
タミヤのシャーマンイージーエイトを作っていきましょう。

前回はイージーエイトの特徴である足周りを組んだ。
今回は車体上部を作っていこう。

クリスマス……なんだけど、それももうすぐ終了だね。

後は年末ですな。

とりあえず今回の作業を進めよう。
車体上部の内部を組む

まずは車体上部から。
内部から取り付ける部品や加工箇所があるので、先に手を加えておきましょう。

砲塔リング部分とエンジンデッキ部分のランナーは切り取る。
ただ後者のランナーにはJ2番パーツがくっついている。
使う部品なのでランナーごとゴミ箱に突っ込まないように注意だ。

J2番パーツはエンジンデッキ部分の後部にある窪みに接着しちゃおう。

内部で行っておくもっとも重要な作業はこの穴あけです。
外装の吊り下げ用フックを取り付けるためのものですな。
1.0mm径のピンバイスで開口しましょう。

ここは次の工程で上からフェンダーを取り付ける。
後から穴あけが難しいので忘れずに作業しておこう。

元々M4シャーマンは側面フェンダーがありませんでしたが、幅広履帯を採用したイージーエイトでは側面フェンダーが増設されています。
まずは本体部分を組み立てましょう。

まずは内側から……。

フェンダーなどの部品を取り付け終わるとこんな感じに。
これで内部から取り付ける部品は完了だ。

前部はフックに。
後部はポリキャップとの接続軸になっています。
なので接着はせずに車体下部とは組み合わせる形に。
外装パーツを用意する

続いて車体上部外装の組み立て。
タミヤらしく多すぎず、少なすぎずな部品点数だね。

エンジンの違いでエンジンデッキの形状はM4の各タイプで異なるようですな。
そのうち確認してみたいものです。
フェンダー留めを取り付ける

外装パーツを取り付けたいところだけど、先にこのフェンダー留めパーツを接着してしまう。
非常に細かく数が多いので紛失に注意だ。

取り付けるとこんな感じに。
この部品、よくみるとA4・A5・A6番となっており、微妙に異なる形状の部品が付属している。
今回のキットではすべてA4番の部品を使うことになっているので、間違いに注意だ。

実際に筆者は取り付けた後に違いに気がついています。
なのでA5・A6番パーツが混ざっていたり。

途中で気がつかなかったの?

多少部品の取り付けピンがうまくはまらなかったなど違和感はあったようですが……
筆者はピンを削ってイモ付けしてしまったという。
後にランナーをよく見てから部品番号の違いで発覚したようです。

あらら。

よくみないと違いがわからないので、今回はそのまま進めよう。

画面の前にいるよい子のみんなは真似しちゃ駄目だぞ。
その他小改造

外装パーツの取り付けを進めていきます。
車体の機銃は0.5mm径のピンバイスを使い銃口に凹みをつけています。

筆者が戦車模型で行う定番工作だね。
過去記事あったはず……。


すべての部品を取り付けるとこんな感じに。

筆者は今回ドイツ軍の鹵獲車輌として作る予定。
装備品とかは失われていそうだけど、取り付け穴を埋めたり金具だけにするのが億劫なのでそのまま取り付けている。

その後は車体下部と合わせます。
前述どおり、接着は不要です。
前部のフックを先に引っ掛けたあと、後部の軸をポリキャップ部分に押し込みます。

なんか電池とモーターを仕込んで走らせられそう。
それを考えてこんなパーツ構成になったのかな?
内部に意味ありげな凹みがいくつかあるし。
今回の戦果

組み合わせるとこんな感じに。
車体前面が平らですっきりしているというか。

いわゆる後期型車体ですな。
初期の車体は前面に視察用のバイザーや出っ張りがありましたが、後期型では一枚板になっています。
筆者が過去に組んだシャーマンファイアフライは前期型の車体でしたな。


M4シャーマンはエンジンや車体装甲板違いのバリエーションの他に、車体の前期後期や砲塔、サスペンションの違いがいくつかあるんだ。
今回はここまで。
次回は砲塔の組み立てに入る予定だ。

続きは次回!
この記事で作っているキット
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