擦れ!ドライブラシのやりかた

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筆者の製作技法
アドルフ
アドルフ

2020年があと3日で終わってしまいます。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者は何時だろうと模型製作だ。

アドルフ
アドルフ

相変わらずですな。

レーナ
レーナ

今日は何をするのかな。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回手をつけた一式砲戦車を使って、またウェザリング講座を行う。

今回は、ドライブラシを解説しよう。

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犠牲車再び召集

アドルフ
アドルフ

今回の実験台はこちら。

前述通り前回に引き続き、タミヤの一式砲戦車となります。

レーナ
レーナ

既にウォッシング済み。

その様子は下記から。

https://letztbatallion.com/%e3%81%8a%e6%89%8b%e8%bb%bd%e6%88%a6%e8%bb%8a%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%82%b6%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0%ef%bc%81%e4%bc%9d%e5%ae%b6%e3%81%ae%e5%ae%9d%e5%88%80%e3%83%90%e3%83%95%e3%82%a6%e3%82%a9%e3%83%83/

道具を準備しよう

ヴァルダ
ヴァルダ

ドライブラシを行うための道具はこちら。

  • タミヤエナメル(今回はフラットアース)

このほかに、ティッシュやキムワイプ等。

アドルフ
アドルフ

ドライブラシは今回専用のものを用意してみました。

専用のものでなくても、通常の筆でもいけますが・・・・・・

専用筆は毛量と適度な長さが作業を行う分に好都合です。

いざ、ドライブラシ

レーナ
レーナ

まずは塗料を筆に含ませる。

そのままティッシュやキムワイプ等で、ほとんど拭き取る。

アドルフ
アドルフ

ここで筆を擦り付けて、ガサガサの状態にしておきます。

擦りつけた筆から、わずかに塗料が付着する状態が理想です。

ガサガサに乾いた筆だからドライブラシ。わかりやすいですね。

アドルフ
アドルフ

これを凸部分やエッジにこすり付けます。

今回はこの部分に使ってみましょう。

レーナ
レーナ

ゴシゴシと……。

アドルフ
アドルフ

終わりましたが……。

なんかわかりにくいですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

フラットアースが、車体色の茶色に近すぎるんじゃないかい?

色を変えてみよう。

使用色を変更してみよう

ヴァルダ
ヴァルダ

車体色の一段明るい色として・・・・・・

やはり今回もこの色に頼ることになる。

バフ先生だ。

レーナ
レーナ

前回に引き続き……。

アドルフ
アドルフ

再び擦り付けます。

ちなみにドライブラシを行うときはキット表面をつや消しや半光沢にしておくのがおススメです。

完全な光沢面だと塗料が引っかからないので、うまく乗ってくれないというか。

レーナ
レーナ

個人的には半光沢かな。

つや消しだと、今度はウェザリングカラーがザラザラ面引っかかりすぎて落ちなくなるし。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者は以前、作業ごとに缶スプレーでツヤを出したり消したりしていた。

ただ今は効率優先なので、その作業は行っていない。

とりあえず作業をぶっつけ本番で行う。

上手くいかなかったらその都度缶スプレーでつやを調整している。

ヴァルダ
ヴァルダ

作業後はこんな感じ。

キットの凸部分に、明るい色が乗っているのがお分かりいただけるだろうか?

レーナ
レーナ

写真を並べてビフォー&アフター。

左が作業前。

右が作業後。

ヴァルダ
ヴァルダ

この状態で車体を前後から。

余談だけどタミヤのMM初期の作例は、やたらドライブラシを強調したものが多い気がする。

ついでに二重ドライブラシ・チッピングを行ってみよう

ヴァルダ
ヴァルダ

単色で終わらせるのもいいけど、今回はもう1色用意。

ダークブラウン系のものを使う。

用意するのはクレオスのウェザリングカラー、グランドブラウン。

アドルフ
アドルフ

タミヤエナメルではないのですか?

