タミヤウォーバードコレクションのイタレリ製品、Ju87G-2スツーカを進めていきましょう。
前回は塗装とマーキングを済ませた。
今回はウェザリングなどをして仕上げ、完成させる。
今回もそこまで苦戦していない感じかな。
部品自体は非常に少ないキットですからね。
合いさえ解決すれば問題ない感じです。
今月はじめのキットがどれもパーツが多くて苦戦した。
それの反動で少なく感じるだけかもしれない。
それでは作戦を再開しよう。
いつものウェザリング
まずはウェザリング……
いつもの3点セットですな。
- スミ入れ
- 銀の剥げチョロ
- 排気管汚れ
です。
詳しくは過去記事を。
あまりにワンパターンすぎるから、ついに画像1枚にまとめだしている。
筆者としても
「これ1枚で良いのでは?」
とか考え出したようで。
単純に容量が気になったというのもありますが。
つやを消せ!
最後に水性ホビーカラーのつや消しクリアーを吹きつけ。
クリアーパーツのマスキングを剥がして完成です。
以下、ギャラリーだよ。
タミヤ ユンカースJu87G-2スツーカ 完成!
スパッツなしの主脚が新鮮というか。
というかルーデル本の表紙も丁度スパッツなしタイプだね。
他メーカーの製品に比べ、やや風防の窓枠が太いように感じますな。
並べてみましょう。
他メーカーのものと比較。
- 左→アカデミー製のG-1型
- 真ん中→今回のタミヤ(イタレリ)製のG-2型
- 右→フジミ製のG-2型
ですな。
アカデミー製はG-1型なので、主翼端の形が異なります。
発売順は
フジミ→タミヤ(イタレリ)→アカデミー
だっけ。
フジミは先発だけあって、少しモールドとかが控えめというか。
機首も他のより少し短いような気もするね。
反対に最後発のアカデミーはモールド多めで少し小ぶり。
ギュッと濃縮されたイメージだね。
フジミ製は部品の合いと鉤十字が最初からついてくるところが強みですな。
今回のタミヤ(イタレリ)製は少しバリなどが多く、パーツの整形でやや手間が増えますな。
3機とも全てハンス・ウルリッヒ・ルーデル機となっている。
偶然にも発売順とは逆に
- アカデミー→大尉
- タミヤ(イタレリ)→少佐
- フジミ→大佐
のときの搭乗機のようだ。
うーん、ルーデル機が3機かぁ……。
作ってみた感想のコーナー
お馴染みのJu87。
どうたったかな?
このキットを組んでみた筆者の感想としては
- 90年代のキットにしてはモールドなどはそこそこ。機内も操縦席などは細かく再現されており、操縦席を開けた状態も選択可能
- 珍しいスパッツなしのスタイルでキット化されている。この希少性で他社製品と差が出る感じに
- 他社の同機キットに比べてややパーティングラインなどが強め。特に主翼とフラップの間の整形が少し手間だったりする。ただちょっと気になる程度で、まったく組めないわけではない
- マーキングは1種類のみ。元がイタレリ製なので鉤十字も別に用意する必要あり
といったところ。
タミヤウォーバードコレクションにラインナップされているイタレリ製品は時々非常に組みにくいものが混ざっている気がするけど、これは組めないわけではない。
パチピタではないけど、極端に作りにくいわけでもないので安心してほしい。
筆者はここの開設以前にタミヤWBのMC202フォルゴーレでものすごい苦戦したんだっけ。
そのせいで無駄にイタレリ製品を警戒しているという。
ガンプラしか作っていなかった筆者が、このキットで海外製スケールモデルの洗礼を受けたようです。
ただ筆者の経験では、それぐらいしか極端に組みにくいイタレリのタミヤWBはいなかったような気が。
ここの開設以前に作ったHs129や、ウェザリング記事でもお馴染みJu88はそこまで苦戦しなかった気がしますね。
あのシリーズ自体、大半は現用機だったような。
Ju87G-2はイタレリ製で、タミヤ純正品でないからか入手性が少し気になるのが難点。
残念ながら2024年5月現在、タミヤの公式HPでは生産休止中の表示が出ている。
ただ調べたところ、近年本家イタレリでマーキングを変更したものが発売されたようですな。
輸入されていないのか、日本の通販サイトとかではあまり見かけませんが……。
品番は1466だそうです。
イタレリ製品の輸入代理店はタミヤだっけ。
昨今の経済状況の影響かな?
今回はここまで。
次回はまた別のものを紹介する予定だ。
おそらくまたドイツ機になるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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