タミヤのマルダーII型(マーダーII)を作っていきましょう。
前回はパーツのチェックを行った。
今回は組み立て開始。
主に足周りを組んでいく予定だ。
このマルダーII型と一緒に、いくつかタミヤMMシリーズのスポット生産品が再販されたみたいだね。
今回の再販は大半が米軍関係のようですな。
筆者は枢軸国びいきなので、このマルダーのみ確保してきたようです。
米軍車輌を購入しても、大体鹵獲されちゃったり。
それでは今回の作戦を開始しよう。
まずは合わせ目消し
とりあえずまずは合わせ目消しのために接着を。
エアクリーナーや主砲周りですな。
後に筆者が気づいたことだけど……
主砲は砲身のほか、砲尾部分も合わせ目消しが必要だった。
ここは後で当該パーツを貼り合わせている。
合わせ目消しについては過去記事を参照にしてね。
転輪の組み立て
キットでは先に主砲を組み立てる指示が出ていますが……
それらは現在接着剤の乾燥待ちです。
なので先に足周りから組んでしまいましょう。
転輪たちはこんな感じの部品構成。
パーツ自体はこのキット用の新規っぽいけど、基本的な構成はII号戦車F型とまったく同じだね。
ポリキャップを内蔵するところも一緒。
組み立てるとこんな感じに。
パーツもゲート箇所も少ないので、組み立ては簡単ですな。
ただ少々古いからか、上部転輪なんかは横から見たときに台形っぽくなっている。
履帯との接地面を軽く削って平らな形にしてやるといいだろう。
車体下部の組み立て
続いて車体下部。
内部はモーターライズ時代の名残がありますが、今回はオープントップの自走砲。
床板とかでそれらは隠れます。
サスペンション類はII号戦車F型のキット同様、一体成型だね。
こだわる人なんかはより新しい同社のII号戦車A~C型のキットを流用するらしいけど……
筆者は素材の味を生かすため、キットそのままで進めていく。
単純にすり合わせの手間やコスト面の問題があるので……。
車体後部のマフラー部分は排気管が単なる棒状だったので、ピンバイスを使い凹みをつけている。
これだけでそれらしくなるんだ。
マフラー部分は一体成型ですが、パンチングボードまで再現されているのがうれしいところです。
履帯の組み立て
履帯はタミヤの旧製品でよく見かけるポリ製の焼き止め式。
- 履帯の両端を組み合わせる
- 熱したマイナスドライバーで履帯のピン先端を軽く熱する
- 熱でやわらかくなったピンを手でさらに潰し留める
といった感じですな。
手で潰す際は説明書では指で押しつぶすように記載されているけど……
筆者は爪の腹部分で押しつぶしている。
指だと指紋がうつって汚く見えるのが気になるらしい。
今回の戦果
足周りの部品を仮留めしてこんな感じに。
転輪類はポリキャップ内蔵なので、着脱が楽ですな。
自走砲キットらしく、内部がある程度再現されているのがいいね。
その分ハッチを閉めて内装をごまかす、みたいなことはできない。
今回はここまで。
次回は車体上部を進めていく予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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