スーパーモデルのマッキMC.205ヴェルトロ戦闘機を作っていきましょう。
前回はコクピット内を組んで塗った。
今回は外装を組んで整形していこう。
相変わらずのノロノロ運転に。
もうすぐ今年最初の月が終わっちゃうよ。
本当は今回のキット、息抜きとデカール資材の練習用になるつもりだったのですが……。
デカールは水転写式ではなくドライデカールだったので、資材の練習にはならなそうだ。
息抜きに関してだけど、どうもパーツの合いがあまり良くないのでそういうわけにはいかなさそうだ。
詳しくは後述する。
それでは作戦を再開しよう。
主翼と胴体を合わせる
前回塗った計器盤や照準器を組み込み、胴体と主翼を合わせますが……
まったく合いませんな。
隙間は勿論、段差までできるという。
というか隙間がかなり広くて、これは接着剤だけの合わせ目消しは不可能だよね。
無理に押さえ込むと接着剤が浸透して破損したり、パーツが歪んで完成形に影響が出ますな。
さてどうしたものか……。
プラ材で隙間を埋める
というわけで、ここはプラ板や伸ばしランナーとかのプラ材の出番。
隙間に突っ込んで流し込み式接着剤で溶着していく。
主翼付け根の前縁など、場所によっては奥に突っ込んだはずのプラ材が主脚格納庫部分から飛び出して見えるので注意だ。
主翼と胴体の間はまっすぐなプラ板。
前縁と後縁の曲面部分は伸ばしランナーがいいかな。
伸ばしランナーについては過去記事を参考にしてね。
後部の尾輪格納部も変な位置に合わせ目が来るようなので、伸ばしランナーを継ぎ足しながら接着する。
ただその前に尾輪の後付けができるかどうか確認。
どうも内部の窪みに引っ掛けるように接着するようだ。
外から後付けできるようなので、尾輪本体は別にしておこう。
MC.202フォルゴーレまでは尾輪が固定式だったけど、MC.205ヴェルトロは格納式になっているんだよね。
変な部品分割を見たところ、同社のMC.202キットはこのキットと同じ胴体を使っている可能性がありますな。
実際に確認したわけではありませんが。
尾輪の固定位置が曖昧なのは、駐機状態と飛行状態が選択式なのが原因だろう。
今回は駐機状態にする予定だ。
伸ばしランナーで尾輪周りの隙間埋め。
……胴体や主翼下に唐突な穴がいくつも開いていますな。
ググッた画像を参考に、不要そうな穴は伸ばしランナーを突っ込んで埋めてしまっている。
主翼下部後方の2つの穴はラジエーターパーツの接続用。
主脚格納部後方の長方形の穴は機関砲の薬莢排出口。
なのでこれらは残しておく。
今回の戦果
接着剤が乾燥後、プラ材を突っ込んだ箇所を削って整形していきます。
隙間は埋まりましたが主翼と胴体の間はモールドがあるので、そこは彫り直しておきましょう。
まっすぐなのでBMCタガネとスジ彫りガイドテープの出番ですな。
凸モールドのキットだから、凸部分が削れちゃっているんだよね。
こういう合いの悪い凸モールドキットの難点というか。
今回はそのまま進める。
人によっては気になるから、凸モールドを全部彫り直す人もいるみたいだね。
筆者はあまり一つのキットに長時間かけたくないので、そのままだけど。
なんか1/72の戦闘機なのに、ものすごく手間がかかっているような。
乾燥と整形でかなり時間を使ってしまったので、今回は少し短いけどここまで。
次回は残りの部品を取り付けて組み立てを終了する予定だ。
続きは次回!