
ロシアのズベズダ社より発売されています、Ju87B-2を作っていきましょう。

前回は塗装とマーキングを行った。
今回はウェザリングをして完成させよう。

年内完成品がもう一つ増加。
積みは順調に減っているみたいだね。

この時期は筆者が積みを増やしがちなので注意したいとことですが。

残念ながら手遅れのようだ。
それについては次回以降だけどね。
まずはこのJu87を仕上げるべく、作戦を再開しよう。
ウェザリング!


ウェザリングはいつもの3点セットですな。
詳しくは過去記事を参考にしていただければ幸いです。

胴体側面とか、このキットはモールドが浅めなんだよね。
気になる人はあらかじめ彫り直したほうがいいかも。
スナップフィット部分の、モールドを兼ねた合わせ目との差も激しいし。
完成へ


最後に水性のつや消しクリアーを吹きつけ、窓枠などのマスキングを剥がして完成です。
噛み合わせを調整しつつ、各パーツを組み合わせましょう。

最後の最後に破損……なんてことはしないように。
以下、ギャラリーとなる。
ズベズダ ユンカースJu87B-2スツーカ 完成!






比較的近年のキットだけあってパーツの合いはかなりいいほうなんだよね。
旧東側諸国製のキットは精度が悪い模型の代名詞的なところがあるけど。

パテもほとんど使わなかったはずです。



以前組んだ同社のスキー装備型(Ju87B-2/U4)と。
あちらのほうが後発で今回の通常型が原型キットなんですけどね。

今回のキットは通常型だから、一般的なJu87B-2なんだよね。
スキー型は他社製品でもほとんど見かけないから、希少価値が高いキットという。
作ってみた感想のコーナー


また一つ、筆者の長年の積みが形に……。

筆者の感想としては……
- 意外にも部品の合いは良好。パテはほとんど使う必要がない
- スナップフィット式なので必要に応じてパーツの着脱ができる。塗装時は一部外すことで組みやすい形態にできる
- 肝心のスナップフィットがかなりキツめで調整が必要。そのまま組もうとすると間違いなくピンが折れたり塗料の溶剤成分で破損するので注意
- ややモールド類は浅くてスミ入れ塗料が残りにくい。気になる人は彫り直しを
といったところ。
スナップフィット部分が最大の特徴のキット。
残念ながら噛み合わせの調整が必要なものの、調整さえすればパーツが着脱可能になって作業を進めやすい。
特に尾翼の塗り分けや細い部品は着脱可能にしておくと塗装がかなりしやすくなる。

筆者の場合細いパーツは接着したまま塗装をすると、作業中に折ることがありますからね。
別にしておいて後付けですと、接着剤のはみ出しトラブルが発生したり。
本キットはスナップフィットなので、接着不要のはめ込みだけで済むのがいいですな。

スナップフィット式だと組み立て簡単だけど、スケールモデルだとあまり見かけないよね。
やっぱりパーツの厚みとかが増してヒケとかが出やすいからかな?

良キットではあるものの、2025年12月現在はズベズダの母国であるロシアが本物の戦争をしている影響もあってか市場ではあまり見かけない。
店頭在庫や中古品を探すことになりそうだ。

ただなんかどういうルートなのか不明だけど……
店によってはズベズダ商品を仕入れているところがあったり、OEMで他社製品の皮を被ったズベズダ製品の情報を見かけるね。
もしかしたらこのキットもそのうちどこかで出会えるのかも。

まずは積みを処理していこう。
今回はここまで。
次回はまた別のキットを紹介予定だ。

続きは次回!
この記事で作っているキット



