コトブキヤHMM レッドホーン 製作記⑨

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ゾイド製作記
アドルフ
アドルフ

コトブキヤのHMMシリーズより、ゾイドのレッドホーンを作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は武器や脚の加工をして全ての部品が揃った。

今回はいよいよ塗装とマーキングになる。

レーナ
レーナ

なんかずいぶんと時間がかかっていたみたいだね。

しばらく更新も止まっていたし。

アドルフ
アドルフ

見事に作業が記事に追いつかれてしまいましたな。

ヴァルダ
ヴァルダ

結局今月中には完成しなかった。

恒例の月末集計も最後に済ませよう。

それでは作戦を再開する。

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塗装図の確認

アドルフ
アドルフ

本キットの塗装図はこちら。

実際はもう1ページあり、四肢や武器の塗り分け詳細図も掲載されていますな。

レーナ
レーナ

ガンプラなんかと同じで塗料の細かい割合が。

混色するのは大変そうだね。

アドルフ
アドルフ

極力混色はせず、ビン生の塗料をそのまま使ってしまいましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここで筆者が不良在庫……じゃなくて温存していた塗料を用意。

このHMMゾイドシリーズ向けのクレオス製品。

「HMM共和国・帝国共通セット」

だ。

  • 共和国ブルー1
  • ゾイドグレー1
  • 帝国レッド1
  • ゾイドガンメタリック1

の4色がセットされている。

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レーナ
レーナ

また随分と箱が汚れた古そうなものを……。

アドルフ
アドルフ

来るべき時に備えて筆者が15年近く前に購入しておいたものですな。

本来はアイアンコングやジェノブレイカーに使う予定だったみたいですが……

結局それらは後回しになって、今回のレッドホーンに投入されることに。

ちなみに今回初開封となっています。

ヴァルダ
ヴァルダ

基本的にほとんどのクレオス製塗料は10mml入りのビンに入っている。

しかしこのカラーは大柄なHMMの塗装を前提にしているからか、同社のMr.カラーGXシリーズ同様の背の高い18mml用のビンに入っている。

振られたカラーナンバーはそれぞれZC03~ZC06。

レーナ
レーナ

あれ、ZC01と02が欠番?

アドルフ
アドルフ

調査したところ、01と02は別売りで

「ZC01 ゴジュラスカラー ライトグレー1」

「ZC02 ゴジュラスカラー ブルーグレー1」

が存在するみたいです。

巨大なゴジュラス向けの塗料なので、サーフェイサーなどでお馴染みの40mmlビンに入っているのだとか。

下地を作る

アドルフ
アドルフ

手始めに500番のサーフェイサーを吹き付けて、合わせ目部分などの凹みを確認。

本格的な下地は後続のサーフェイサーにおまかせするので、ここでは大雑把に塗ってしまいます。

レーナ
レーナ

……そういえばこれはどうやって塗るんだろう?

なんかものすごく時間がかかりそうな。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者もHMMの塗装は初めてだからね。

部品の量がかなり多いので、間違いなく一日では終わらない。

とにかくサフが乾燥後、同じ色で塗る部品ごとに分けていこう。

アドルフ
アドルフ

この量では一度に塗ろうとすると収拾がつきませんからね。

作業台が散らかると紛失リスクも高まりますし。

第一次塗装作戦

アドルフ
アドルフ

というわけでまずは赤い装甲面やその他色付き部分から進めていきましょう。

まずは下地として、全体にMr.マホガニーサーフェイサー1000を吹き付けます。

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レーナ
レーナ

外装面だけでも結構な量に。

ヴァルダ
ヴァルダ

同時に牙の白い部分やミサイルランチャーのグリーン部分も塗り潰している。

赤い塗装と共に塗り分けてしまおう。

アドルフ
アドルフ

そして下地を残しつつ塗装。

  • 外装の赤→ゾイドカラーの帝国レッド1
  • 牙の白→Mr.カラーのグランプリホワイト
  • ミサイルランチャーの緑→Mr.カラーのダークグリーン

ですな。

混色はせず、似たような色で塗ってしまいました。

レーナ
レーナ

ゾイドカラーが早速登場。

帝国レッドは帝国軍ゾイドによく塗られている赤色イメージだね。

製品の箱だとセイバータイガーが描かれていたけど。

アドルフ
アドルフ

筆者は旧トミー版含めてセイバータイガーは持っていませんでしたな……。

ゾイドに限らず、筆者はどちらかといえばスピード型よりも重装甲型のものを好む傾向があるという。

ヴァルダ
ヴァルダ

帝国レッドは見た感じ普通のレッドとガンダムカラーのシャアレッドの間といった感じだ。

シャアレッドからもう少し白みを抜いて赤みを足したような感じというか。

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アドルフ
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厳密に言うと、筆者の手持ちのシャアレッドは旧ガンダムカラーのレッド2なんですけどね。

