タミヤウォーバードコレクションのJu87G-2を作っていきましょう。
前回は細かい部品を取り付け、全体の組み立てを終えた。
今回は塗装とマーキングを済ませてしまおう。
5月も最後の1週間。
あっという間だったね。
もうすぐ6月で、1年の半分が終了してしまいますよ。
今月はどれくらい完成品ができるのやら。
それでは作業を再開しよう。
塗装図の確認
本キットに収録された塗装図は1種類。
ここには書かれていませんが、おなじみハンス・ウルリッヒ・ルーデル殿の搭乗機ですな。
最終階級は大佐ですが、箱の横の記載によるとこれは少佐時の機体だとか。
基本的な塗装パターンは通常のJu87シリーズ同様、スプリッター迷彩だね。
主翼の黄色帯が特徴的というか。
下塗り
まずは下塗り系から。
- 風防の下塗り→Mr.カラーのRLM66ブラックグレー
- 全体の下塗り→Mr.サーフェイサー1000
- 胴体の黄色帯下塗り→ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト
- 黄色帯→Mr.カラーのRLM04イエロー
の順に塗っていきます。
あれ、主翼の黄色は塗らないんだ。
そちらはデカールを使う。
ただ後で判明したけど、ここも塗装で済ませた方が良かったかもしれない。
本体色の塗装
ここから先は本体の塗装。
まずは下面色。
水性ホビーカラーのRLM65ライトブルーを吹き付けます。
ここだけ水性塗料という。
以前も申し上げたとおり、塗料の補給の都合ですな。
Mr.カラーのRLM65は100番台なので、取り扱っていない店もあるのですよ。
水性塗料は乾きが遅いので、少し長めに乾燥時間をとります。
乾燥しましたらマスキングをして上面塗装を。
先にMr.カラーのRLM71ダークグリーンを吹きつけます。
こっちはMr.カラー。
基本的に水性カラーの上にMr.カラーはNGだけど、少しぐらいなら大丈夫だね。
水同然に薄めたものを長時間曝したりしない限りは何とかなる感じだ。
こちらは比較的入手しやすいので、Mr.カラーのものを使用している。
というか何か出かけるごとに筆者が補給していたので、手持ちが余剰だったりするんだ。
最近は水性ホビーカラーも使いやすく改良されているので、臭いの少ないそちらに乗り換える案もありますな。
ただ乾燥が遅いので、今回みたいなマスキングしながらの場合は作業効率が落ちるのが難点です。
最後にRLM70ブラックグリーン。
こちらもMr.カラーですな。
最後に塗る塗料ならマスキングの乾燥時間を考慮しなくていいから、これこそ水性に乗り換えてもいいかも。
この色は割りと筆での部分塗装でも使いますからね。
ただこちらも筆者が大量に備蓄しているという。
筆塗りやマーキング
乾燥しましたらテープを剥がし、細かい部分を筆で塗り分け。
上面色が下面に吹き込んでいる部分もありましたので、それらも筆で処理しています。
お馴染みのスツーカ色に。
その後はデカール貼り。
塗装が1種類しか収録されていないので、シンプルな内容ですな。
デカールもイタリアのイタレリ製。
元々欧州向けを意識した製品なのか、鉤十字は付属しない。
これは以前のアカデミー製品同様、別売りのエクストラデカールのものを使用している。
今回の戦果
貼り付けるとこんな感じに。
デカールは上質で、これに関しては純正タミヤキットを上回っていますな。
ただ薄くて凹凸に馴染みやすい半面、破損には注意です。
ここで気になったのは主翼の黄色帯。
オーバースケールなのか実際の主翼よりも長かったり、上面と下面の折り返し部分が合わなかったりする。
筆者は適当に切り貼りして対応。
折り返し部分は先に分割して調整。
はみ出る部分は乾燥後にデザインナイフで切り落としている。
色味も塗装部分とは少し違うかな?
やっぱり塗装で済ませれば良かったかも。
今回はここまで。
次回は軽くウェザリングなどを施して完成に持ち込もう。
続きは次回!
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