エアフィックスより発売されています、ハインケルHe111H-6爆撃機を作っていきましょう。
前回は箱の中身を確認した。
今回は組み立て開始。
例によって貼り合わせ箇所を接着し、先に機内を中心に組んでいこう。
パーツの雰囲気はかなりいい感じなんだよね。
問題は合いなんだけど。
パーツは綺麗ですが、実際に組み合わせてみると……
なキットもありますからね。
こればかりは実際に組んでみないとわからない。
それでは作戦を開始しよう。
合わせ目接着
手始めに合わせ目が発生しそうで、すぐに貼り合わせできそうな箇所から接着。
- タイヤ
- エンジン
- 主翼
周りですな。
主翼は実際は後から胴体と一緒に貼り付ける指示がでていますが、とりあえずこの段階で……。
詳しいことは次回以降になるけど、どうも説明書通りに後から貼り合わせたほうが良かったかもしれない。
これは以前のJu87とかと似たような感じだ。
合わせ目消しについては過去記事を参照にしてね。
他にも貼り合わせ。
このキットには
- 魚雷×2
- 1000kg爆弾(ヘルマン)×1
が付属する。
今回は爆弾装備にするけど、1つだけだと物足りないように感じた。
なので以前組んだハセガワ製品の余剰品を流用する。
なんで1個しかついてこないんだろう。
フル装備だと飛行性能に影響が出たのかな?
H型のHe111は搭載量が丁度2000kgぐらいだったような気がしますが。
このキットの特筆すべき点はこの水平尾翼。
挟み込み式の昇降舵(エレベーター)部分が可動式なんだけど……
本体はモールド部分に合わせ目が来るようになっている。
筆者はいつも通り合わせ目を消そうとして先に切り出したけど、これは嬉しい誤算だ。
なんかガンプラみたいな。
機内の組み立て
それでは機内の組み立てに映ります。
一部隔壁部分は別パーツ。
これにより、押し出しピン跡が目立たない構成になっていますな。
押し出しピン跡は機首側だけ外から見える感じかな?
浅いから削って処理しちゃおう。
組み立てるとこんな感じに。
ほとんど外から見えなくなる胴体後部まで再現されていますな。
カットモデルとかにしても面白そうです。
キットにはP-2型用らしき、縦積みの爆弾ラックも付属する。
今回のキットは外付けの魚雷や爆弾のみなので、それらは余剰パーツ行きだ。
同じ色で塗るので、操縦席や背面の銃座もここで組み立て。
今回は使いませんが、搭乗員の人形も3体付属しますな。
エアフィックス製品はパイロット付きなのが特色だよね。
どうも旧製品時代からの恒例みたいな。
組み立てるとこんな感じに。
操縦席の床板は裏に押し出しピン跡がありますが、風防の外から見える箇所ですな。
やはり筆者は削って処理しています。
操縦桿はキットでは座席側に接着する指示が出ている。
ただ床板に接着したほうが強度が出るので、筆者はそちらに変更した。
キットでは操縦席は胴体で挟み込んでから塗装の指示ですが……
筆者は塗装後の接着剤のはみ出しを警戒し、先に組み込んでしまいます。
ただ一部パーツが奥まった部分に位置し、多少塗りにくくなる。
この辺りは好みで。
まだ機内を塗っていないのに筆者が胴体貼り合わせを……。
いえ、パーツを一度矯正しているだけですな。
隔壁部分など、パーツの噛み合わせ箇所が多いので……。
今回の戦果
ここで一気に機内パーツを塗装。
エアフィックス製品は基本的にハンブロールカラーでの塗装指示です。
指定された機内色は同カラーの32番、マットダークグレー。
ここは手持ちのMr.カラー、RLM66ブラックグレーで塗ってしまいましょう。
これはハセガワ製品でもそういう指示が出ていたね。
同じドイツ軍爆撃機でも、RLM66ブラックグレーだったりRLM02グレーの指示だったりとまちまち。
違いはなんだろう。
今回はここで中断。
次回は機内の細かい塗り分けから再開予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット