タミヤMMシリーズより、ドイツ軍のIII号突撃砲B型を作っていきます。
前回はキットの内容を見てみた。
今回は作業を開始して、サスペンションの組み立てをメインに行ってみよう。
なんかパーツを見た感じ、従来のIII号シリーズとは違う部品が多いみたいだね。
筆者は大丈夫かな。
実はこのキットはここの開設以前に1度完成させたことがあるようです。
例によって完成品は奥底にしまっちゃうおじさんしているようですが。
数年前の作品だったね。
あの時はたしか赤い髑髏の第192突撃砲大隊所属車で作ったはず。
とにかく、作戦を開始しよう。
まずは合わせ目の接着
まずは例によって合わせ目消しから。
見た感じ砲周りの部品を接着すれば大丈夫かな?
このキットは内部が見えますからね。
しっかり処理したいところです。
合わせ目消しについては過去記事を参照に……。
背面パネルの組み立て
接着乾燥待ちの間に、各部品を組み立てていきましょう。
説明書ではまず後部パネルの組み立てからになっていますな。
……なんかパーツ足りなくない?
アホな筆者が部品を一つ切り出し忘れていたようです。
各部を組み立てた後に気づいたようで。
とにかく、部品は揃っているので、組み立ててみましょう。
組み立てるとこんな感じに。
前に作ったG型とは少し形が違うね。
G型はこの張り出し底部にエッチングパーツを取り付けていたからね。
今回はそのようなものはない。
サスペンションをセットする
これが今回のキットの車体パーツ。
……これもG型のものとはだいぶ違うね。
前回の記事でも少し触れましたが、どうもこのキットはサスペンションが可動する構成になっているようです。
なのでタミヤの従来のIII号シリーズとは異なった車体になっています。
可動サスペンションを生かすためか、ジオラマ固定用のナットをセットする部分も刻印されている。
今回は使わないけど余剰パーツに含まれる蓋パーツやパイプパーツ、別売りのタミヤ製ナットと3mm径ネジを使うことでビス止め固定出来るようになっているんだ。
とりあえずサスペンションをセットしてみましょう。
アーム部分と留め具パーツを用意。
アーム部分はこのキットのために新規に用意されたものを使います。
従来のIII号シリーズのものも付属しますが、そちらは余剰品となります。
アームパーツは似たような4種類の部品を使う。
一気に切り出すと混ざってわかりにくくなるので、片側ずつ進めていこう。
アームパーツの整形が完了しましたら、接着せずに車体へセットします。
セットが完了しましたら、留め具のパーツをアーム上からセットして車体側面へ接着してしまいます。
留め具はB2番パーツとB18番があります。
いずれも部品名が刻印されていますが、その刻印がパーツ内側に来るようにします。
接着剤がサスアームに流れ込まないように注意だね。
サスペンションスプリングをセットする
このキットにはサスペンションスプリングの金具がついてくる。
両端に来るサスアームにセットして、本来の車高を維持する役目がある。
これがないと本来の車高が維持出来ないんだっけ。
リングの小さいほうをサスペンションの溝にはめ込み、そのまま大きいリングをB2/18番パーツの出っ張りに引っ掛ければOK。
ちなみにスプリングというだけあって弾力がある。
筆者は一度弾いてしまい捜索隊を出すはめになった。
幸いすぐ見つかったようですな。
かなり勢いよく飛んだので、最悪完全に紛失するパターンもありえた。
筆者曰く
「シレン2でケンゴウ系モンスターに鍛えた装備品を弾かれた感覚」
とのこと。
「サスペンションスプリング は どこかへ きえてしまった……」
その後は留め具の出っ張り先端にE5番パーツを接着。
これでスプリングが外れないようになる。
スプリングがしなっているねぇ。
耐久性とかが少々気になりますな。
今回の戦果
反対側も同様にサスペンションやスプリングをセットする。
これでサスアームのセットが完了だ。
可動式なこともあって、従来のIII号シリーズよりも少し組み立てに時間がかかりましたな。
今回はここで中断。
次回は転輪などの組み立てから再開する予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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