III号戦車N型で学ぶ!戦車模型簡易ディティールアップ作戦(ジャッキ小加工・ライトコード追加編)

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

タミヤのIII号戦車N型を用いて、各種簡易ディティールアップを試みる記事です。

ヴァルダ
ヴァルダ

下準備、車体下部の溶接跡やフェンダーの薄々作戦が終了している。

3回目となる今回は車体上部に手を加えよう。

ジャッキの小加工とライトコードの追加をしていく予定だ。

レーナ
レーナ

うーん、引き伸ばすねぇ。

アドルフ
アドルフ

どうしても画像が多くなりますので……

あまり1つの記事に入れすぎると重くなるのですよ。

ヴァルダ
ヴァルダ

無駄に筆者が事細かに写真を撮影するんだ。

とにかく作戦再開としよう。

 

 

 

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ジャッキを削り込もう

アドルフ
アドルフ

まずはジャッキの小加工からですな。

90年代のタミヤ製品にありがちなこととして、ジャッキの形状が板を組み合わせたようなものになっているということがあげられます。

実際は4つ足状の形になっているようなのですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

近年のキットは別パーツ化されており、4つ足部分が再現されている。

画像はIV号戦車G型(初期生産型)のもの。

画像の右上にあるのがその当該パーツだ。

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レーナ
レーナ

近年のキットはこういうの再現するためか、部品を細分化しているパターンが多いよね。

その分組み立てに時間がかかるけど。

アドルフ
アドルフ

しかし加工する手間を考えると、最初から再現してあるほうが……。

ヴァルダ
ヴァルダ

まずは左右の板部分を削って4つ足部分の先端を作り上げる。

デザインナイフで板の真ん中部分を削って突起を作るだけだ。

レーナ
レーナ

実際は更に中央に凹みがあるみたいだけど……。

ヴァルダ
ヴァルダ

中央の凹みもデザインナイフの切っ先で掘り込む。

レーナ
レーナ

幅がないから時間がかかりそう。

アドルフ
アドルフ

人によっては刃先が折れて平らになったデザインナイフを使うようですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

デザインナイフでも彫りこめるけど、どうしても時間がかかる。

なので筆者はハセガワのモデリングチゼル1を使っている。

程よい幅で簡単に凹みが作れるんだ。

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アドルフ
アドルフ

ちょうどいい幅で、凹みの周りに壁上のものも出来上がりますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

加工後はこんな感じだ。

中央に凹みが出来て、4つ足部分も出来上がったのが君たちにもわかるだろう?

レーナ
レーナ

なんか彫ったところがガタガタしているような……。

アドルフ
アドルフ

ガタガタ部分は流し込み式の接着剤の筆で軽くなでてやれば大丈夫ですな。

接着剤の成分で細かい毛羽立ちなんかは溶けてくれます。

ヴァルダ
ヴァルダ

そのまま他の部品も接着してジャッキの組み立ては終了だ。

 

ライトコードの追加

アドルフ
アドルフ

続いてライトコードの追加作業ですな。

一部のキットではコード部分が一体・独立問わず整形されていますが、大半のタミヤ製品では省略されています。

今回はそれらを追加してみましょう。

レーナ
レーナ

筆者が今までに見てきた中だと、旧製品のIV号駆逐戦車なんかはコードが一体成型だった気がするね。

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ヴァルダ
ヴァルダ

とりあえず、コードをセットする部分にピンバイスで穴を開けよう。

今回は0.5mm径のものを準備。

タミヤの精密ピンバイスSと当該径のドリルを使用している。

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ヴァルダ
ヴァルダ

コード本体は筆者が以前ヨドバシカメラで購入したELPA(エルファ)のエナメル線 (0.4mm径)を使用

適当な長さに切り取って、片方をピンバイスで開けた穴に差込み接着する。

金属なのでプラセメントではなく瞬間接着剤を使おう。

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レーナ
レーナ

程よい曲げやすさがいいね。

アドルフ
アドルフ

これを使う以前、筆者は真鍮線や伸ばしランナーを使用していたのですが……

  • 真鍮線は適当な長さに合わせるのが難しく、接着もしづらい
  • 伸ばしランナーは曲げにくく形状を決めづらく、曲げすぎると折れる

ということでエナメル線を使用することになったようです。

ヴァルダ
ヴァルダ

10mm分あるから、しばらく持つだろう。

アドルフ
アドルフ

筆者の作業場には10年以上使っているにも関わらず、使い切れていない資材が多数ありますからね。

ヴァルダ
ヴァルダ

反対側も長さを合わせてカット

こちらはライト台座に隠れるように端っこを接着してしまえば大丈夫だ。

勿論、ライト台座に穴を開けて差し込めるようにしてもいい。

レーナ
レーナ

簡単簡単♪

アドルフ
アドルフ

むしろライトコードの配置に関する資料を探すほうが大変な気がしますな。

同じ形式の車輌でも、配線位置にばらつきがあるように見えるのもありますし。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここは車種次第だね。

ティーガーIIやIV号戦車なんかは比較的わかりやすいというか。

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今回の戦果

アドルフ
アドルフ

その他部品も接着していきます。

これで車体はあらかた組み終わりましたな。

詳細は過去に製作した同じキットの別個体の記事も参照に……。

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レーナ
レーナ

なんかいつの間にか機銃やアンテナまで出来上がっているね。

ヴァルダ
ヴァルダ

本当は今回紹介する予定だったけど、配分の都合で次回に回す。

車体が出来上がったので今回はここで中断。

次回はその細かい装備と共に、砲塔の小改造内容を紹介予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

 

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