
サイバーホビーより発売されています、ドラゴン製のヘッツァー駆逐戦車を作っていきましょう。

前回は車体上部外装を組んだ。
今回は細かい部品を取り付けて組み立てを終了する。

3月9日。
ザクの日だね。

今年のザクは先月に完成したザクIスナイパーですな。

ザクの日用のものは済んでいるので、今はヘッツァーを進めていこう。
それでは作戦を再開する。
細かい部品の取り付け


前回はこの状態で中断したところだったね。
外装を組んで、細かい部品を取り付ける直前という。

リモコン機銃の防盾やエンジン部分の金網など、エッチングパーツもここで全て使ってしまいます。
曲げ支持が出ていますが、やや硬い素材でやりづらいですな……。


組むとこんな感じに。
機銃は基部と機銃本体が一体成型ですな。
筆者は当初このキットをガルパンのカメさんチームのものにしようと考えていたようですが……
あちらは機銃を装備していないので、再現しようとすると一手間かかりそうです。

エッチングパーツは曲げる必要があるものの、やや硬いので少し苦労する。
ペリスコープガードは適当な工具の柄に巻きつけて曲げているけど……
その前に端の部分だけエッチングベンダーで摘んで強めに曲げておいた。
端部分は巻きつけただけじゃうまく曲がってくれなかったからね。

リモコン機銃の防盾部分も先端を微妙に曲げる必要があるね。
接着面積は広めだけど、意外とくっつきにくかったり。

作業中に筆者が引っ掛けて何度も外していますな。
後部の組み立て


続いて車体の後部へ。
予備履帯や排気管を取り付けます。
履帯は履かせたものと同じく、整形済みですな。

タミヤ製の予備履帯が余っている人はそちらを使ってもいいだろう。
ヘッツァーの前期履帯と後期履帯の違いは外側がメインなので、取り付ければ見えなくなるはず。


組み立てるとこんな感じに。
背面に取り付けられた牽引ロープはフックのみで、本キットにはロープ本体は付属しません。

筆者はこれを当初カメさんチームのにしようとしていたみたいだけど……
あっちはロープを装備しているみたいだね。
やっぱり普通のドイツ軍仕様でよかったかも。

カメさんチームで思い出したけど、あちらは車体右のバールを装備していない。
筆者は一度取り付け穴を埋めていたけど、ドイツ軍仕様に戻すために再度穴開け。
バールはジャンクパーツ入れで当該部品を見つけたので、それを使っている。

ハッチのフックもプラパーツを使用。
真鍮線に置き換えるか迷っていたみたいですが、結局キットのパーツを使うことに。
……ちなみに画像では写っていませんが、車長ハッチのフックを取り付け忘れていますな。
後でセットしておきましょう。

プラフックはそこまで致命的に精度が悪いわけではなかったからね。
真鍮線での作り直しも、そこそこ手間がかかるんだ。
どちらが楽か考えたところ、今回はプラパーツをそのまま使うことに。
主砲や車体前面の組み立て


続いて主砲。
Pak39、48口径7.5cm砲ですな。

主砲は上下可動するみたいだけど、軸の接合部はプラ製。
磨耗とかしないかな?


単純に軸が細く、そのままだと下がってきてしまう。
なので軸にセロテープを巻いて摩擦が出るようにしてみた。
防盾部分だけは塗装に備えて接着はせずに進める。

元が少し古い製品なので、やや構造が気になるところでありますな。


防盾周りは奥まったところをあらかじめマホガニーで筆塗り。
後は車体前面下部に溶接跡をつけたり、ノテックライトにコードを追加したりしています。
ここはいつも通りですな。
今回の戦果


側面のシュルツェンは接着せずに進めます。
これで組み立て完了ですな。

おまけの兵士は……。


よく見たところ、指揮官の持っている地図らしきものは自作が必要だったり、兵士がベルトに差している手榴弾は加工が必要だったりと手がかかりそうだった。
なので今回は一旦保留とする。
1944年12月~翌年1月のアルデンヌ戦線をイメージしたものらしく、このヘッツァー以外と組み合わせても面白そうだ。
以前も触れたけど、この兵士は本来別売りのものを戦車キットへ同梱した形になっている。
なのでこれだけ欲しい人は別売り品(品番DR6002)を探したほうが早いだろう。

あえて車輌抜きの兵士だけのヴィネットにして、小さめのケースに飾っても面白そうですな。

今回はここまで。
次回は塗装作業になるだろう。

続きは次回!
この記事で作っているキット