タミヤの3トン4×2カーゴトラック(オペル・ブリッツ)を進めていきます。
前回は荷台や荷物を組み立てて、全体の組み立てが終了した。
今回は塗装やマーキング作業をメインに進めていこう。
なんか短そうな予感。
今回は車輌だけでなく、人形も作っている。
後者はこの段階で仕上げまで持ち込んでしまおう。
このキットには2体付属していましたな。
下塗りを行う
キットの塗装は4種類。
予告通り今回は西方戦役(対フランス戦)に参加した、塗装図Dで作ってみよう。
大戦前期のドイツ軍車輌色、ジャーマングレーの単色塗装だね。
最近この色の塗装が続くね。
筆者はこの色が好きなんだ。
なんなら、ティーガーIIとかの大戦後期の車輌もこの色で塗りたいんだとさ。
近年のゲームなんかではジャーマングレーに塗られた大戦後期の車輌が出てきますからね。
そういうのを再現というのなら問題ないかと。
後は戦車道用車輌の設定で作ってみたり。
とりあえずまずは下塗り。
グレー系の色なので、陰色は黒にする。
使用したのはガイアノーツのサーフェイサー。
エヴォブラックだね。
いつも通りですな。
内容量が多いのがお気に入りの理由らしい。
ただこの瓶は蓋を開けるとき、どうしても内蓋が残るのが作業中気になるのだとか。
他の瓶に詰め替えたほうがいいかな?
車体色を塗る
その後は本来の色を塗っていく。
車体はタミヤラッカーのジャーマングレーを塗るけど……
今回は他にも使用する色が幾つかあるね。
まとめると……
- ドラム缶→Mr.カラーのフィールドグレー(2)
- 座席→Mr.カラーのレッドブラウン
- タイヤ→水性ホビーカラーのタイヤブラック
……ですな。
いずれも先に塗った黒をエッジ部分に残しつつ……。
陰色を残しつつ、とはいってもあまり神経質にはやらない感じ。
なんとなくというか、それらしくというか。
マーキング作業
ここで一旦エアブラシは片付ける。
デカールを貼り付けてしまおう。
大戦初期の車輌らしく、戦術マークとかが目立つね。
大戦後期になりますと余裕がなくなるのか、それとも情報秘匿のためか、この手のマークは見られなくなりますからね。
筆による部分塗装
ここで筆による部分塗装を行う。
ウッドブラウンやホワイトなどは他の車輌と同じような感じ。
本車の特有の部分と言えば、キャブ上の牽引表示灯。
ここはシルバーの下地にクリアーオレンジを塗っている。
下地側はラッカー系でメインは水性。
これなら下地を侵食することもないですな。
人形の塗装
ついでなのでここで人形を先に仕上げてしまう。
まずは下地塗装。
白いサーフェイサーを吹き付けて発色を確保して、ガイアノーツのノーツフレッシュオレンジを吹き付ける。
あれ、この前のシトロエンのときはノーツフレッシュピンクじゃなかったっけ。
気分だよ、気分。
その後は先に顔を塗る。
まずは瞳をホワイトとライトブルーで塗り、その後に顔を陰→ベース→ハイライトの順に塗る。
顔はブラウン、ピンク、フレッシュ、ホワイトを適当に混色して……
陰部分はブラウンを多めに。
ハイライト部分はホワイトを多めに調色。
いずれもエナメル塗料を使用していますな。
この人たちは素手なので、顔だけでなく手も同様に塗ろう。
……そういえば今回は黒のアイラインを塗っていないね。
これも以前のシトロエンのときに浮いた感じに見えたからね。
今回アイラインはなし。
陰色のブラウンのみにしてみたんだ。
そして後は服装の塗り分けですな。
通常の軍服なので、タミヤアクリルのフィールドグレーを中心に……。
今回は2人なので、髪の色を変えてより別人感を出してみた。
助手席のナビゲーターはウッドブラウンを使ったけど、なんかキャラメルポップコーンみたいに見えるね。
今回の戦果
あとはスミ入れ&ドライブラシ。
エナメル塗料のスミ入れ用ブラックと明灰緑色を使っているよ。
これで人形の塗り分けは終了。
後は車輌のウェザリングついでに、靴に泥汚れを追加するだけだ。
そのウェザリング作業は次回行うことにしよう。
次で完成になりそうですな。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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