
ズベズダより、ドイツ軍急降下爆撃機のJu87を作っていきましょう。

前回は機内の組み立て・塗装を行った。
今回はそれらや細かい部品を組み合わせて、全体の組み立て作業を終えよう。

今年も残り10日。
年末になってきたね。

今年の年末はどうなることやら。

筆者の予定は不明だ。
それでは作戦を再開しよう。
貼り合わせ


前回紹介し忘れていた、胴体の接着を。
スナップフィット式キットですが合わせ目が目立つので、ここは接着してしまいます。

ここもピンの噛み合わせがキツめだから、凸ピンを短くしたり凹ピンに切れ込みをいれたりして調整してから接着してね。
ついでに主脚や爆弾も接着。
合わせ目消しについては過去記事参照だよ。

主翼はモールドを合わせ目が兼ねているように見えたので、接着せずに進めている。
ちなみにこの段階では筆者は忘れているけど、左主翼にはクリアーパーツを挟み込む必要がある。
後で気づいて急遽取り付けた。
接着してないことが幸いしたね。

主翼下部にもクリアーパーツ、操縦手用の覗き窓があります。
ここもこの段階で忘れずに取り付けておきましょう。
その他部品の取り付け


胴体と主翼を合わせてこんな感じに。
残りの部品を取り付けていきましょう。

部品は少なめ。
そんなに苦戦しないかな?


主翼の同翼周りにあるはずのバランサーパーツなんかは省略されているようだ。
ちなみにこれはエアフィックス製品。
こちらはバランサーパーツが同翼に一体成型されている。

自作も考えましたが、筆者は自作したところで紛失する可能性が高そうです。
なので今回はキット構成を尊重してそのままに。
尾翼の組み立て


残りの部品、まずは尾翼から。
ここは塗装時に着脱できるよう、スナップフィットを調整して接着はせずに……。

支柱が邪魔で微妙に塗りにくいんだよね。
今回は着脱可能な構成になるから、マスキングや塗装が楽になりそう。
機体前半の組み立て


機体の前半。
こちらも塗りわけを考えて極力接着せずに進めています。
特にダイブブレーキは国籍マークと被るので……。

ダイブブレーキは収納時と展開時の選択式。
今回は収納時を選んだ。
機首下げ角度で展示して展開したダイブブレーキをセットすれば、急降下爆撃の瞬間になるけどね。

接着しないで組み立てれば差し替えで両方再現できそうだね。
ただダイブブレーキに貼り付けるマークは1セット分しかないけど。
……そういえばスパッツに見慣れないプロペラがあるけど。

Ju87は急降下時に発生するサイレンのような風切り音が敵に対する威嚇効果があったため、それを増幅するプロペラですな。
空気抵抗で速度が落ちたり、戦争が進んで慣れた連合軍兵士達に対する威嚇効果が薄れたりしたので後に撤去されますが。

サイレンプロペラは幅が広くてしっかりした出来だ。
以前組んだフジミ製品にも付属したけど、あちらは古いからか少々貧弱に見えるものだった。


先ほど触れた主翼のクリアーパーツ。
筆者がここで気づいてセットしていますな。

取り付けピンが横長なので、主翼上下で挟み込む形になる。
今回はスナップフィットなので、幸い主翼上下を簡単に剥がせたから容易に付け直しができた。
仮に接着していた場合は、横長のピンを切り取っていたことだろう。
風防の取り付け


最後に風防の取り付け。
このキットではほぼ一体型となっており、風防を開けた状態にはできませんな。
代わりに機銃周りの丸い箇所が別パーツになっています。
地味に塗り分けしづらい場所なのでうれしいところです。

ここも少々浮きやすいけど、パーツの合い自体に問題はなかった。
コクピットのマスキング代わりに、機銃部分以外を仮留めして進めよう。
今回の戦果


仮留めした風防をマスキングして、組み立ては完了とします。
これで塗装に入りましょう。

スナップフィットがキツいだけで、パーツの精度自体は良好なんだよね。
パテ修正とかはほとんどなかったし。

今回はここまで。
次回は塗装からになるだろう。

続きは次回!
この記事で作っているキット