アドルフ
アドルフ

いつもなら他の部分の塗装を続行しますが……

前述通り、一度に全て塗ろうとすると収拾がつきません。

なので先に塗った外装部分だけ先に進めてしまいましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

このキットは大柄な割に一体化された塗り分け箇所が多い。

冷却用ルーバー部分をフレーム色で塗り分けていこう。

今回使用したのはタミヤアクリルのダークアイアン(履帯色)

この色は後にフレーム塗装でも使う予定だ。

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レーナ
レーナ

フレームは黒い部分と茶色い部分があったね。

ダークアイアンは茶色っぽい金属色だから、茶色のフレーム箇所に使う感じで……。

アドルフ
アドルフ

クレオスの焼鉄色を使う案もありましたが、あちらは手持ちが残りがわずかだったので今回は使わずに。

普段は排気管など極狭面積にしか使わないので、少ない状態でも補充がされていないというやつです。

アドルフ
アドルフ

その後はウェザリング。

全体に薄めたタミヤエナメルのフラットブラックを塗り、乾燥後にふき取ります。

いわゆるウォッシングですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

組んだ状態でエナメル塗料を流し込むと破損する可能性が高い。

なのでバラバラな今のうちに済ませてしまうというやつだ。

このキットは組んでからの解体も一手間かかるからね、

レーナ
レーナ

組んだままエナメル溶剤を塗るとキットが木っ端ミジンコ、もしくは木っ端ミトコンドリアだね。

アドルフ
アドルフ

ゾイドがらみですとその台詞は/0のラオン博士ですな。

アドルフ
アドルフ

そしてタミヤエナメルによるドライブラシ。

  • 赤い外装→ピンク
  • ミサイルランチャーの緑→明灰緑色
  • フレーム色→クロームシルバー

と使い分けていきましょう。

レーナ
レーナ

筆者の場合、ドライブラシは

「塗装で使った色の同系で明るい色」

が多いんだよね。

逆に元々明るい色で塗っていた場合は、ジャーマングレイとかの暗色でドライブラシをして塗装剥がれっぽい感じにしたりも。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここで外装は一度ストップ。

残りの部分を進めよう。

第二次塗装作戦

アドルフ
アドルフ

続いてそれなりの数がある細かい装備類を。

パイロットはグレーのサーフェイサーの上からMr.カラーのグランプリホワイトで塗装を終了。

それ以外の部分はMr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラックで下地を作ります。

レーナ
レーナ

ここで塗っているのはキャップと武器だね。

ヴァルダ
ヴァルダ

時間の都合というやつでね。

フレーム類を塗る時間はとれなかったけど、この装備類を塗る時間はできたんだ。

アドルフ
アドルフ

そして吹きつけ塗装。

  • キャップ→Mr.カラーのRLM75グレーバイオレット
  • 武器→Mr.カラーのシルバー

で済ませてしまいます。

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レーナ
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そういえば武器は塗装指示だとライトグレーだったね。

ヴァルダ
ヴァルダ

旧トミー版なんかだとやたらメタリック成型が多かった気がするから、それのオマージュだ。

加工とかの際に確認しづらいから、成型色は非メタリックのほうがいいんだけどね。

アドルフ
アドルフ

その後は筆での細かい塗りわけ。

黄色部分はキットでオレンジイエローの指示が出ていますが、オレンジ色が強すぎるように感じたのでRLM04イエローで塗ってしまいます。

無論、発色確保のために下地に一度白を塗っておくとよいかと。

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レーナ
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武器の黒い部分はゾイドガンメタリック1。

これは後でフレーム塗装にも使うみたいだね。

アドルフ
アドルフ

キャンディ状になるメタリック塗料は少々筆塗りしづらいですな……。

アドルフ
アドルフ

その後はウォッシングとドライブラシ。

パイロットはここで細部をエナメル塗料で塗り分けてしまいましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

