エレールのPZL.23カラシュを作っていきましょう。
前回は塗装とマーキングを済ませた。
今回はウェザリングを行い完成させよう。
無事完成するようだね。
筆者が6,7年放置していたキットが、わずか一週間弱で……。
昆虫かなにかですかね。
今作っているのはカラシュ(フナ)だけどね。
それでは作業を再開する。
スミ入れ
まずはスミ入れ。
いつも通り、タミヤのスミ入れ用ブラックを使っています。
このキットは大半が凸モールドですが……。
ガイアノーツのフィニッシュマスターを使い、前から後ろへ一方向にふき取る。
凸モールド部分は塗料を引っ掛けるような感覚というか。
銀剥げと排気管汚れ
続いて銀剥げと排気管汚れ。
前者はタミヤエナメルのクロームシルバーをチョコチョコ置きます。
後者はウェザリングカラーとウェザリングマスターですな。
スミ入れと共に過去記事で紹介しているので、そちらを参考にしていただければ幸いです。
排気管自体が長いから、普段ならウェザリングカラーのステインブラウンだけで済ませているけど……
今回はラストオレンジも使っているよ。
つや消しと最後の忘れ物
最後に水性ホビーカラーのつや消しクリアーを吹きつけ。
乾燥後マスキングテープを剥がし、下部のゴンドラに機銃を接着します。
上部の機銃もここまでの塗装で塗料を被っているので、再度ガンメタルで塗っています。
これで完成……
と思いきや、左主翼付け根の黒い部分を塗り忘れていた。
急遽タイヤブラックで塗っている。
乗員用の滑り止めかな?
とりあえずこれで完成。
以下、ギャラリーだよ。
エレール PZL.23カラシュ 完成!
コクピット内って大体完成するとほとんど見えないけど……
この機体は窓枠が大きめだからよく見えるね。
後部は完全に開放されていますな。
今思うと機銃なんかは完成直前まで別にしておいても良かったかもしれません。
作ってみた感想のコーナー
チョコチョコ手を加えつつ完成させたわけだけど……
筆者の感想としては
- パーツは少なめですぐ形になる。
- 古いが部品の合いも極端に悪いわけではない。下部ゴンドラ周りの風防が少し気になる程度
- 胴体周りなど目立つヒケが多め。パテなどを準備しておこう。
- 爆撃機であるが爆弾パーツが付属しない。偵察機としても使われたので、爆弾なしでもなんとかなるが……
といったところ。
珍しい機体なのでどちらかといえば希少価値の高さがウリに感じる。
筆者がここの開設以前に組んだ唯一のエレール製品も、珍しい初期型のBf109だっけ。
この集合写真の一番左の手前にいるやつだね。
調べたところ、PZL.23カラシュのキットは70年代に初版が登場したようですな。
現在この機体のキットは本場ポーランドのIBGモデルズからも発売されています。
こちらは2017年ごろに初版が発売したようなので、かなり新しいものとなっていますな。
IBG社製品はカラシュ以外もまだ筆者の手元には存在しないね。
ちょっと気になるところだ。
筆者の好物であるドイツ軍モノもいくつか発売しているようだし。
筆者は最近購入を渋っているからなぁ……。
今回のカラシュも6,7年前ぐらいに購入したものだし。
在庫を片して、新たなキットを迎える準備ということだ。
今回はここまで。
次回は……また航空機になりそうだね。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット