました、アンテナ基部の接着間違えに筆者が気付きます。
慌てて剥がし、所定の場所へ貼り付け。
剥がした後が汚くなっていますが、後のウェザリングでどうにかしましょう。
本体色を塗る
ここからいよいよ本体色の塗り分けにいきます。
まずはガイアノーツのダークイエロー2。
これを下地のマホガニーを残しつつ縫っていきます。
いつもの筆者なら先にグリーンを塗るんだけど……。
説明書を見る限り、どうやらブラウンを先に塗るようだ。
なので、先にガイアノーツのレッドブラウンを塗る。
正直、塗装図も他の迷彩色と重なって見えにくいから……。
あまり細かいことは考えず、それらしく塗っちゃおう。
気にするな!
……てやつですかね。
最後にグリーン。
これも塗装図では細かい塗り分けの判別が難しい。
車体後部のほうがグリーン部分が多いように見えるので、それを意識しつつワニャワニャと迷彩を……。
使用色はガイアノーツのオリーブグリーン。
キャブ左右と前面部分には塗り潰されたような部分もあるので、それもグリーンで塗ってしまいます。
ロケット砲弾もこのグリーンで。
説明書では何故かグリーン指示とホワイト指示が混在しているけど、ここはグリーンで。
今回の戦果
そんなこんなで塗装が終了。
こんな感じに。
これでいいのかな?
これでよいことにしましょう。
今回はここまで。
次回はマーキングやウェザリングを行い、完成予定だ。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット