タミヤウォーバードコレクションのM6A1・特殊攻撃機晴嵐を作っていきましょう。
前回は機体にオモリをセットしたり、筆者の手持ちの古いものと部品を挿げ替えたりした。
今回は残りの部品を取り付けて組み立てを完了させよう。
今日はエイプリルフールだね。
なんか嘘でもついてよ。
面白いやつだな、気に入った。
殺すのは最後にしてやる。
コマンドーかな?
ビールでも飲んでリラックスしなよ。
そんなことより晴嵐を進めよう。
ドーリーの組み立て
待ち時間にまずはドーリーから組んでしまいましょう。
キットではこれらの部品を使います。
4つの支柱パーツはよく似ている。
長年模型をやっている筆者も区別がつかなかったので、ひとつずつ切り出してから処理している。
支柱パーツはよく見ると取り付け軸の太さが異なります。
間違えないように、最初からタミヤ側が太さを変えているみたいですな。
すべて組み立てるとこんな感じに。
支柱パーツは本体に丸い押し出しピン跡があるので、軽く削って処理しています。
寧ろ塗装のほうが大変だ。
本体をハルレッド、スノコ状部分をフラットアース、フロートとの接触部分をフラットブラックで塗り分ける指示が出ている。
……ところでドーリーってどういう意味なのかな?
どうやら持ち手部分のない背の低い台車のことだそうですな。
物流倉庫なんかではよく見かけるそうですが……
身近なものだと、スーパーで山積みになったカゴの一番下にある車輪付きのアレを連想していただければよいかと。
細かい部品の整形
他の部品も整形します。
実際は胴体とかの合わせ目乾燥待ちに進めているんですけどね。
外装のパーツ数はそうでもないかな。
コクピットやオモリ入れを過ぎればそうでもない感じ。
プロペラスピナーは先の短いタイプ(A16番)と長いタイプ(A14番)の選択式。
今回は長いタイプにした。
ポリキャップを入れ忘れないように注意。
機首下のラジエーター部分は4パーツ構成。
前回主翼ごとフロートを同製品の古いものと挿げ替えた。
ラジエーターも一部部品が接着済みだったので、古いものに挿げ替える。
無理に外すと破損するからね。
ラジエーターの網目部分(A12番パーツ)はシルバーで塗る指示が出ていますな。
組み立てた後からだと道具が入らないので、先に筆などで塗り分けるとよいかと。
ラジエーター部分と本体の間は合わせ目ができる。
少し合いが悪く隙間ができそうだった。
筆者は伸ばしランナーをプラ用接着剤で溶かしつつ接着。
合わせ目部分を埋めている。
伸ばしランナーは基本的にはAFVキットのアンテナや溶接跡で使うものだけど、最近は隙間埋めで筆者が他のキットにも使うように。
詳しくは伸ばしランナーを使った当該記事を参考にしてね。
爆弾を修正する
続いて爆弾。
晴嵐は魚雷か爆弾を装備できたようですな。
このキットには800kg爆弾が1つ付属します。
凹み部分で爆弾架にくっつくんだけど……
どうやらこのキット、爆弾フィンの向きが実物と異なるらしい。
後ろから見たときにフィンが斜め(×)になるのが正しいようだけど……
このキットでは真っ直ぐ(+)になってしまっている。
簡単そうなのでサクッと修正する。
後部のモールド部分で爆弾を前後に切り離し、後部側を斜め45度に回転させてから再接着する。
これで修正は完了だ。
風防や爆弾架の取り付け
続いて残る風防と爆弾架。
風防は先端と後部の2パーツに分割されています。
先端は穴開きと穴なしの2つが付属するね。
コクピットの組み立て部分でも少し触れたけど、このキットは照準器が2種類からの選択式となる。
望遠鏡状の直接照準器を選んだ場合は穴開きの風防を選択しよう。
今回はコクピット内に照準器をセットしたので、穴なしのものを使う。
風防を接着後、各部をマスキング。
接着にはいつものセメダインハイグレード模型用ですな。
クリアーパーツを曇らせたり溶かしたりしないのが利点です。
窓枠が多いからマスキングが少し手間かな。
筆者はいつも通り普通のテープを切り刻んで貼り付けているよ。
詳しくは過去記事を参考にしてね。
爆弾架は取り付けピンとゲート部分の境目がかなり曖昧です。
ゲートと間違えてピンを切らないように注意ですな。
筆者は一度間違えて切り落とし、再接着したりしている。
また、説明書の図では爆弾架の前後がどちらか少しわかりにくい。
筆者はパーツ裏の丸い押し出しピン跡がある側が機体の中心を向くようにした。
今回の戦果
これで組み立て完了となります。
スマートな機首といかにもなフロートの組み合わせがいい感じ。
本当は塗装の際に不便なので、フロートは外したほうがいいんだけど……
以前の筆者が古い晴嵐のフロートを接着したままなので、これで進むことになる。
今回はここまで。
次回はその塗装作業になる予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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