タミヤの自走榴弾砲ヴェスペ、それのイタリア戦線版を作っていきます。
前回は足回りを組んだ。
今回は戦闘室や主砲部分を組み立てていこう。
筆者がなんか
「エナジードリンク断ちする」
とか言い出したよ。
出来るんですかね。
さあね。
とりあえず一週間やってみるとか。
続くかどうか賭けてみない?
遠慮しておきます。
つれないなぁ。
そんなことより、今回の作業だ。
戦闘室の組み立て
まずは戦闘室の床部分から組み立てます。
オリジナルのII号戦車では戦闘室が車体の真ん中にありましたが……
ヴェスペでは巨大な10.5cm榴弾砲を搭載したため、後部が乗員区画になっています。
ここの弾薬箱は蓋パーツの裏側を一部削って、閉めた状態に出来るようにする。
通常版のヴェスペではこの突起をガイドにして開けた状態にすることも出来た。
今回のイタリア戦線版では兵士の人形を搭載するため閉めた状態一択となる。
兵士を乗せないで作るなら、ここを削らず開けた状態にしてもいいかもね。
付属の弾頭をセットすることも出来るんだ。
組み立てるとこんな感じ。
閉めた蓋が足場を兼ねているんだね。
車体上部の組み立て
説明書では先に主砲を組み立てる指示が出ていますが……
この時点ではまだ接着剤が乾燥していなかったので、先に車体上部を組んでしまいます。
この辺りからオリジナルのII号戦車とは違う形になってきたね。
組み立てるとこんな感じに。
ただここは先に主砲を組んだほうが良かったですな。
この後少し不具合が発生します。
詳しくは後述……。
気になるなぁ。
主砲の組み立て
ここでようやく主砲の接着剤が乾燥したので、こちらの組み立てを始めます。
自走砲の名前の通り、主役は車部分ではなく砲。
キットでも各特徴を再現しています。
ヴェスペが搭載しているのは10.5cm leFH18/2。
大元の牽引砲は1929年から設計され、第二次世界大戦中は15cm sFHとともにドイツ軍の主力榴弾砲となった。
組み立てるとこんな感じに。
主砲部分は後ろからスライドしてセットします。
着脱も可能なので、塗装時には外して塗ることになるでしょう。
駐退器の上の筒状部分、合わせ目が出来ているね。
後で整形しておかないと。
更に防盾部分も組み立てます。
防盾裏側は浅い押し出しピン跡がありますな。
ここは軽く削っておくとよいかと。
防盾がついているものの、ここの装甲厚は僅か10mm。
あくまでも気休め程度だ。
ちなみに一番装甲が厚い箇所は車体前面の30mmとなっている。
組み立てるとこんな感じに。
照準器などは塗りわけの都合でここではまだ接着しない。
ようやくそれらしくなってきたね。
車体上部に主砲を取り付けますが……
ここで問題が発生します。
取り付け部付け根に筆者は先にE11番パーツを先に接着してしまい、これが干渉してうまく取り付けられない事態に。
あらら。
で、どうしたの?
適当に力を加えながら押し込みました。
うーん、力技かぁ。
このE11番パーツ、Eランナーに含まれているとおり今回新たにセットされた部品だ。
なので筆者は前回通常版を作ったことを生かせず先に接着してしまったようだね。
ちなみにこの部品は後でデカールを貼り付ける。
赤い十字架が描かれているから、おそらく救急キット辺りだろう。
今回の戦果
出来上がった主砲と車体上部を下部に合わせます。
車体の奥まった部分は陰色で塗っておくといいかもしれませんね。
とりあえず形に。
……車体前面の予備履帯はどこに行ったんだろう?
ここも筆者が間違えていますな。
予備履帯は塗りわけを考えて接着しないで進めたようですが……
履帯ラックと車体で挟み込む構造のため、予備履帯は先に接着しないといけません。
なのでこの後履帯ラックを一度取り外していますな。
なんか前回作ったことをまったく生かせていないような。
前回作ったのが約3年前だからね。
忘れているのだろう。
今回はここで中断。
次回は残る装甲板や兵士たちを組み立てる予定だ。
続きは次回!
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