タミヤWBシリーズの零戦二二型を作っていきましょう。
前回は塗装を終えた。
今回は仕上げのウェザリングをして完成させる。
余裕で完成だね。
しかし筆者がゲンナリしていますな。
並行している別のものがだね……。
とりあえず零戦を先に片付けてしまおう。
スミ入れ!
まずはいつも通りスミ入れから。
本体はタミヤのスミ入れ用塗料のブラック。
カウリング部分は元々黒いので、グレイを使って強調しています。
そのままでも特に問題なく流れ込むね。
ヤスリがけしたところはモールドが浅くなっているからか、少し残りにくいけど。
筆者はあまり彫り直すことが少ないですな。
彫り直すとかえって汚くなるというのもありますが。
まだまだ修行が必要なんだ。
銀剥げ!
続いて銀のハゲチョロ表現。
タミヤエナメルのクロームシルバーの出番ですな。
日本機にはよく似合う表現です。
黒いカウリング周りメインかな。
本体は白っぽいから、やってもあんまり目立たないし。
排気管汚れ
その後は排気管汚れ。
本体はクレオスのウェザリングカラー、ステインブラウン。
排気口や排気汚れはタミヤウェザリングマスターBセットを使っています。
排気汚れだけじゃなくて、薬莢排出口周りも微妙に黒っぽい汚れを付着させているよ。
今回も結局いつもの3点セットウェザリング。
詳しくは当該記事を参考にしてね。
最後の仕上げ!
最後に水性のつや消しクリアーを全体に吹きつけ。
風防のマスキングを剥がして完成ですな。
あっという間に完成。
以下、ギャラリーだよ。
タミヤ 1/72 零式艦上戦闘機二二型 完成!
応急的に塗られた迷彩がいい感じ。
元々は灰色系単色でしたからね。
説明書によるとソロモン方面に配備された機体にこのような迷彩が施されたようです。
昭和18年(1943年)の7月辺りから、上面に暗緑色を塗るのが正式になるのだとか。
これでタミヤWBの零戦4種類が全て揃った。
並べてみよう。
左奥→二一型
右奥→三二型
左手前→二二型
右手前→五二型
ですな。
二一型だけエンジンが違うから、機首周りが異なるね。
プロペラ同軸機銃の通る部分が大きな凹みになっているのが目立つポイントというか。
他のは通り道に穴が空いているだけだね。
二二型の直前の型である三二型と。
主翼端の形が大きく異なるのが最大の特徴です。
燃料タンクが増設させたのも特徴だ。
おそらく赤い小さい丸が燃料注入口だが、それが主翼真ん中に増えているのがわかるね。
二二型の次の五二型との比較。
こちらは主翼も変更されていますが、最大の違いは機首ですな。
二二型までは集合排気管が下に2本突き出していたのに対して、五二型は後ろ向きに複数の単排気管を伸ばしているね。
これでロケット効果による速度向上を目指したっていう。
そういえば色味も違うような。
筆者はこの五二型を中島製の零戦イメージで塗ったそうですな。
なので暗緑色も黒味の強い中島製にしたという。
作ってみた感想のコーナー
特に苦戦はせず……。
筆者の感想としては……
- コクピット内は精密な割に部品の合いがよく、組みやすい
- 収録された塗装図は二二型、二二型甲でそれぞれ1種類ずつ。少し物足りないようにも感じた
といった感じ。
今までのタミヤ零戦と同じような感じで、非常に組みやすくて初心者も安心。
2023年12月現在タミヤからは4種類発売されているけど、どれを選ぶかは好みで選んでしまってもいいだろう。
筆者としてはどれが好みなのかな?
筆者はもっとも艦載機として運用されていた二一型推しですな。
ここの開設以前にも複数作っていた気がします。
次点は五二型。
これは初めて作った航空機模型がハセガワの零戦五二型という思い出補正というのもありますが。
三二型は一機のみここの開設以前にも作っている。
二二型は今回が初めての製作となった。
筆者としては他形式に比べるとややインパクトに欠けるようにも感じるみたいだけど、模型の出来は十分。
零戦の系譜を埋める重要な形式であることも変わらない。
こうなると他社製品や、これ以外の形式とも並べたくなるけど……。
その前に在庫処理だ。
今回はここまで。
次回こそ、並行しているAFV模型になるだろう。
次回も、お楽しみに~。
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