アクリル塗料よりもふき取りしやすいのが利点だ。

破損防止のため、ウォッシングはせずにドライブラシに近い感じで塗料を適当に擦ってウェザリングだ。

これで装備類も塗装完了。

第三次塗装作戦

アドルフ
アドルフ

時間がとれたので、3回目の塗装に。

残るフレーム2種類ですな。

まずは先ほどの装備類同様、黒いサーフェイサーで下地を塗り潰します。

レーナ
レーナ

これだけだとかなり単調に。

アドルフ
アドルフ

そして塗装。

  • フレームのブラック部分→ゾイドガンメタリック1
  • フレームのブラウン部分→ダークアイアン(履帯色)

と、先ほど使用した色を使っていきます。

レーナ
レーナ

ここは陰を残さずにべた塗りで……。

3連リニアキャノンの基部は赤い箇所との塗り分けがあるから、マスキング対応済みだね。

ヴァルダ
ヴァルダ

ゾイドガンメタリックはクレオスの黒鉄色によく似た色だ。

そちらで代用してもいいだろう。

いずれにしろ下地を黒にしておくと塗りやすい気がする。

アドルフ
アドルフ

黒鉄色は黒系の割りに隠ぺい力が弱いので、明るい下地に塗ると厚塗りしてキャンディ状の厚い塗膜ができがちですな。

あらかじめ黒い下地にしておくと、黒鉄色が透けず薄い塗膜で済むという。

アドルフ
アドルフ

その後は細かい塗り分けを行い、フラットブラックのウォッシングとシルバーのドライブラシ。

2種類のフレームで共通ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

一部指示とは異なる塗り分けを追加している。

主に

  • 細いパイプ状のディティール部分→Mr.カラーのシルバー
  • メッシュパイプ部分→水性ホビーカラーのタイヤブラック

といった感じだ。

この段階ではわかりにくいけどね。

レーナ
レーナ

これで塗装は終了かな?

早く組み立てて確認しないと。

アドルフ
アドルフ

しかし切り出し済みのこの量のパーツを組むのはなかなか大変ですな。

パーツ番号がわからないので……。

レーナ
レーナ

千年パズルかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

マインドクラッシュだろう。

マーキング

アドルフ
アドルフ

続いてデカール。

従来のHMMはシールによるマーキングでしたが、今回は「マーキングプラスVer.」なので新規のデカールとなっています。

レーナ
レーナ

基本的には上のほうに密集している番号付きの物を使うみたいだね。

下のほうにあるほとんどのはおまけという。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者の記憶が正しければ、下の余剰マーキングは旧トミー版でよく見られたデザインだ。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

貼り付けるとこんな感じに。

正月に購入したばかりの新品なので、問題なく使用できましたな。

フリルのラインデカールなど凹凸面に貼り付けるものも多いので、軟化剤があるとよいかと。

レーナ
レーナ

ようやく形になってきたかな。

このパートの分でだいぶ時間を使ったような。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回は追加のウェザリングをして完成予定となる。

それでは月末恒例の集計だ。

月末恒例 今月の戦果

アドルフ
アドルフ

2025年6月の戦果は……

  • 購入 0
  • 完成 4(オチキスH39、F6Fヘルキャット、Ju87G-1スツーカ、T-34/76チェリャビンスク)

ですな。

レッドホーンは間に合いませんでしたが、先月購入した3つは全て完成しました。

レーナ
レーナ

既存の積み崩しもしているから、理論上数は減っているんだよね。

そんな気はしないけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

積み山は小さくなっているものの、代わりに完成品の山と空箱の山が出来上がっている感じだ。

直近の購入品は全て完成したものの、まだレッドホーン含め一年以内の購入品がいくつか残っている。

それらを片付けていきたいところだ。

アドルフ
アドルフ

確か航空機模型が2つほど残っていたような……。

ヴァルダ
ヴァルダ

「欲しいと思って購入したものはすぐ組まれやすい」

「値段で欲しいと思って購入したものは後回しにされがち」

といったところだ。

今回は今度こそここまで。

次回はレッドホーンを仕上げよう。

レーナ
レーナ

来月もお楽しみに~。

この記事で作っているキット

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