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者曰く、色みが気に入っているとのこと。

いずれにしろ、ウェザリングには適した塗料だ。

レーナ
レーナ

さっきのバフを縁に残すように、グランドブラウンを擦り付ける。

ここでは細い筆も動員して、角にぶつかったようなキズも描き込む。

使った筆はタミヤの面相筆。

毛先が広がって、細部の塗装ができなくなったものだね。

アドルフ
アドルフ

今見てみると、描き込み系キズがミスっていますな。

塗り分け部分が丸くなっているというか。

これだと塗料を置いた感が出てしまいます。

キズはなるべく塗り分け部分がギザギザになるように・・・・・・。

ヴァルダ
ヴァルダ

そういう時は、爪楊枝などで軽く擦ってやるといい。

他にもいきなり大きく色を置くのではなく、細かい点を何個も置く感じにする。

アドルフ
アドルフ

作業後、こんな感じに。

キズの部分から、金属の地が出ているような感じに。

レーナ
レーナ

全体図。

前回やったウォッシングが汚いというか・・・・・・。

アドルフ
アドルフ

つや消しクリアーを吹いてしまうと、意外と目立たなくなるんですよ。

なので、気持ちオーバーな感じにしたほうがそれらしくなります。

そのあとなんか色々あって完成

アドルフ
アドルフ

これ以上放置するのもアレなので、ここで他のウェザリングも施し完成させてしまいます。

その他ウェザリングについては以下を参照に。

https://letztbatallion.com/%e9%83%a8%e5%88%86%e5%a1%97%e8%a3%85%e7%9c%81%e7%95%a5%ef%bc%81%e6%88%a6%e8%bb%8a%e3%81%ae%e8%bb%8a%e5%a4%96%e8%a3%85%e5%82%99%e3%81%ab%e3%81%84%e3%81%8d%e3%81%aa%e3%82%8a%e9%8c%86%e3%82%a6%e3%82%a7/
https://letztbatallion.com/%e3%83%b4%e3%82%a7%e3%82%b9%e3%83%9a%e3%81%a7%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%82%b6%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8a%e3%83%bc%ef%bc%86%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%82%b6%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0/
ヴァルダ
ヴァルダ

以下、ギャラリー。

アドルフ
アドルフ

8年以上の長き時を越えて、ようやく完成しましたな。

ヴァルダ
ヴァルダ

自走砲はオープントップだから、内部を作りこむ楽しみがある。

その分装甲板の裏側にある、押し出しピン跡を処理する必要もある。

今回は作りかけのキットだから、その辺は紹介できなかったけど。

レーナ
レーナ

リメイク版のキットも発売されているから、そっちも気になる・・・・・・。

ヴァルダ
ヴァルダ

積みをどうするかだね。

作業まとめ

アドルフ
アドルフ

今回はドライブラシと、おまけのチッピングについて解説してみました。

ヴァルダ
ヴァルダ

まとめると

  • 筆に塗料を含ませる
  • 含ませた塗料をほとんど拭き取る
  • ガサガサの筆をキットに擦り付ける

といった感じ。

レーナ
レーナ

今回は自走砲に行ったけど、勿論ガンプラなんかにも使える。

というか

元々AFVモデラーたちが戦車とかに使っていたのが、ガンプラにも応用された

という歴史があるとか。

画像は筆者が過去に作ったグフだね。

https://letztbatallion.com/hguc%e3%80%80%e3%82%b0%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%90%e3%82%a4%e3%83%96%e7%89%88%e8%a3%bd%e4%bd%9c%e8%a8%98%e2%91%a3%e5%ae%8c%e6%88%90/
ヴァルダ
ヴァルダ

ドライブラシに使う色はさまざま。

明るい色でハイライトにするもよし。

暗い色で塗装が落ちた感じにするもよし。

アドルフ
アドルフ

筆者は両方行っていますが。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はこんな感じで終わりかな。

レーナ
レーナ

次回も、お楽しみに!

この記事で作っているキット

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この記事で作っているキットの改訂版

 

 

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