スーパーモデルから発売されています、マッキMC.205ヴェルトロを作っていきましょう。
前回は合わない主翼と胴体をどうにか合わせた。
今回は残りの部品を取り付けて、全体の組み立てを終了させよう。
相変わらず引っ張るなぁ。
予想以上に筆者が手こずっているようで。
どうもパーツのダボがなくてイモ付け指示だらけなんだ。
そのため自分で軸打ちをする必要があり、それで進みが遅くなってる。
詳しくは本編で語ろう。
細かい部品の用意
以前組んだプロペラをはじめ、各部品を用意します。
単純な部品点数では他の1/72戦闘機と変わりませんな。
問題はパーツの精度なんだよね。
まるで合わない部品もあったわけだし。
吸気口の選択
吸気口、エアインテークは2種類からの選択式です。
特に目立った指示はありませんが……
塗装図ですとイタリア王国空軍機のみAタイプで、それ以外の3種はBタイプとなっています。
今回はイタリア王国空軍機なので、Aタイプをチョイス。
……本体上下に入ったこの線はパーティングラインなのかディティールなのか不明ですな。
Bタイプは以前組んだMC.202フォルゴーレとほぼ同型だね。
蛇腹になっているのが特徴的というか。
防塵フィルター付きというやつでしょうか。
金属線で補強しつつ進める
脚部分はほとんどがいわゆるイモ付けとなっています。
そのままでは接着強度が出ないので、ここは穴を開けたり真鍮線で補強をするなどしておきましょう。
脚部分は0.5mm径の真鍮線。
20mm機関砲は1.0mm径の真鍮線を打ち込んで補強している。
脚は塗り分けに備えて接着せず。
機関砲部分は先端以外が機体色のようなので、そのまま接着してしまおう。
なんか機関砲身が異様に太いような。
どうもカバーのようなものに覆われているような形らしい。
なので先端の砲口以外は機体色になる。
脚のタイヤ周りは合わせ目ができますな。
ここは真っ二つなので接着して合わせ目消しを。
タイヤは合わせ目消し後でも着脱可能ですな。
タイヤはゴムパーツになっている。
とりあえず今は別にしておいて、ホイール部分のみ主脚と取り付けて塗装に備えよう。
ピトー管はただの棒で、強度も気になったので作り直し。
筆者の手持ちにあった0.6mm径の洋白線パイプと0.4mm径の真鍮パイプを組み合わせて自作します。
洋白パイプ君、ちょっとお値段高めなんだよね。
こっちも真鍮パイプに切り替えてもよかったかも。
筆者が買いに行った当時、当該の真鍮パイプを店が切らしていたような記憶があります。
洋白線は2本しか入っていませんが、1本が長いので思ったより長持ちするという。
風防の調整
風防は前後で2パーツ構成。
後部のものは接着位置を変えることで開けた状態にもできます。
本体側の風防噛み合わせ箇所が狭いらしく、後部風防の前側が本体に引っかかって浮いてしまっている。
ここは調整して……。
本体を削って調整するとこんな感じに。
後部風防がうまく収まってくれました。
その分前部風防が少し高くなり、上面で少し風防同士の段差ができた。
なのでこちらも機体側を少し削り、位置を下にずらすことに。
あちらを立てればこちらが立たず……
今回の戦果
風防のマスキングをし、同じくクリアーパーツの翼端灯も接着。
翼端灯は主翼と厚みが合わなかったので、一度接着後に削って調整しています。
これ以上突っつくと完成しなくなるので、これで塗装に入ることにしよう。
今回はここまで。
次回は塗装とマーキング予定だ。
続きは次回!