
模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

前回はタミヤのヤークトパンターが完成しましたな。
今回は何を……。

再び筆者の積み処理に戻る。
航空機模型を紹介しよう。

また積み処理に。

だいぶ減らしてきたように見えますな。
筆者の積み山の裏にあった部屋の壁が見えてきましたよ。

単に積みをシャッフルして移動しただけなんじゃないの?
今回のお題 エアフィックス メッサーシュミットBf110C

今回作るのはこちら。
エアフィックスより
メッサーシュミットBf110C
だ。

Bf110。
以前イタレリのG-4型を作ったね。


エアフィックス社製品としては……
過去に作りかけで遺棄されていたBf109を完成に持ちこみましたな。

メッサーシュミットBf110Cとは?

この飛行機は第二次世界大戦期に活躍したドイツの飛行機だ。
さまざまな用途で使用されたけど、ドイツ軍内では駆逐機と称された。

1930年代に世界中で流行った
「空戦・地上攻撃・長距離偵察などを全てをこなせる万能双発機」
それのドイツ空軍版といったものですな。

Bf110の試作機は1936年5月ごろに初飛行。
その後ユンカース社のJumo210系エンジンを搭載したA・B型が少数生産。
今回作るC型は1939年初頭に登場。
本命であったダイムラーベンツのDB601エンジンを搭載したタイプで、本格的な量産型となった。
細かい装備の違いでC型内でもいくつか種類があるようだ。

DB601となるとBf109のE型とかと同じようなものかな。


Bf110の主な活躍は以前も説明したとおり
- ポーランド戦・フランス戦ではまずまずの活躍をするものの、イギリス本土上空の戦いでは軽快な単発戦闘機相手に損害を重ねる
- その後は長大な航続距離を生かした戦闘爆撃機として北アフリカ・地中海・東部各戦線で活躍
- 大戦後期にはレーダーを搭載した夜間戦闘機としても使われるようになる
といった感じ。

英国本土上空の戦い(バトル・オブ・ブリテン)での敗退から欠陥機扱いされることもありますが……
これは使い方が悪かったであって、Bf110が悪かったわけではではなかったという。

夢の万能双発機のドイツ空軍版となったメッサーシュミットBf110。
本格的な量産型の一番手であるC型を、英国エアフィックス社のキットで作ってみよう。
箱の中身を確認しよう

それでは箱を開けてみよう。
中身はこんな感じ。

- 説明書
- デカール
- パーツ入りの大袋
といったところですな。

大袋内のパーツはこんな感じ。
- 通常のプラランナー×3
- クリアーランナー×1
となっている。

他社製品に比べてモールドはかなり深めだね。
スミ入れもばっちり決まりそう。

ちなみに今回の製品は2017年頃の発売なんだけど……
同社からは2010年にも発売されている。
2017年版はその2010年版と付属するパーツはまったく同じ。
箱とマーキングだけ入れ替えたものとなっている。

事実上の再販ってことかな。
極端に古いものじゃないからそこまで注意しなくてもよさそうだけど。

付属するデカールはこんな感じ。
欧州の製品らしく鉤十字は付属しないので、別のところから持ってくる必要がある。
詳しくは後述するけど、今回は鉤十字を使わない塗装パターンも収録されているけどね。

注意書き類がかなり細かいね。
ちょっと時間がかかりそう。

収録されている塗装・マーキングは2種類。
本家であるドイツ軍所属機と、同盟国であるイタリア軍所属機。
今回は珍しいイタリア軍機で作ってみたいと思う。

下面の塗装が黒ということは、夜間戦闘機部隊所属でしょうか。
1943年初頭のイタリア本土と書いてありますし。
続きは次回

今回はここまで。
次回から作業開始となる。

エアフィックスのBf110は今回初めてだっけ。
同じようなのは積みに何個もあった気がするけど。

先ほど紹介した2010年版。
あれが組みかけと未着手で1つずつあるので、筆者は一度組んでいるという。
それに続いて発売されたE型キットも2つ保有しており……。

早く作らないと。
というか今は2023年だよ。
2010年版ってことは13年前……。

まだ秋葉原のラジオ会館が建て替え前でしたな。
それらを購入したのは。

余裕があれば今回の2017年版と共に2010年版も片付けてしまう予定だ。
とにかく作業が遅れているので、ここまで。

続きは次回!
この記事で紹介しているキット