
タミヤウォーバードコレクションより、零戦の二一型を作っていきましょう。

前回は箱の中身を確認した。
今回は組み立て開始。
コクピット周りを中心に組んでみよう。

筆者がまたなんか補給してきたよ。

模型関係の資材以外も混ざっていますな。
数日前に補充したRLM71やMSパイプも再び……。

これで空軍やMS隊もにっこり。
最近勢いのある空軍はともかく、そろそろMS隊も強化したいところだね。

せっかく数が揃ってきたパイプを生かしたいところ。
とりあえずその前に零戦を作ってしまおう。
まずは合わせ目消し

とりあえずまずは合わせ目部分を接着。
現時点で接着可能なのは増槽だけですな。

胴体とか主翼とかは先に内部を塗る必要があるので、ここでは接着しない。

合わせ目消しについては過去記事参照だよ。

コクピットの組み立て

乾燥待ちにコクピット内部を組み立てていきます。
1/72スケールではありますが、かなり細かい内容となっています。

ここは零戦シリーズ共通のAランナー部品と、二一型専用のDランナー部品が混ざっている。
余剰品指定のAランナー部品を間違えて使わないように……。

似ているようで違う部品がいくつかあるよね。

塗りを考慮して画像の段階で組み立てを中断します。
非常に細かい部品が多いですが、パーツ同士はピタリと合います。
精度は全く問題ないですな。

ランナーについているのはA38・A39番パーツ。
見た感じ機首の7.7mm機銃の銃床だね。
コクピット内部は青竹色や緑系の色だけど、ここは黒で塗る指定が出ているよ。

続いて胴体を切り出します。
これの内部、側壁部分に機器類を接着していきましょう。

相変わらず細かい……。

組み立てるとこんな感じ。
部品は細かいけどここも精度が非常に高く、ピタリと部品が合う。

機器類は一部コクピットの側壁とは異なる色となります。
しかし筆者は後付けにしようとすると塗装面が接着剤で荒れると判断。
すべて接着して進めています。

一緒に塗る主翼も切り出し。
アンダーゲート方式を採用しているので、接着面にゲートがはみ出ている。
接着時にはここをきれいに削り取って平坦にしよう。

ちょっとでも残っていると接着面が浮いて、逆に削りすぎると穴があいて……。
コクピットの塗装

ここで機内を塗っていきましょう。
まずは青竹色。
キットではタミヤカラーのX-13メタリックブルーとX-25クリヤーグリーンを混ぜたものを塗るよう指示されています。
今回は手持ちのMr.カラー青竹色をそのまま塗ってしまいましょう。

コクピット側壁だけでなく、主翼下面の内部を塗るのも忘れずに。
この色はクリアーブルーとシルバーを混ぜたような色をしている。
ブルーの液体部分とシルバーの粒子部分が分離していることが多い。
塗る前はいつも以上によくかき混ぜておくといいだろう。

こういうメタリック系の色はどうも他の色に比べて塗りにくい印象がありますな。

ちなみにこの色は実物ではメタリックブルーというよりは、シルバーのジュラルミン地の上からブルー系の透明色を塗ったもののようだ。

ということはそれと同じように、先にシルバーを塗っておくのもありかな?

青竹色をマスキングして、次は搭乗区画を。
こちらはMr.カラーのコクピット色(三菱系)で塗ってしまいます。

このキットは青竹色とコクピット色で塗り分けているんだね。

一昔前のキットなんかだと、どちらかの単色指定が圧倒的に多い。
作る分には単色のほうがやりやすいんだけどね。
今回の戦果

マスキングテープを剥がし、細部の塗装やデカール貼り付けを行いましょう。
筆者愛用の面相筆で塗り分けを……。

デカールはシートベルトや計器類。
これは凸凹面に貼り付けるから、マークソフターやセッターがあるといいかな。

今回はここで作業を中断。
次回はコクピットを仕上げ組み込み、他の部品も成型を済ませよう。

続きは次回!
この記事で作っているキット
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